2月7日、国会で平成30年度第二次補正予算が成立しました。
この中で、芸備線安芸矢口駅バリアフリー化についても、設計費として300万円(年度分)の補助が決定し、河井克行衆議院議員・森本真治参議院議員が相次いでWebに速報しました。これを受けて、広島市から安芸矢口企画に計画概要図を提供していただきました。
整備内容を、駅の入口側から見て行きましょう。
なお、説明には推測を含みますので、もし違ったものになった場合にはごめんなさい。
駅舎入り口
・駅舎入り口にスロープ増設 自転車などは少し通りにくくなるかも?
待合室内
・券売機蹴込改修
券売機の下側に、車いすの先端が入るスペースを確保する内容か
・音声音響案内装置整備
お手洗い関係
・多機能トイレ整備
現行トイレへの通路から分岐する形で増設。改修したばかりの男女トイレを再改装するのは回避された。
・音声音響案内装置、触地図整備
新しいトイレへの通路に案内を整備。触地図は視覚障害者が触覚により空間認識ができる地図によって施設紹介する案内板
跨線橋関係
・エレベータ付き跨線橋整備
既設とは逆で、改札を出て右側(三次方)に階段を上がる形か。ホームの階段は、既存の跨線橋より1両分強、三次寄りに。既存の跨線橋は撤去か?跨線橋に屋根が付くのかが気になるところ
ホーム関係
・ホーム拡幅
ホームの広島寄りが、西側(土手側)に拡幅され、エレベータからの動線を確保する。階段上がり口周りが広くなり、一般旅客にとっても嬉しい改修。
・誘導警告ブロック整備
エレベータと思われる場所から、ホーム中央に向かって整備。車いすの導線も同じだと思われる
・転落防止柵整備
ホームの広島方、誘導ブロックが設置される土手側の、階段で通路が狭くなる部分に設置。このため、全上り列車の停車位置が1両分以上三次方に変更されるはず(下り列車も短編成のものは
階段に合わせて停車位置が変更されるかも?)
・ホームこう上(嵩上げ)
従来嵩上げされていなかった、ホームの三次方が、端まで嵩上げされる。上り列車の停車位置変更対応のためか。
・上家整備
2両分の上家が整備される。地元の要望が実現した形で、一般利用者にも恩恵が大きい。
その他
・配線室支障移転、継電機器室発電設備等支障移転
新しい跨線橋や、多機能トイレ設置のため、鉄道設備のいくつかが移設される
また、情報がはいりましたら追記して参ります。