タグ別アーカイブ: 芸備線

芸備線に関する記事です

2019/01/17~ ヌマジ交通ミュージアム「全国アニマル駅長大集合!!」

安佐南区長楽寺のヌマジ交通ミュージアム(広島市交通科学館)は、1月17日(木)からギャラリー展示「全国アニマル駅長大集合!!」を開催します。

この展示では、市内にある芸備線志和口駅の非公認猫駅長「りょうま駅長」など、駅にゆかりの動物の写真パネルやグッズなどを展示します。

会期は2月11日(月・祝)までで、2月11日を除く月曜日は休館日です。
時間は900~1700(入場は1630まで)。

詳しくはヌマジ交通ミュージアムのWebサイトをご覧ください。
http://www.vehicle.city.hiroshima.jp/VEHICLE_HP/Contents/02_tennji_annai/0201_kikaku/antarctic.html

 

JR西 2017年度平均通過人員発表

JR西日本が、「データで見るJR西日本2018」を発表し、その中で2017年度の路線・区間別平均通過人員が掲載されました。当ニュース関連線区は以下のようになりました。

・芸備線

2016年 2017年
(全線)      1699 → 1705
備中神代~東城   81 →  86
東城~備後落合   9 →  13
備後落合~三次  225 →  238
三次~狩留家   1381 → 1410
狩留家~広島   9306 → 9246
※旅客運輸収入は 1034百万円 → 1030百万円と微減

・三江線(廃止)

(全線) 2016年 83 → 163 2017年
※旅客運輸収入は 45百万円 → 97百万円

・木次線

(全線) 2016年 204 → 204 2017年
※旅客運輸収入は 64百万円 → 64百万円

・福塩線

2016年 → 2017年
(全線)       2242  → 2254
(南線)       6936  → 6987
(北線)       206  →  200

2017/10/22 【台風のため中止】備後落合駅でJR西日本OBによる駅案内(秋)

10月22日に予定されていましたJR西日本OBによる備後落合駅の駅案内は、台風接近のため中止すると連絡がありました。お気を付け下さい。

(案内する永橋さん。春の開催時の様子)

10月22日(日)、備後落合駅でJR西日本OBによる駅の案内が行われます。

案内して下さるのは、JR西日本の元運転士・永橋則夫さん。
この春から駅案内を始め、春・夏と大好評で時には待合室から参加者がはみ出してしまうほど。

備後落合で育った永橋さんの、子ども時代の備後落合の思い出、国鉄の運転士としての思い出、備後落合駅に残る様々な設備や遺構の解説など、とても濃厚なお話が聞けるイベントです。

22日は、木次線の「奥出雲おろち号」が発車した後、13時頃からスタートされるとのこと。
駅前では鉄道模型のレイアウト展示も行われるそうです。

衆院選の投票を朝一番に済ませて、備北の鉄道を楽しみにお出かけはいかがですか。

2017/10/15 りょうま駅長 就任5周年記念行事&カレンダー発売

志和口駅のネコ駅長「りょうま」の就任5周年を記念して、来る10月15日(日)に「りょうま」を見守る会が記念行事を行います。ゲストに、広島観光親善大使もやってきます!

また、昨年、発売即日完売となった「りょうま駅長カレンダー」の2018年版を、この記念行事にあわせて発売いたします。

会場 JA広島市白木支店広場 (安佐北区白木町秋山2418 白木公民館近く)

日時 2017年10月15日(日) 記念式典 10:00~11:00 展示等 11:00~14:00

内容 記念式典、写真展、地域の子どもたちの絵画展示
過去に作成した記念品や、ネコ駅長用帽子等の展示
カレンダー販売(1部1,300円)

※カレンダーの収益はりょうま駅長の医療費等に充当させていただきます

お問い合わせは 「りょうま」を見守る会 事務局 090-4102-0075(中原)へ

2017/07/10ごろ 安芸矢口駅前 歩道排水改良工事始まる

(2017/07/11撮影:王舞)

