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2016/04/10 三江線フォトトレイン 新桜編 アフターレポート

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第5回となる「三江線フォトトレイン 新桜編」満員40人のお客様にご参加いただきました。

フォトトレインのバスは三次駅を出発して、甲立駅と中国道高宮BSで広島からの参加者をピックアップ。口羽駅に向かいます。備北交通さんでは最も新しい車両を充当してくれたのことです。

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口羽では二手に分かれ、先発組はすぐに「天空の里」川角へ向かいます。口羽撮影組は駅近くの撮影ポイントで、三江線定期列車を撮影を行います(道路使用許可済)。

川角への道が狭いので、江の川鉄道応援団さんにご用意いただいたマイクロバスで移動します。ぐねぐねとした山道をしばらく登り、林が切れると一面菜の花・花桃・桜に彩られた川角集落が現れ、参加者から一斉に歓声が上がりました。

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休耕田を活用して、集落全体が3000本のハナモモ、菜の花、桜の花に包まれる「天空の里」の光景に、参加者一同大興奮!しかもこの日は年に一度の「花桃祭り」で、ハナモモの枝花の配布、邑南町のゆるキャラであるオオナン・ショウやちんどん屋がいたり、地元企業によるどら焼きの配布、特産品の販売も行われていました。

休憩所を兼ねた川角集会所では、団体ツアー受け入れにご尽力いただいた江の川鉄道応援団の日高団長のご挨拶、川角の住民の方から「天空の里」の取り組みの説明をいただき、お昼には地元色満載の「花桃弁当」をいただきました。

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左手前に座るのは、春色の角寿司。黒大豆と合わせて炊いて、春の色使いになっています。大ぶりな干し大根や蕨のお煮染め、白和えのクレソンは前日に沢で摘んだもの、そして特筆したいのがワケギなどと酢味噌和えになっているコゴミ。独特の風味とぬめりで存在感抜群でした。この他焼き鯖、厚焼き卵などが入っておりました。

お弁当は、今回も参加者に大好評。フォトトレインのお弁当は、いつも本当に「ハズレ無し」です。

川角からは、潮撮影組と貸切列車組に分かれて山を下ります。撮影組は貸切バスで潮へ先回りして、小高い撮影スポットと、潮温泉大和荘の二カ所で列車待ち。そこに口羽からの貸切列車が到着。

ロングだとこんな感じ、桜がほぼ終わっていたのが残念。

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大和荘の階段からはこのように。大和荘のしだれ桜が満開だったので、駅へ滑り込む列車と絡めて。

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撮影が終わったら、名湯・潮温泉大和荘で入浴休憩をとりました。アルコールに手が伸びる参加者もあちらこちら、ぷしゅーっ。

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潮からは全員が貸切列車に乗車して、浜原へ。
浜原では三江線全通記念碑の前で集合写真を撮影しました。撮影後は駅周辺での撮影や、「三江線フォトトレイン写真展」でお世話になっている道の駅「グリーンロード大和」さんの出張販売など。野草入りのパウンドケーキは瞬く間に完売、美郷名物「松島まんじゅう」やまたたびドリンクも完売という盛況でした。

貸切列車は浜原で折り返し、三次に向かいます。ここで今回の特別講師にご登場いただきました。
宇都井出身、昭和50年の三江線全通記念列車に車掌で乗務、元出雲市駅長の松島道幸さんです。

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現在、江の川鉄道応援団員として活動されているご講師から、三江線の経緯、全通当時の喜びと賑わい、その後の合理化と利用減などのお話をいただきました。北陸新幹線や北海道新幹線の函館開業に沸く地域と往年の三江線沿線を重ね、また、今三江線に起きていることが、今後日本のどこにでも起こりうるというお話は、フォトトレイン参加者によく響いたようです。

三江線の車窓と、思い出話をいただきながら式敷に到着。ご講師は式敷で交換する定期列車で帰られるので、参加者一同手振りでお見送り。

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式敷を発車しますと、長谷あたりから秘境駅の説明なども加えながら閉会挨拶があり、三次駅で解散となりました。

