学内誌および「企画室王舞」の本

安芸矢口企画は創設以来数々の本を発行してきました。ここでは最も古い本をご紹介します。

●島●院学内で発行した冊子などを含みます。
このコンテンツはakinet移転時から封印しておりましたが、10年ぶりに掲載します。

・おたくザウルス～覚醒時におけるマイナー文化の消費と肉体の関係について

発行.The　Eccentric/1993.11.3/リソグラフ.B5.18P.90部/完売(?)

�内容�ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー: ・恐怖座談会(マニアな座談)by●島●院35期生; ・今のJRへの文句(鉄道評論)byDMX; ・軍タクNの日記(日記)by軍タクN; ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー等等

1993年の●島●院文化祭に出展された小冊子です。この本は、ナゾシリーズ1「ナゾの本」の母体となり、安芸矢口企画の原点ともいえます。ちなみに、サークルEccentricは、鉄道、軍事、アニメ、プロレスなどを扱う総合サブカルチャーサークルでした。

・THE ECCENTRIC 1

発行.企画室王舞/1994.5/コピー.A5.52P.20部/ 完売

◆内容◆ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー: ・イベントレポート(周南ニューコミックフェスティバル・SNCF)by王舞大野; ・ラスト・ラスト(ファンタジー系小説)by葉川涙; ・メックウォーリアーRPGリプレイ(TRPGリプレイ)byサークル「クリティカルヒット」; ・ナザレのイエス(宗教ネタ爆笑4コマ漫画)byせがわ; ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー等等

コピーで52pというのは、安芸矢口企画史上で最大、この本の作成はえらくくたびれました。●島●院の他、●島女●院でも一部流通。
その後のオフセット印刷同人誌の基礎となりました。

・ナゾの本

発行.企画室王舞/1994.8/オフ.B5.20p.200部/完売

◆内容◆ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー: ・JRに安く乗る方法(生活の知恵)by王舞大野; ・日本人の90%が勘違いしていること(NTT料金について)by王舞大野; ・恐怖座談会(マニアな座談); ・軍タクNの日記(ヲタ日記)by軍タク N; ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「ナゾシリーズ」の記念すべき第1作です。「The　Eccentric」からの再録と、「ナゾシリーズ」通してのコンセプトである「生活に役立つ」に沿って書かれた王舞のコラムで構成されています。表紙は著作権を激烈に無視した"衆議院議員河○○行のトレードマーク""楽譜のコピー"と、美しくない王舞の書でタイトル「ナゾの本」といった構成でした。また、この時やたらに安い印刷屋を使ったのが祟ったのか、表紙をこすると印刷がにじんだようになり、手が汚れる、といった不具合がありました。えらく乱丁、落丁も多かったし(怒)　ちなみに、この印刷所は2003年で廃業されたそうです、南無。

広島のサークルなのに、なぜかデビュー戦が山口県徳山市(現・周南市）の即売会「ANOTHER　COUNTRY(アナカン)」、2戦目が山口県新南陽市(現・周南市)の「周南ニューコミックフェスティバル（SNCF)」という暴走っぷり。広島でのコミケデビューは秋の「COMIC　STUDIO31」（西区民文化センター）となりました。ここで上がっているイベントは、いずれも活動終了されており、同人イベントの一部営利企業による寡占化と、非営利活動継続の難しさを痛感する次第です。

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