2014/06/18 木次線三井野原駅 駅舎改築 12月完成予定

・JR木次線・三井野原駅 56年ぶり一新へ 

JR木次線の三井野原駅(島根県奥出雲町八川)が56年ぶり一新される。駅舎機能のほか、同線沿いの駅舎で初となるレンタサイクルの収納スペースを設け、トロッコ列車利用者の周遊を促す。12月の開業予定。

現在の駅舎は、1958年9月の開業当時に建てられた鉄骨平屋建て(25・5平方メートル)。JR西日本管内で最も標高の高い駅(727メートル)として知られ、一日平均の乗降客は20人。

(記事引用:『山陰中央新報』WEB 2014年6月18日付)

  JR西日本の定例社長会見で、広島向け227系に関する大発表があったほぼ同時期に、米子支社長からもこんな素晴らしい話が出ていたとのことです。費用負担がJR持ちなのか地元持ちなのかはWEB版記事からは分かりませんが、トロッコ列車の継続的な活用、あるいは老朽化したトロッコ車両の「その次」を見据えた、鉄道活用への意欲がうかがわれます。

 トロッコ旅客の経済効果を、駅まで出張していける業者だけにとどめず、駅周辺にも波及させていく取り組みとも考えられ、一層幅広い事業者を巻き込んだトロッコ列車活用へつながっていけばと期待されます。

 いささか意外だったのが、三井野原駅の乗降客が一日平均20名いること。一日3往復の列車それぞれに、3名強の乗降客がいる計算になりますが・・・乗り鉄していて三井野原での乗降はほとんど見たことがありません。きっと平日はコンスタントに利用する方がおられるんでしょうね。