(フォトトレイン開催でお世話になった皆様)
備北交通様
JR西日本様
江の川鉄道応援団様
川本警察署様
口羽てごぉする会様
川角集落様
農産加工はすみ様
吾郷会様
潮温泉大和荘様
だいわもんど様
村上建設様
中国新聞社様
三江線魅力化プロジェクト様
美郷町観光協会様
美郷町三江線利用促進協議会様

第5回のフォトトレインも、大過なく終えることができました。

これも、ご参加いただきました皆様と、受け入れなどでご尽力いただきました関係の皆様のおかげと厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。


当日は『中国新聞』の荒木記者による同行取材が入り、4月13日朝刊で1ページまるまる使った三江線のグラフ特集が掲載されました。フォトトレイン当日の写真が2枚使用されています。この記事はWebでも画像付きで見ることができます(会員以外は冒頭部のみ)。 →季節の移ろいスケッチ 三江線の春

・季節の移ろいスケッチ 三江線の春 また乗りたい。輝く風景

中国山地を縫うように走るJR三江線(108・1キロ)。乗客の減少を理由にJR西日本が廃止を検討しているが、桜や菜の花で春めいた車窓を楽しむ観光客でにぎわっている。春の訪れをカメラで追った。

列車は、中国山地を経て日本海に注ぎ込む江の川沿いを何度もカーブを描きながらくねくねと走る。春は臨時便も走り、週末になると普段は1両の車両が2両に増える時も。島根県美郷町の潮駅では、約1キロ続く桜並木が出迎える。41年前の開通を祝い、地域の住民たちが植えて増やしていった。

沿線の写真撮影や温泉を楽しんでもらおうと、バス会社の備北交通(庄原市)が10日に開いた日帰りツアー「三江線フォトトレイン 新桜編」に同乗した。車窓からは、ゆったりと流れる江の川が見下ろせる。参加者は沿線に住民や鉄道ファンの姿を見つけると大きく手を振っていた。

中国山地の庄原市比和町出身の大番悦子さん(67)=広島市南区=は中学時代の同級生4人とツアーに参加した。三江線に乗ったのは約40年ぶり。「自然の景色に癒やされた。懐かしいので、また乗りたい」と窓の外を見つめていた。(写真と文・荒木肇)

(写真7枚省略)
(写真説明)潮駅周辺の桜並木に沿って三次方面に向かう早朝の列車(5日)
(写真説明)水を張った田んぼに映る三江線。農作業は始まっている
(写真説明)廃止が検討されている三江線に向け、民家の2階の窓に張られた応援メッセージ
(写真説明)通り過ぎる列車を見つけて手を振る子どもたち
(写真説明)沿道の人たちに車内から手を振る参加者(フォトトレイン当日の写真)
(写真説明)散った桜の花びらがピンクのカーペットのようになった道を歩く乗客(フォトトレイン当日の写真)
(写真説明)江の川の河川敷に色づいた菜の花。線路は川を見下ろすような高い位置を山に沿って走る

(記事引用:『中国新聞』2016年4月13日付朝刊)

2016/04/10 三江線フォトトレイン(第5回)新・桜編 受付開始!

2016/04/12追記

4月10日に実施いたしました「三江線フォトトレイン新桜編」は、満員のお客様にご参加いただき、事故無く終了することができました。ご参加いただきました皆様、江の川鉄道応援団様、備北交通様、他関係の皆様に厚く御礼申し上げます。


2016/04/08追記

三江線フォトトレイン(第5回)新・桜編は、満員御礼・受付終了となりました。
多数のお申し込みをいただきありがとうございました。
情報拡散にご協力いただきました皆様にも厚く御礼申し上げます。


乗って・撮って・眺めて 楽しむ
貸切列車で行く春の三江線!

