(撮影:王舞 2016年4月17日)
広島県立歴史民俗資料館(みよし風土記の丘ミュージアム)で4月15日から、写真展「県北の鉄道-蒸気機関車の頃-」が行われています。
チラシによると、「かつて人の移動や物資の輸送に大きな役割を果たした鉄道。そして列車の牽引の主役だった蒸気機関車を写真で紹介します。沿線の風景・たたずまいとあわせてご覧ください!」とのこと。チラシでは蒸気機関車・転車台が現役だった頃の備後落合駅の写真が使われています。
2014年に同館で行われた写真展「県北の鉄道・四季」と同じ方がキーマンなので、庄原市・芸備線を中心とした展示になっていることと思われます。
会期は2016年4月15日(金)から2014年6月19日(日)まで。常設展の入館料(大人200円)のみで観覧可能です。休館日は毎週月曜日(ただし5月2日は開館)、開館時間は9時~17時(入館は16時30分まで)となっております。広島県立歴史民俗資料館 電話:0824-66-2881
参考リンク
・広島県立歴史民俗資料館Webサイト 写真展「県北の鉄道-蒸気機関車の頃-」
・レイルマガジン編集長ブログ「編集長敬白」2016年4月11日付 芸備線蒸機時代を偲ぶ写真展。
(2016年4月28日追記)
この展示の中心人物、Kさんからメッセージ(企画趣旨)をいただきました。
『芸備線三次以東から蒸機が姿を消して今年3月下旬で45年になり
ました。当時の写真を見ることで記憶を呼び戻し、若い世代にも伝
えたく、企画した次第です。』
4月17日に、見学に行ってきました。
写真は三次市、庄原市で撮影されたものばかり20点ほど。ほぼ蒸気機関車とその牽引する列車となっています。今はなき芸備線の貨物列車や、三次・備後落合の機関車のための諸設備など、失われた鉄道風景が広がる展示となっています。