2013/06/23 芸備線三次~備後落合間で「歌声列車」運転

6月23日運行当日追記 (後日、乗車レポアップ予定です)

芸備線 歌声列車
(野口さん(手前)の伴奏で歌う「歌声列車」参加者 撮影:王舞)

23日、庄原市西城町のNPO法人「さとやま交流館」(柳生寿憲理事長)が、芸備線三次~備後落合間に「歌声列車」を走らせた。

「歌声列車」はキハ120形2両編成で、ヒバゴンと三次市キャラクター「きりこちゃん」をあしらったヘッドマークを装着。参加者約90名、NPOのメンバーと広島市東区のアコーディオン奏者、野口美紀さんが乗車した。10時45分に列車が三次駅を発車すると、野口さんの伴奏・リードで「線路は続くよどこまでも」「手のひらを太陽に」など約20曲を参加者が声を揃えて歌った。

列車は12時過ぎに備後落合駅に到着。備後落合駅ではNPOのメンバーが参加者に備後落合駅名物の「おでんうどん」をふるまい、駅前特設テントでは安芸高田市のサックス奏者、角浜訓司さんの生演奏も行われた。

竹原市から孫と一緒に参加した中前伸子さん(69)は、「歌が好きで、新聞記事を見てすぐ申し込んだ。昔から歌ってきた歌を、外の景色を眺めながら歌うのはとても楽しい」と喜んでいた。


6月22日追記
「さとやま交流館」ブログによると、「歌声列車」について当初1両での運行を予定していたところ、2両に増結することが決まったそうです。


6月4日追記

「さとやま交流館」の柳生理事長から安芸矢口企画にお電話いただきました。「歌声列車」は大好評につき、満員受け付け終了になったとのことです。また、当日はシールでヘッドマークを作成し、列車に掲出して走らせるとのことですから、撮り鉄の人も期待してください。


6月2日情報掲載

庄原市西城町や三次市で活動するNPO法人「さとやま交流館」(柳生寿憲理事長)が、6月23日に芸備線三次~備後落合間で「歌声列車」を走らせる。

当日は三次駅に午前10時に集合。列車1両を貸切とし、車内ではアコーディオンの生演奏に乗せて、参加者が懐メロ・童謡・唱歌などを歌うという趣向。

参加費は大人3,000円、小人1,500円でいずれも弁当が付く。募集定員は70名で、受付先着順、6月10日締切。申込はさとやま交流館までメールまたはFAX(0824-62-0870)で。参加希望者全員の氏名・住所・郵便番号が必要。

さとやま交流館のウェブサイト
「歌声列車」の案内(PDF)

・芸備線で楽しむ歌と風景 6月23日、広島・三次駅集合

【河野隆二】JR芸備線の三次―備後落合間の往復4時間を、アコーディオンに合わせて楽しく歌おうというイベントが6月23日に開かれる。懐メロ、童謡、唱歌などを歌いながら、芸備線の美しい景色を楽しむ。主催するNPOさとやま交流館(柳生寿憲理事長)が参加者を募集している。

歌声列車の企画は今回が初めて。同様の企画は各地にあり、中高年に人気だ。滋賀県でも2カ月に1回実施され、毎回大勢の参加者でにぎわう。

ソングリーダーに合わせて思い切り歌う。ストレス解消や血行促進などの効果もあるという。曲目は当日まで「内緒」だが、みんなが歌える歌を用意する。

三次駅に午前10時に集合。先着70人。大人3千円、子ども1500円(弁当付き)。申し込みは6月10日までにさとやま交流館(0824・82・7171)へ。

(記事引用:『朝日新聞デジタル』2013年5月31日付)