←備後落合
小奴可→
<説明>スキーに、登山にと観光客の多い道後山の玄関駅。しかし実のところ道後山スキー場や
道後山のロッヂまでは3キロほどあり、間を結ぶ交通機関はない。その代わり駅のすぐ
裏手が高雄原スキー場になっており、木次線三井野原駅と並ぶスキー場駅になっている。
駅から100メートルほど歩いたところに駅招致の記念碑が建っている。駅前には1軒の
商店と数件の民家がある。
かつては対向式ホーム2面で、2面2線の交換可能駅であったが、現在では旧上りホーム
のみを使用し、下り線のレールも剥いで1面1線となっている。
道後山と備後落合の間は芸備線で最も山が険しいところであり、25パーミルの厳しい勾配と
半径の小さい曲線が気動車の行く手を阻む。そこここに25キロや15キロ(!)徐行区間が存在し
列車は非常に時間をかけて走破する。この区間は芸備線で最後に開通した区間である。
<所在地>広島県比婆郡西城町高尾
広島起点121.3キロ 備中神代起点37.8キロ
<開業日>昭和11年11月21日
<設備>1面1線
無人駅
待合室、トイレ、消防団の倉庫(?)
<平日発着列車>下り5本(備後落合行き5本)
上り5本(東城行き2本、新見行き3本)
<一日平均乗降者数> 1976年 88人
1981年 32人(1981年のみ「乗車人員数」)
1990年 28人
1993年 16人
2000年 4人
<名物>高雄原スキー場、道後山
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