タグ別アーカイブ: 芸備線

芸備線に関する記事です

2016/05/23 芸備線対策協議会 総会

『中国新聞』掲載の「市長往来」によると、5月23日に芸備線対策協議会の総会が行われ、三次市長が出席したとのことです。

近年開業100周年記念以外に目立った活動が無く、低調な対策協議会活動ですが、この日は三次以外の市長の参加はありませんでした。

三江線問題を当事者として抱える三次・安芸高田の両市、「次はここ」と言われる芸備線閑散区間を抱える庄原市はもちろん、広島市も高陽・白木地区の大問題として、芸備線活性化に積極的に関わっていただきたいものです。

※ 関係筋によると、本年10月10日の芸備線全通80周年について、対策協議会としての取り組みは行われないとのこと

 

2016/05/12 りょうま駅長、来客1万人を記念して植樹

gn20160523 (2016/05/21 撮影:王舞)

・志和口駅 猫の「りょうま駅長」、訪問1万人を達成…広島

広島市安佐北区のJR芸備線志和口(しわぐち)駅で、「非公認駅長」猫のりょうまを訪ねた人が1万人に達し、ファン組織「りょうまを見守る会」が12日にシャクナゲを植樹した。

りょうま駅長は雄で、推定11歳。約6年前に駅に姿を現して乗客を見守り、人気を集めている。近くに名所があって、地元で親しまれているシャクナゲを記念に植えた。

シャクナゲの花言葉は「警戒」。オバマ米大統領訪問が決まり、広島には厳重な警戒態勢が敷かれる。「シャクナゲと一緒に駅の安全を守るにゃん」。りょうまもそう意気込んでいる?【菅沼舞】

(画像1枚省略)
(画像説明)
「非公認駅長」猫のりょうま=「りょうまを見守る会」提供

(記事引用:『毎日新聞』Web 2016年5月21日付)

 りょうま駅長への訪問客が4月15日に一万人に到達し、当日に行われた記念式典に続く記念事業となりました。最近女性週刊誌でもピックアップされ、話題豊富なりょうま駅長でした。

ちなみにシャクナゲの花言葉は「警戒」の他にも「威厳」「危険」「荘厳」など。葉に毒がありますが、猫が猫草代わりに食べたり・・・はしないですよね?

2016/04/15 猫の駅長「りょうま」訪問客1万人に 志和口

gn20160417a(リニューアルしたパネル、2016/4/17王舞撮影)

DSC_3895(くしゃみをする「りょうま」、2015/9/27王舞撮影)

「りょうま」は、芸備線志和口駅近くに住み着いている野良猫で、駅ホームや駅舎内に出没して利用者の目を楽しませていることから、「猫の駅長」として地域に親しまれています。地元の方を中心とした「りょうまを見守る会」がバックアップしていますが、JRとしては公認していない「非公認猫駅長」です。

『中国新聞』2016年4月16日付朝刊に、「ネコ駅長「りょうま」招いた1万人」という記事が上がりました。

記事によると、りょうま駅長目当てで訪れた人が4月15日で1万人に達し、「りょうまを見守る会」で記念式典を行ったとのこと。1万人目になったのは安芸郡府中町の女性らのグループで、りょうまと見守る会会員他30人が参加してくす玉割り、認定証と記念品の贈呈などが行われたそうです。


4月17日夕方にりょうま駅長を訪ねてみました。

まず目に付いたのが、待合室に掲出されている写真パネルがリニューアルしていたこと。写真一枚一枚が大きくなって、見やすくなりました。

1万人達成の報道を受けて、100人近い訪問客があったそうで、りょうま駅長はぐったり。お世話をしておられる中原さんいわく「今日は、はあ棒になっとるよ」。

中原さんによると、来訪客に問われて困るのが「どこか他に見るところはないですか?」だそうで、りょうまが招いたお客さんを地域がうまく活かせていない現状だとか。

来訪者1万人達成に伴うメディア取材は『中国新聞』以外にもあり、いくつかは熊本地震の影響でお蔵になってしまったものの、紙メディアではこれから出てくるものもあるとか。りょうま駅長のこれからの活躍にも期待ですね。

