(2016年6月3日安芸矢口駅、撮影:王舞)
芸備線開業101周年となる6月1日、広島発752の列車にキハ40の「レノファ山口」ラッピング車両が充当され、話題を呼んでいます。これから数日間
このラッピングはJR西日本と山口市が連携して観光PRとして実施するもので、サッカーJ2「レノファ山口」のチームカラー・オレンジを基本に、同チームのマスコット「レノ丸」やチームエンブレムを配し、側面には「明治維新策源地山口市」といったPR文言も記されています。
この車両はこれまで山口線・山陰本線で運用されていたのですが、このたび新山口からはるばる100kmを超える回送を経て、共通運用になっている芸備線に入線したものです。これから数日にわたって芸備線で運用され、また山口に戻ることになりますが、ラッピング期間が3年間(~平成31年3月末)ありますから、今後何度か芸備線運用に就く機会があるものと思われます。
各SNSでも早速話題になり、「見たことのない列車が来た」「芸備線が派手になった」などと概ね好意的な反応をしているようです。レノファラッピング車両が、山口県外で走ることに賛否はあると思いますが、観光PRとして実施する事業であれば、むしろ県外でどんどん走らせた方がPRになるのかもしれませんね。