カテゴリー別アーカイブ: 芸備線ニュース

芸備線を中心とした非電化陰陽連絡線の情報

2022/08/10 ローカル鉄道応援ポスター2022を制作・掲出しました


(ポスターサンプル)


(清流線掲出の様子)

ローカル鉄道応援ユニット・安芸矢口企画は、「ローカル鉄道応援ポスター2022」を制作し、8月8日頃から錦川鉄道全車(4両)に掲出しております。

「ローカル鉄道応援ポスター」は、なかなか乗りに行けないローカル鉄道にポスター広告を掲出して、広告費で鉄道事業者を応援する取り組みです。2007年から始めており、2022年版で8代目のポスターとなります。

今回は、前回2018年版からスタートした「ローカル鉄道の楽しみ方」シリーズの第2回として、「トロッコ列車で行こう!」と題してトロッコ列車に乗車して車窓を楽しむ少女を描写いたしました。車両および舞台は、旧三江線の廃線敷を活用してEVトロッコを走らせている、NPO法人江の川鐵道の宇都井駅公園およびチモハ02形としました。

イラストの作画は、2018年版に引き続き、ちくわさん https://twitter.com/CKW552001 にご担当いただきました。

【掲出箇所】
清流線車内の他にも、各社のご協力によりご掲出いただいております

・錦川鉄道車内 全4両
・岩国駅0番乗り場
・地底王国美川ムーバレー

【広告スポンサーを募集します!】

「ローカル鉄道応援ポスター2022」の広告スポンサー(一口3,000円)を募集いたします。

スポンサーになっていただきますと、「support」欄にご希望の名義(*)を入れたローカル鉄道応援ポスターを、清流線の駅に掲出させていただきます。

掲出期間は2022年9月15日頃~2023年3月31日となります。
掲出先は、先着2名様までが錦町、3番目の方は清流新岩国、4番目の方は北河内、5番目以降の方は未定となります。

ご希望の方は、お名前、ご住所、お電話番号、メールアドレスと掲載ご希望の名義を記入したメールを ohmy@geibies.com にお送りください。お問い合わせも同じメールアドレスにお願いいたします。

多数のご協賛をいただくほど、清流線への広告費が増大し、江鉄の露出も増え、両社への支援となります。ご協力くださいますよう、よろしくお願いいたします。

(*)掲載名義は、清流線の広告規定、文字数・内容等により変更をお願いする場合もございます

2021/12/26 第2回中国地方ローカル線ファンミーティング

昨年コロナのために開催できなかったファンミーティングを、改めて12月26日に開催予定です。

昨年お申し込みいただいた方への優先申込期間が終了し、いくらか空きができましたので一般の方のお申し込みを受付いたします。

参加ご希望の方は メール ohmy@geibies.com またはtwitter @aki_yaguchi 宛のDMに、
「お名前、お電話番号、メールアドレス、ご住所」を書いてお申し込み下さい。

多数のご参加をお待ちしております。

2021/02/25 矢口三差路改良工事(安芸矢口駅前)

安芸矢口駅とその駅前にとって、2021年は大きな変革の年となります。

駅のバリアフリー工事は、新機器室の整備と駅入り口のスロープが3月中に完成。
続いて上り線(三次方面)の軌道新設・線路切替、順調であればホームの拡幅本工事も始まる見込みとなっています。

駅前ではフレスタおかず工房矢口店の一時閉店・全面建て替え工事が始まりました。

そして、長年の懸案であった矢口三差路の改良と周辺歩道の拡幅工事がいよいよ最終段階に入ります。本日はこの改良工事の図面を入手いたしましたので、安佐北区地域整備課承諾のもと、掲載いたします。

・安佐大橋・安芸矢口駅方面から来る道路(県道矢口安古市線)に右折レーンを新設。
右折車が横断歩道前で停止した場合でも、左折車を流せるようにし、渋滞を緩和します。

・狭かった安芸矢口駅方面への歩道が、フレスタ前も含めておおむね3メートル以上に
拡幅されます。これにより、駅からのバリアフリーな歩道が県道37号線(県道広島三次線)
までつながります。

・矢口安古市線の車線新設で、間口が南側に拡がるため、下り線の矢口バス停が
交差点南側から交差点北側に移設されます。

矢口三叉路の工事は、年内に完了する予定です。渋滞の緩和とバリアフリー化が進むことで、地域がより活性化し、車に乗れなくなっても住み続けられる町に近づくこと、地域住民としてとても心強く思います。

2020/12/27 第2回中国地方ローカル線ファンミーティング(開催延期)

