月別アーカイブ: 2016年10月

安芸矢口企画本所 11月の開所日

11月の本所開所予定日です。

4日(金) 2100~2300
9日(水) 2100~2300
14日(月) 2100~2300

19日(土) 2000~2300 一時間短縮
22日(火) 2100~2300 鉄道系雑誌入荷予定日
24日(木) 2100~2300
27日(日) 第7回三江線フォトトレイン実施予定日
29日(火) 2100~2300

皆様のご来所をお待ちしております。

11月は週末の開所が19日(土)しか無い上、この日も店主の都合で短縮となり、19時から開所する日がございません。
皆さまには大変ご不便をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。

9日は、メンバーに11月生まれが多いことを記念した(?)恒例の合同誕生会です。
何か1品、飲食物の差し入れをお願いします。

27日は宇都井駅のINAKAイルミを軸とした、第7回三江線フォトトレインの実施予定日です。
詳細は後日お知らせ致します。

2016/10/15 三江線絵はがき発売

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島根県邑智郡美郷町で道の駅「グリーンロード大和」を運営する合同会社だいわもんど(同町)と、三江線ファンなどで作る任意団体三江線魅力化プロジェクトは、四季の三江線風景を16枚の写真で綴った絵はがき「POST CARD三江線」を発売しました。

写真を提供したのは、「三江線フォトトレイン」のご講師も務める山岡亮治・田原幹夫の両氏です。青空を背に宇都井駅近くの鉄橋を渡る急行型車両、潮の桜、雪の口羽、レンゲソウや朝霧など、様々に美しい三江線の風景が切り取られています。

沿線の方の思い出として、旅の方のお土産として、お求めいただければと思います。特に旅の方からは、三江線への旅の記念となる「形の残るもの」(食品類以外)へのご要望が根強くあり、このたびの絵はがきはそれに応えられるものです。

絵はがきは16枚組で800円(税込み)。グリーンロード大和と三江線魅力化プロジェクトが関わる一部のイベント会場で購入可能、沿線外ですが安芸矢口企画本所でも購入できます。販売場所は今後増える可能性があります。

お問い合わせはグリーンロード大和 0855-82-2812


三江線の魅力忘れないで ポストカードを制作 

廃止とバス転換が決まっているJR三江線の魅力を知ってもらおうと、イベント活動を展開している住民団体などが、三江線のポストカードを制作し、販売を始めた。四季の自然美に彩られた沿線風景と列車を写した16枚セットで、関係者は「三江線のある風景を忘れないでほしい」と活用を呼び掛けている。

制作したのは、沿線の島根県美郷町の住民有志でつくる合同会社「だいわもんど」と、沿線でイベント活動を展開している三江線沿線魅力化プロジェクト。写真愛好家の田原幹夫さん(42)=美郷町在住=と山岡亮治さん(45)=広島市在住=から写真提供の協力を得て、四季折々のベストショットをそろえた。

美郷町の潮駅を撮影した一枚は、構内を彩る桜並木と神楽ラッピング列車の鮮やかなコントラストが印象的。雪化粧した棚田と1両列車を捉えた写真からは、里山の原風景を愛する撮影者の感性がにじむ。

ポストカードは1セット800円で、同町長藤の道の駅グリーンロード大和で購入できる。また、販売する店舗や団体を募集しているという。

だいわもんど社員で、同道の駅駅長の高橋由美さん(50)は「ポストカードを通して三江線の魅力を伝えたい。受け取った人が沿線に思いをはせてくれればうれしい」と話した。

(記事引用:『山陰中央新報』Web 2016年10月23日付)

2016/11/26・27 INAKAイルミ@おおなん2016

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三江線宇都井駅と駅周辺の集落全体がLED照明で幻想的に彩られる、邑南町の「INAKAイルミ@おおなん」が今年も開催されます。

「INAKAイルミ@おおなん」は、田園風景の中にそそり立つ「天空の駅」三江線宇都井駅を厳かに青くライトアップ、足もとに広がる田には「稲穂イルミ」が黄金色に輝き、「ほたるイルミ」が漂う川には光で表現されたハンザケ(オオサンショウウオ)が出没するという、田舎の景色の柔らかさに、光の美しさを添えるイベントです。邑南自慢の「A級グルメ」の屋台村も出ます。

2016年は、従来からのイルミネーション、おにマン(LEDで闇夜に目や口が不気味に輝くゆるキャラ)、イルミマン(LED人間、異星人らしい)などの他に新企画の「大行灯」が登場するとのことで、また新しい楽しみが増えそうです。


「INAKAイルミ@おおなん2016」

開催日  2016年11月26日(土)・27日(日)
開催時間 16:00~20:30(予定)

入場無料

アクセス
・三江線宇都井駅下車すぐ
三次発16:56の列車(宇都井18:00着)、浜原発17:04の三次行き(宇都井17:35着)で宇都井に入ると、三江線オリジナルキーホルダー(非売品)がもらえます

