日本列島は連日の猛暑となり、8月12日には高知県四万十市で観測史上最高となる41.0度を観測している。中国地方も例外ではなく、多くの地点で猛暑日を記録し、鉄道にも影響が出た。
JR西日本運行情報によると、木次線では8月10日から13日にかけて、出雲三成~八川間でレール温度が上昇したため午後の30分から90分程度の間、当該区間とその周辺で列車の運転を見合わせた。レール温度が上昇して、なぜ列車の運転を見合わせるのかという因果関係については運行情報には明記されていない。昔から、夏の直射日光などでレールが高温になると、レールが膨張して(伸びて)しまい、継ぎ目部分で支障して歪むことがあるとは言われているが・・・
芸備線では8月12日に、備中神代~備後落合間で車両の確認のため遅延が発生した。JR公式では「車両の確認を行ったため遅延」とだけ記述されているが、ネット上に、乗り合わせた人からの投稿として、オーバーヒートでの停車との情報が出ている。新見から備後落合駅に向かっていた普通列車がオーバーヒートを起こし、途中で停まり停まりどうにか備後落合までたどり着くという状況だったようだ。