2020/12/20 追記

12月27日開催予定でした「第2回中国地方ローカル線ファンミーティング」は、全国的な新型コロナウィルス感染症の拡大、特に広島市での急激な感染拡大を受けて、急遽開催を延期させていただくこととしました。直前の決定となりましたこと、深くお詫び申し上げます。

開催はコロナウィルスの状況、ご講師のご都合もうかがいながら、2021年5月以降で調整したいと思います。お申し込みいただきました皆様には、改めてご案内いたします。

2020/11/9 追記
ご好評につき、ファンミーティングそのものは満席・受付終了となりました。
多数のお申し込みをいただき、ありがとうございました。

美川ムーバレー様のご協力をいただき、
地底ホールで行う講演(1)(3)を聴講できる、入場整理券を当日販売いたします。
入場整理券は300円で、会場後方への着席となります。

「第2回中国地方ローカル線ファンミーティング」は、安芸矢口企画が年末にお届けする、ローカル鉄道ファン・ローカル鉄道を応援する団体・交通事業者のための、交流と学びのイベントです!
年末の一日をぜひご一緒に。

★ここでしか聴けない!?三大講演★

基調講演 米子工業高等専門学校教授 加藤博和先生

三次市・庄原市・岩国市など中国地方のあちこちの公共交通会議に参加され、公共交通維持・改良の最前線で活躍されている、米子高専の加藤博和教授に、「公共交通の改善プロセス」という演題で基調講演をいただきます。外部からは見えにくい、行政と交通事業者の関わりなど、教えていただこうと思います。
米子の加藤先生と言えば、院生時代に備北交通についての研究(自費出版)、次いで芸陽バスについても本を出され、後にプロの研究者になった方で、広島の交通趣味者にはおなじみですね。私ども(安芸矢口企画)の地元でも、「やぐちおもいやりタクシー」の立ち上げ・運営に関わっていただき、何かとご縁があります。

講演2 錦川鉄道株式会社 古本高博社長

列車以外では到達できない、列車で降りてもどこにも行けない、そんな不思議な存在である
「清流みはらし駅」が開業して1年半あまり。
清流みはらし駅設置の狙いと経過、コロナ禍の影響も含め、鉄道の観光利用の現況と課題をうかがいます。

講演3 美川開発株式会社 (演者未定)

江戸期より、幾度かの中断を挟みつつも平成5年まで錫・銅・タングステン鉱山として採鉱が行われた玖珂鉱山。閉山から3年、鉱山跡は謎の古代文明が発掘されるテーマパークとして再生。何故「ムー」なのか。その背後ではどのような意思決定と紆余曲折があったのか。産業遺産の観光化の先達に教えていただこうと思います。


★5つの見所★

(1)往路はキハ40(烏山色・観光改造車)の貸切列車!
車内で講演(2)を行います。

(2)清流みはらし駅を下車見学
冬場に寒風吹きすさぶ清流みはらし駅に降りる機会なんて、当行事以外には無いかも??

(3)美川ムーバレー・地底ホールに入場・講演を聴講
タングステン鉱採掘跡を拡張した、異世界感あふれる「地底ホール」に入場し、ここで
基調講演および講演(3)をいただきます。外は真冬でも、鉱山内は一定の温度が維持
されています。入ったら皆さん驚くかも?

(4)参加者による活動発表・懇親会
講演が終わったら、対岸の交流施設「山ほたる」に移動して懇親会を行います。
希望者・希望団体にはショートスピーチ(活動発表)もしていただけます。

(5)復路も定期列車に専用車両を増結
ゆったりと交流しながら岩国へ。この時間が実は貴重でして、前回(2017年)もここで
後につながる出会いが生まれています。


実施日は 2020年12月27日(日)、12時10分集合~19時解散
参加費は 一般 4,500円 学生・生徒・児童 3,500円
全行程の移動と懇親会での茶菓を含みます。

新型コロナウィルス感染症の拡大防止のため、列車・バスに乗車する参加人数を、講師を除き30名までといたします。また、各自マスク着用などの配慮をしていただきますようお願いいたします。

参加のお申し込みは、安芸矢口企画(小野)まで。
参加者される方のお名前とメールアドレス、電話番号をお知らせ下さい。
電話 090-8363-3467 メール ohmy@geibies.com
facebookのメッセージや、twitterのDMでも受付可能です。

【訃報】古垰浩吉さん(新栄寿司店主)