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・撮り鉄の「先達」が同行、口羽・潮の2カ所で桜×列車を撮影
・桜並木が美しい名湯・潮温泉でゆったり入浴&お花見
・「天国に一番近い里」川角の、ハナモモ祭りに参加
・「日本一のローカル線」三江線で貸切列車に乗車

「三江線フォトトレイン」は、安芸矢口企画が三江線沿線の皆様と協働してお届けする旅行企画です。
第5回、新・桜編の参加申込みが始まりました!

第5回では、新・桜編として桜並木が美しい名湯・潮温泉と、集落一面にハナモモが植えられた「天国に一番近い里」こと邑南町川角を訪ねます。

三江線はゆったりと貸切列車に乗車します。
18きっぱーと団体旅行がカチあって満員列車・・・という悲劇にはなりません。

開催日:2016年4月10日(日)

川角(かいずみ)集落の素晴らしい景観については、
天国に一番近い里 ~桃源郷~(邑南町)」(しまね市町村ナビ)をご参考に

旅程・旅行代金等の詳細はチラシの画像をクリックしてご覧ください。

 

お申し込みは備北交通(0824-62-3372)にお願いします。


『中国新聞』でご紹介いただきました!

・撮影&温泉で三江線を満喫 10日にイベント

春を迎えた沿線の写真撮影と温泉を楽しむ日帰りツアー「三江線フォトトレイン 新桜編」が10日、開かれる。鉄道ファンでつくる安芸矢口企画(広島市安佐北区、小野和彦代表)の主催。参加者40人を募集している。

広島バスセンター、JR三次駅前とも午前8時半集合。バスで移動してJR口羽駅(邑南町下口羽)近くの桜並木や、2千本のハナモモを植えて地域おこしをする邑南町川角地区を散策する。潮駅近くの潮温泉(美郷町潮村)に入浴し、三江線の貸し切り列車で三次駅へ。乗り換えて芸備線で広島駅に戻る。

参加費は広島発着が8800円、三次駅発着が6500円。備北交通Tel0824(62)3372(平日午前9時~午後6時)。

(記事引用:『中国新聞』2016年4月5日付朝刊)

2016/04/10 三江線フォトトレイン(第5回)新・桜編 開催決定!

三江線沿線の皆さんと安芸矢口企画が企画する、「三江線フォトトレイン」の第5回、新・桜編の開催が決定いたしました!

第5回新・桜編では、三江線乗車、桜並木が美しい潮駅、潮温泉大和荘、ハナモモあふれる「天国に一番近い里」川角などを訪れます。

実施日は2016年4月10日(日)です。

備北交通さんから近日発売となりますので、皆様スケジュール確保よろしくお願いいたします。

(予告)2015/08/30 三江線フォトトレイン・祝編 を開催します

三江線沿線住民・事業者と安芸矢口企画は、協働企画「三江線フォトトレイン」の第2回となります「祝編」(いわいへん)を三江線全通40周年記念行事が行われる8月30日に開催いたします。

gn20150329h(第1回・桜編の集合写真)

今年3月末に好評を博した「三江線フォトトレイン」。第2回となる「祝編(いわいへん)」では、8月30日に行われる三江線全通記念行事と記念列車を中心軸にして、三江線と沿線の魅力を味わえる日帰り企画をご用意しました!

「三江線フォトトレイン・祝編」7つのお楽しみ

・水害で流出した後再建され、復旧のシンボルとも言える「井原川橋梁」で全通40周年特別列車(キハ126)を撮影

三江線全通40周年記念行事(浜原隣保館、浜原駅前)に参加、地域といっしょにお祝い。神楽の鑑賞も。

・浜原駅での全通40周年記念列車出発式に参加・撮影(オプションとして、特別列車乗車も可能)

・三江線の名湯「潮温泉」にご入湯

石見神楽の絵付け体験、オリジナルカラーの神楽面を作って持ち帰り可能

天空の駅「宇都井」から三江線に乗車。地域からのおもてなしも。

・前回大好評だった山くじら(イノシシ)のお弁当を今回もご用意

この旅行は庄原市のバス会社、備北交通さんから後日発売されます。正式な募集が始まりましたら、改めてご案内いたします。