安芸矢口駅から口田郵便局前を通って、矢口三叉路へ向かう歩道で、排水改良工事が始まりました。

この区間は排水の設計が悪く、強い雨の日には歩道全体が水溜まりになってしまい、足の悪い人などは濡れずに歩けないという問題がありました。 以前より地域から改良の要望があり、安芸矢口企画からも安佐北区役所担当部署や、バリアフリー基本計画のパブリックコメントなどで要望を行っておりました。

歩道の南側(住宅・店舗側)に新たな排水溝が設けられ、歩道からの雨水の逃げ場が出来ました。これで、大雨の日でも、地域住民が安心して歩くことの出来る道になりました。

駅前、駅へのアクセスルートが改良されることで、芸備線がより快適に利用できるようになります。芸備線と地域の活性化につながってほしいものです。

2017/06/29 2016年の芸備線脱線事故、安全委報告まとまる

昨年7月14日早朝に、芸備線西三次~志和地間で発生した脱線事故。これについての運輸安全委員会の報告書が6月29日に公開されました。
http://jtsb.mlit.go.jp/jtsb/railway/detail.php?id=1894

切り通しになっている斜面に設置された、山からの水を逃がす排水溝(縦下水)の入口が大雨に流された土砂で塞がる。

排水溝の蓋の上を水や土砂が流れてしまったため、本来水が流れ落ちるべきところを飛び越えて、線路に土砂が流入。

堆積した土砂に列車が乗り上げて脱線。

ということのようです。詳しくはリンク先をご覧ください。

2017/07/16 備後落合駅・解説会オフ

このGWにスタートした、JR・国鉄のOB、永橋さんによる「備後落合駅ガイド」。
(参考)備後落合通信さんのブログから
https://blogs.yahoo.co.jp/bingo_ochiai24/14926982.html

夏に、内容を増強して再スタートするので是非来てくれと、永橋さんを支える別のOBさんからお誘いをいただきましたので、7月16日(日)に安芸矢口企画関係者で賑やかしに行こうと思います。

日曜日の11時に備後落合という、公共交通でのアクセスが難しい時間帯なので、基本は安芸矢口・各地から車で備後落合。説明会に参加して、ドライブインおちあいなどでお昼、帰りはドライバー以外はなるべく備後庄原あたりまで汽車としたいと思います。また、三次・庄原・西城でのピックアップありとします。

車を出せる人が多くなれば、台数を減らすため乗り合わせ調整などもしたいと思います。参加希望の方は何らかの方法でお知らせ下さい。

※ピックアップの希望がなければ、安芸矢口8時集合として地道を行きましょう。
※ガイド終了後はグリーンフィールド西城か洗心館に寄りたいな・・・などと

広島市、下深川駅バリアフリー設計補助金を予算計上

先にバリアフリー化基本計画が定められた芸備線の安芸矢口・下深川の両駅。
広島市の2017年度予算で、下深川駅のバリアフリー化設計に係るJR西日本への補助金が予算化されていることが分かりました。。

2017/4/18 広島市、安芸矢口・下深川駅バリアフリー基本構想を策定

バリアフリー基本構想策定の最終段階で行われた、市民からの意見募集の中で
「29年度予算として下深川駅関係の予算のみ計上されているのは如何なものか」という趣旨のものがありましたので、この内容について安芸矢口企画から広島市都市交通部に4月下旬に確認を行いました。

市によりますと、駅構内のバリアフリー化はJR西日本が主体となって実施し、国と自治体が連携して補助を付けることになっています。現在の状況としては、JR西日本から2017年度分として、下深川駅の設計費について補助申し入れがあり、市がこれを予算化しているということです。

安芸矢口駅については、市も「JR安芸矢口駅については、ホーム幅が狭いなどの様々な課題があり、現在、交通事業者において、施工方法等の検討を進めているところです。」としており、技術的問題から、下深川駅よりも時間がかかるようです。

2017/05 りょうま駅長、台湾の雑誌に載る

 

(画像は『飛鳥旅遊雑誌』2017年5月号表紙とりょうま駅長の記事(部分))

台湾で発行されている、旅行専門誌『飛鳥旅遊雑誌』(飛鳥文化事業有限公司の刊行)は最新の5月号で日本の鉄道旅行を特集し、この中で「超可愛!動物站長大集合」という記事を掲載しました。