2020年2月8日付『中国新聞』お悔やみ欄に、新栄寿司の大将・古垰浩吉さんが2月7日に73歳で死去されたと掲載されていました。

本日(2月13日)、安芸矢口企画メンバーが弔問にうかがいました。
ご遺族と相談の上、以下のことをお知らせいたします。

・三江線でお世話になった人たちに、亡くなったことをお知らせするため
WEB・SNSに訃報(この記事)を掲載いたします。
・お店は奥様が引き継がれ、4月頃に居酒屋のような形で再開される予定です。
・奥様から三江線ファンの皆さんへ
「三江線の(代替)バスもあるけえ、また川本へ来てください」

三江線と、三江線で川本を訪ねた人たちのため、尽力された新栄寿司さん。
お店が再開されましたら、亡くなられた大将への感謝と思い出を語りに、
また川本をたずねたいものです。

謹んで、お悔やみを申し上げます。

2020/02/24 廃止鉄道がよみがえる!駅遊びファンミーティング


安芸矢口企画では、来る2月24日(月・振替休日)、広島市西区民文化センターにて「廃止鉄道がよみがえる!駅遊びファンミーティング」を開催いたします。

廃止された鉄道が、地域の人たちの手でよみがえる!
よみがえった駅で遊ぶ!
あなたの2020年のお出かけを色鮮やかにする、魅力が伝わる3時間のプログラムです。

 

内容盛りだくさん!!

・旧服部医院を再活用する会(旧三江線宇都井駅近く)代表 井上英司氏 トーク

・廃線活用をする団体による魅力アピール、事業計画発表、グッズ・雑貨販売
NPO法人江の川鐵道・伊賀和志江の川鐵道(三江線口羽駅・伊賀和志駅・宇都井駅)、
駅舎カフェRomui(可部線安芸飯室駅)他

・山口大学鉄道サークルの展示
・現役駅イベントPR(あき亀山駅「終着駅マルシェ」、備後落合駅清掃活動)
・駅舎焙煎コーヒー(Romui)
・イノシシ料理缶販売(おおち山くじら)

・鉄道系古書ミニ即売会(谷口屋書籍雑貨店)
・鉄道フリーマーケット (参加者募集! ページ下部をご覧ください)

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開催日時  2020年2月24日(月)12:30~15:30
(トーク・団体発表は13:00~15:00)
会場    広島市 西区民文化センター 3F大広間
(JR山陽本線横川駅前)

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【鉄道フリーマーケット】参加者募集

鉄道に関わるものが1点でもあれば、参加OK!
1スペース (長机の半分45cm×90cm、椅子1脚付き)参加費500円

不要になった模型や資料を売るも良し、自作の本を売るも良し、
販売せずに展示だけしてもよし。

・まずはメールで参加予約→ ohmy@geibies.com に
住所、氏名、電話番号、メールアドレス、必要スペース数(1or2)を
お知らせ下さい。
・当日12:00~12:30に会場で申込書の記入と参加費のお支払いをお願いします

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【主催・お問い合わせ】

安芸矢口企画 090-8363-3467(小野) ohmy@geibies.com

2019/12/22 「ローカル線で行こう!鉄旅ガイド」発売記念 やまもとのりこトーク&サイン会


やまもとのりこさんの新著「ローカル線で行こう!鉄旅ガイド 広島・島根・岡山」が、2019年12月17日に南々社より発売されます。

芸備線・福塩線・井原鉄道・木次線・旧三江線沿線の観光スポットやグルメ、温泉、宿泊などを紹介。路線図、駅からのバス・タクシー情報、年間イベントカレンダーなど 乗り鉄旅行に便利な情報を掲載。どこよりも速く、江の川鐵道を紹介するガイド本となりました!!A5判フルカラー128ページ、1200円+税です。

安芸矢口企画ではこれを記念して、やまもとのりこさんをお招きしてのトーク&サイン会を開催いたします。

開催日時 2019年12月22日(日)19:00~20:00
会場   谷口屋書籍雑貨店(芸備書房・安芸矢口企画本所) →地図
内容   やまもとのりこさんトーク、サイン会

入場無料、1ドリンク制です。
サイン会は他店購入分の持ち込み可ですが、当日現場でご購入いただけるとありがたいです。

お問い合わせは安芸矢口企画 090-8363-3467 へお願いします。

2019/5/24~ 風土記の丘「がんばれ! 芸備線・福塩線」展

みよし風土記の丘ミュージアム「がんばれ!芸備線・福塩線」展チラシ

三次市小田幸町の広島県立歴史民俗資料館(みよし風土記の丘ミュージアム)で、5月24日からギャラリー展「がんばれ!芸備線・福塩線」展が行われています。

風土記の丘での春の鉄道写真展も、レギュラー化して来た感も出てきましたが、今年は昨年7月の豪雨災害で大きな被害の出た芸備線と福塩線に絞って、キハ20系一般型気動車を主役に据えて展示を行われるようです。是非ご観覧下さい。