・臨時駐車場(羽須美中学校)から無料シャトルバス

問い合わせ
INAKAイルミ実行委員会事務局(邑南町役場商工観光課)
0855-95-2565


安芸矢口企画では、INAKAイルミ@おおなん2016二日目となる11月27日(日)に、第7回となる「三江線フォトトレイン」を予定しております。後日、当「芸備線ニュース」でご案内いたしますので、ご期待下さい。

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【げいびーず】吉田口駅 元祖谷上農園さん(梨狩り)

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(作画 maniさん)

娘たちを連れてやってきたのは、吉田口駅から徒歩10分ほどの、元祖谷上(たにがみ)農園さん。
開業1900年、116年の歴史を持ち、毛利家御用達の名水・皈来庵水で育てた美味しい梨が売りの観光農園だ。

吉田口の駅からまっすぐ県道37号線に出て、左(広島市方向)に進み次の信号を右へ。
江の川の支流、戸島川を渡って少し丘を登る。駅から歩いて概ね10分で到着だ。

段々畑に梨の木がずらっと並ぶ。樹上に見えるのは梨の実ではなく、たくさん赤い袋だ。
袋の中では、袋に守られた梨の実がもがれるのを待っている。
袋の色は梨の品種ごとに違うそうで、赤い袋は新興梨、黄色い袋は二十世紀梨。
この他にお盆頃に出荷される早生の「愛甘水」、オーソドックスな赤梨「豊水」、晩生の「晩三吉(おくさんきち)」が栽培されている。

こちらでは、通常の梨狩りができるのは豊水と二十世紀。新興での梨狩りは予約限定なんだとか。

入園料800円を支払い、もいだ梨を入れるかごとプラスチックナイフ(別売り10円)を受け取り、スタッフさんの案内で梨畑へ。

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畑へ下る坂の途中に、1本だけで生えている梨の古木。こちらは開園当初(1900年)から植わっている晩三吉とのこと。川向こうの芸備線、その全身の芸備鉄道よりも古いということになる。

梨畑に入る。

背の低い梨の木は、古い木だそうだ。人の手で収穫しやすいように、低く育てられていた。
逆に新しい木は背が高い。こちらは機械での収穫に対応するため、樹下に機械が入れるだけの高さが必要とのこと。

だから、ここでの梨狩りには古い木の方が向いている。背の低いうちの娘でもゆうゆう梨がもげるし、スタッフさんいわく「幼稚園児でも手が届くところに梨がたくさんあります」だそうな。

枝についた梨を、持ち上げるように動かしてやると実に簡単に枝から離れてくれる。袋をはずし、皮を剥く暇も惜しんでそのままかぶりついてやると、溢れた果汁が手を伝って落ちる。口の中にはシャクシャクとした食感と独特の香気を持った甘い甘い果汁が満ちる。今年食べたどの梨よりも美味い。流通・保存でくたびれていない梨というのはかくも美味いものかと驚かされる。

たちまちのうちに梨ひと玉が芯だけとなり、皮入れバケツ行きに。すぐ次に行きたいところだが、娘たちが皮剥きにあずっているので手伝ってやらなければ・・・


●今回の訪問先●

「元祖谷上農園」

〒739-1103 安芸高田市 甲田町下小原3401-1  (芸備線吉田口駅から徒歩10分、駐車場有り)
TEL/FAX:0826-45-3080

梨狩りは、豊水と二十世紀が対象で、2016年の場合9月3日~10月2日の営業。
新興梨(10月初~中旬)は予約に限り梨狩り対象とのこと。

営業時間 10:00~16:00

入園料 小学生以上 800円 4歳以上の未就学児 400円

食事の持ち込みOK。
食事・バーベキュー用の屋根付きスペースがあり、七輪のレンタルは大型1500円/台、小型1000円/台。
食材とのセットではなく、七輪単体の料金設定なのが嬉しい。

梨と飲み物は現地販売有り。

2016/10/05 安芸矢口駅近くで人身事故

10月5日午前6時12分ごろ、広島市安佐北区口田南の芸備線安芸矢口~戸坂間で、広島発狩留家行き普通列車の運転士が線路内に座っている女性を発見しました。運転士は列車に非常ブレーキをかけましたが間に合わず、女性と接触。女性(40)はその場で死亡が確認されました。乗客・乗務員にはありませんでした。現場は安芸矢口駅から南に800メートルほどの踏切の近くで、周囲は住宅や小規模の工場などが多い地域です。警察が事故の原因を調べています。

この事故が朝のラッシュを直撃し、狩留家~広島間で上下線あわせて7本が運休、8本に最大110分の遅れが発生し約4340人に影響が出ました。

Webでは女性が線路に座り込んでいたことから、自殺ではないかという声が強く、近所に通勤しているという男性からは「踏切に頭蓋骨の破片が落ちているのを見た」といった投稿もありました。

(参照:『中国新聞』、広島ホームテレビ)