芸備線で8月31日、9月1・7・8日の4日間運転される、リバイバルトレイン「急行ちどり」の指定席券が4日分とも発売日の10時で即完売していたことが分かった。これは安芸矢口企画の代表及び関係者が7月31日、8月1・7・8の各日10時、みどりの窓口で指定券を購入しようとした結果判明した。
10時に発券できなかったり、発券に成功しても次の瞬間には残席ゼロになっていたことなどが報告されている。なお、JTBが発売した8/31のリバイバルちどりを利用する日帰り旅行も完売となった。
その一方で、ネットオークションに「急行ちどり」の指定券が多数出品されている。出品者の評価履歴を見ると、常習的な指定券寝台券の転売を行っている者が大多数であり、多数の指定券が「プロ転売屋(もしくは転売厨)」の手に落ちていたということが分かる。現行のダフ屋に対する法規制は、ネットオークションへの適用が難しいところがあり、こういった転売屋は半ば野放し状態になっており、乗車を希望する人々への大迷惑となっている。時代に応じた法規制と、オークション開催者の自主規制、JRによる転売対策が期待される。