開催期日 5月24日(金)~7月21日(日)
※ 毎週月曜日は休館 (ただし7月15日(月)は開館、翌7月16日(火)が休館)

開館時間 9時~17時 (最終入館16時半)

会場 みよし風土記の丘ミュージアム(県立歴史民俗資料館)歴史民俗展示室

料金 ミュージアム常設展料金のみで入場可(大人200円、大学生150円、高校生以下無料)

電話 0824-66-2881

2019/4/4 広島市に芸備線について要望を行いました

安芸矢口企画では、広島市道路交通局都市交通部にJR芸備線に関して以下の要望を行いました。
(写しを取っていないので要旨)

(1)2018年7月災害からの復旧以降、芸備線の朝ラッシュの列車が軒並み1両減車になっている。
車内の混雑はかなり酷く、減車が常態化しないよう市からも申し入れをしてほしい

(2)代行輸送が長期化し、「鉄道がない」ことを前提に生活を変えた人もいる。
芸備線が全線復旧したとしても、利用者が戻らない恐れがある。今後の公共交通と
地域を守るために、復旧時にはセレモニーのようなものにとどまらない利用促進策を
講じて欲しい

これに対し4月4日、同部の交通対策課長名で以下の回答がありました。

(1について、抜粋)
平成30年7月豪雨災害以降の芸備線における車両数について、JR西日本に確認したところ、「現在暫定ダイヤで運行している広島~狩留家間において、朝ラッシュ時に1編成あたりの車両数を減車していることについては、狩留家~白木山間の橋梁が流出し、白木山駅以北にある車両を広島方面に回送できなくなったことによるものです。」との回答がありました。

(2について、抜粋)
本市など沿線市で構成する芸備線対策協議会では、芸備線が地域間の大量輸送手段として、また通学・通勤をはじめ住民生活の移動手段として、重要な役割を担っていることを踏まえ、昨年10月にJR西日本に対して、芸備線の早期復旧に向けた要望を行いました。この中で、沿線地域の交流促進と利用者の増大に資する利用促進策をJR西日本と共同で実施することを併せて要望しており、全線運行再開が見込まれる本年秋頃を一つのタイミングとして捉え、利用促進策の具体化に向けて検討を進めていきたいと考えています。


市からの返答について所感を述べますと、

減車については、字面だけでは「減車の理由はこうでした」ということのみで、9月以降どうなるということが書かれていません。希望的観測をすれば、言外に「なので、復旧したら元に戻ります」という意味が込められている・・・となるのですが果たして。

利用促進については、赤字で示した部分が気になります。特に「沿線地域の交流促進」という言葉を使っていることに大注目です。芸備線を用いた交流促進・・・ベタなところだと観光キャンペーンでしょうか。三次市はもののけ博物館も4月26日に開館し、開館直後の混雑を避けて秋ぐらいに見に行くのが丁度良いかもしれませんね。対策協議会がどんな施策をされるのか、期待して待ちましょう。

年度末のお忙しい時期に、丁寧な書面回答をいただきました広島市都市交通部のご担当者様には、厚く御礼申し上げます。

 

2019/03/21 やぐちおもいやりタクシー15周年記念イベント

JR芸備線安芸矢口駅の周辺で運行されている乗り合いタクシー「やぐちおもいやりタクシー」は、2003年8月の運行開始から15年の年月を数えました。

これを受けて、運行事業者、住民団体、行政、有識者などで構成する「やぐちおもいやりタクシー活性化協議会」は、来る3月21日に15周年記念イベントを開催します。

イベントでは河井衆議院議員、米子高専の加藤教授、広島市の藤田都市交通部長、活性化協会長で口田学区町内会連合の越智会長らが挨拶。この他花束贈呈やくす玉割り、車両の展示、過去の報道の映像・記事の上映・展示が行われます。また、当日は祝日ですが「やぐちおもいやりタクシー」を無料で臨時運行します。

この行事は元々2018年夏に計画されており、2018年7月災害の影響で延期されていたものです。やぐちおもいやりタクシーは、15年間の継続運行、そして7月災害の被災地域での早期運行再開などを評価され、2019年1月には「平成30年度広島市民賞」を受賞しました(受賞主体は活性化協議会とやぐちタクシーの2者)。