午前6時前に、江津駅に到着しました。代行バス関係の掲示などはすでに外され、駅には三江線始発待ちとおぼしき人が多数。

発車案内を見ると、前日までの「駅前　代行バス　時刻　行先　４」の表示ではなく、普通の・・・って「大幅に遅れ」！？　と、これはどうやら表示ミスのようで、列車は定刻に発車できるようです。

チーム三江線「三江線　ミクさんと　全線復旧編」のために、ねんどろミクさんのカットを撮影します（このカットは結局使用せず）。さすがは世界の歌姫ミクさん、たちどころに周囲の人々から撮影を求められます。このうちのお一人が、どうも「備後落合駅通信」の中の人だったようで、同通信7月号に江津駅でのねんどろミクさんの画像が掲載されております。

ホームへ移動します。1番線の壁に再開を祝う掲示が！

さらに、3番線から見えるフェンスにも活性化協・期成同盟による「おかえりなさい、三江線」の横断幕です（この横断幕は三江線全駅に掲出されたとのこと）。

ホーム上には、「さあ、三江線に乗ろう」とプリントされたはっぴを着た自治体職員さんや、JRの広報さんも姿を見せ、始発列車の入線を待ちます。そして待つことしばらく・・・

再開初列車が入線してきました。カメラの放列が列車を迎えます。列車が3番線に停止し、再開を待ちかねていた地元の方も、遠来のファンも皆笑顔で乗車します。入り口ではっぴ姿の自治体職員さんから、乗車記念品を受け取って三々五々席を占めます。そして午前６時、ついに復旧初列車が江津駅を発車！三江線江津口の列車運転が再開されました。

発車直後の車内の様子です。進行方向側の運転台周辺はJR関係者とかぶりつき勢が占め、客席は地元の方が多いようで配られたパンフレットを開く人多数。後方運転台周辺はJR関係者と自治体関係者が立っておられました。

列車が江津本町を過ぎますと、一人の男性が立ち上がり「皆さんと祝杯を挙げたい」と、紙コップを配って回り、さらに清酒を注いで回りました。地元の方かな、と思いましたが実はこれは遠征組のHN「ドイツワインの騎士」さん。画像は乾杯の瞬間です。

途中、川戸駅では地元神楽団の方がお出迎え。お祝いの飴も配られていたかと思います。

豪雨で橋脚が流された、井原川橋梁を渡ります。後方、護岸の白い部分が今回復旧・強化された部分。このとき、撮影しているのとは反対側の川岸で、復旧工事に当たった方々が万歳三唱をしていたとのこと。見られずに残念無念！

列車はやがて石見川本に到着し、復旧式典撮影のため下車となりました。以下「三江線ついに全線復旧(2)」に続きます。