「站」は日本で言う「駅」のことですから、つまり「超かわいい!動物駅長大集合」という記事です。記事内で「動物站長人氣王No.1」とした和歌山電鉄の故・たま駅長や、五能線鰺ヶ沢駅のわさお、阿佐海岸鉄道宍喰駅の伊勢エビ駅長など、名だたる動物駅長が並ぶ中に、芸備線志和口駅のりょうま駅長が大きく紹介されました。

りょうま駅長にはまるまる1ページが充てられ、写真4枚とテキストで「他の動物駅長とは異なり、公式に任命された駅長ではありません」「特徴は威厳を備えたその表情」などと紹介されています。ページ下部の沿線の観光・グルメ紹介では、平和記念公園、三篠川(鯉のぼり)、広島風お好み焼きが紹介されております。表紙の左下にもりょうま駅長がいます。

記事に使用した画像は「りょうま駅長」を見守る会が提供しました。この記事を契機に、台湾からの旅行者が志和口駅に来られることを楽しみにしております。

2017/04/29-30 備後落合駅でJROBが構内ガイド

庄原市西城町出身の元国鉄マン永橋則夫さん(74)が4月29、30の両日、地元備後落合駅でガイド
会を開きました。ピーク時116人もの職員が働いていた「交通の要衝」の歩みや設備を、実際に
働いた元鉄道員ならではのエピソードを交えて紹介。広島県内を始め、遠く東北地方や、首都圏、
関西圏などから訪れた鉄道ファンたちと、お客でにぎわった往年の光景に思いを馳せました。

30日の会には約40人が参加。まず出札、改札、小荷物など9人の係員が詰めていたという駅舎内
や駅前の説明を受けました。入口側のカウンターは出札窓口用、ホーム側のカウンターは小荷物
用だったそうです。駅前には国鉄職員向けに店などが建ち並び「落合銀座」と呼ばれていたとい
います。

駅舎を出て左側、現在は斜面と草むらだけになっている場所に官舎でした。職員専用の食堂や風
呂もあり、SLの灰で真っ黒になった体をきれいにしてもらおうと早めに湯を沸かしていたようで
す。冬になると、当時子どもだった永橋さんたちが竹スキーに「かもめ」「ちどり」などと列車
名を付けて斜面を滑り、服を濡らして駅へ行くと、操車係室で暖めてもらったなんて古き良き時
代の話も。職員が演芸クラブをつくって車庫で芝居を披露し、全国大会に出たこともあったそう
です。

駅舎から出て木次線ホームへ。ここからは古い写真を交えての説明です。転車台は最初7,8人が
かりで回し、後に蒸気、電動と進化したそう。トイレ前あたりに腕木式信号を操作する設備があ
り「きょうは調子が悪いなあ」と思ったら、動力機構にタヌキが入り込んでいたこともあったら
しいです。当時の手旗を持って、突放の時にどう振るかの実演もありました。次の芸備線ホーム
では、かつてあった屋台の話に。あの「おでんうどん」です。列車の到着時間が迫ると2人の売
り子さんが麺を湯がき始めますが、お客さんが多いと提供まで時間がかかったそう。定刻になっ
てもまだうどんが行き届かないケースもあり「仕方ないのう」と少しの間待ってあげたんだそう
です。指令?とやり取りできるスピーカマイク「トークバック」の紹介もありました。

給水塔へは駅の南北両側から水を引いていたことや、山陽本線が運休になった時に迂回運行でな
は・ひゅうが・かもめが備後落合までやってきたエピソードなど話の一つ一つが興味深く、参加
した皆さんは熱心に聞き入ったり、動画を撮ったりしていました。

最後の永橋さんが「備後落合駅は、3線が落ち合うから付いた素晴らしいネーミング。色んな人
が出会う場にしてほしい。もし男女の出会いがあった時は頼まれれば仲人を引き受けます」と締
め、みんなが笑顔になって会が終わりました。永橋さんは新見駅に掛け合って、木次線ホームか
ら芸備線ホームへ渡る階段に手すりをつけてもらうなど、備後落合に強い思いをお持ちで、夏休
みに子ども向けのガイド会を開きたいとも意気込んでいました。