2016/04/15~ 写真展「県北の鉄道-蒸気機関車の頃-」

gn20160428 (撮影:王舞 2016年4月17日)

広島県立歴史民俗資料館(みよし風土記の丘ミュージアム)で4月15日から、写真展「県北の鉄道-蒸気機関車の頃-」が行われています。

チラシによると、「かつて人の移動や物資の輸送に大きな役割を果たした鉄道。そして列車の牽引の主役だった蒸気機関車を写真で紹介します。沿線の風景・たたずまいとあわせてご覧ください!」とのこと。チラシでは蒸気機関車・転車台が現役だった頃の備後落合駅の写真が使われています。

2014年に同館で行われた写真展「県北の鉄道・四季」と同じ方がキーマンなので、庄原市・芸備線を中心とした展示になっていることと思われます。

会期は2016年4月15日(金)から2014年6月19日(日)まで。常設展の入館料(大人200円)のみで観覧可能です。休館日は毎週月曜日(ただし5月2日は開館)、開館時間は9時~17時(入館は16時30分まで)となっております。広島県立歴史民俗資料館 電話:0824-66-2881

参考リンク
・広島県立歴史民俗資料館Webサイト 写真展「県北の鉄道-蒸気機関車の頃-」
・レイルマガジン編集長ブログ「編集長敬白」2016年4月11日付 芸備線蒸機時代を偲ぶ写真展。

(2016年4月28日追記)

この展示の中心人物、Kさんからメッセージ(企画趣旨)をいただきました。
『芸備線三次以東から蒸機が姿を消して今年3月下旬で45年になり
ました。当時の写真を見ることで記憶を呼び戻し、若い世代にも伝
えたく、企画した次第です。』

4月17日に、見学に行ってきました。
写真は三次市、庄原市で撮影されたものばかり20点ほど。ほぼ蒸気機関車とその牽引する列車となっています。今はなき芸備線の貨物列車や、三次・備後落合の機関車のための諸設備など、失われた鉄道風景が広がる展示となっています。

2016/2/16 三次市2016年度予算で三次駅エレベーター設置、三江線利用促進策も

・三江線利用促進3事業 三次駅バリアフリー化など (『中国新聞』2016年2月17日付朝刊)

 こちら(リンク先pdf)が三次市が定例議会に提出した予算案の概要になります。

 鉄道関係だけ抜粋しますと

(1)JR三次駅構内バリアフリー化施設整備事業(新規)2億4173万9千円
  三次駅構内跨線橋へのエレベーター設置及び,島式ホームの嵩上げ(補助事業)

(2)JR三江線市民利用促進事業(新規)500万円
  市民を対象とした利用促進事業

(3)JR利用促進事業(市職員出張旅費)(新規)50万円
  市職員が出張する場合のJR利用促進

 『中国新聞』記事では三江線利用促進3事業と見出しを打って「廃止検討問題を受けて、存続への思いをアピールする狙いがある」としておりますが、三江線のみを対象とした事業は(2)のみになっています。とはいえこれら新事業をJRとの交渉カードに使うのでしょうから、三次市もなかなか考えたものです。

 (1)はエレベーターだけではなく、予算案を見ると2・3番ホームの嵩上げも含めた事業になっています。  以前から三次駅の跨線橋が、高齢者の利用を遠ざけているという話は出ていました。例えば三江線の利用者の場合、跨線橋を渡らなければならない三次まで乗らずに、尾関山で降りてバスに乗り継ぐような利用があるとのことでした。
 バリアフリー化は確かな駅機能の強化につながり、利用促進に一定の効果が期待されます(最悪三江線がなくなった場合でも芸備線・福塩線の利用者が使いますし)。

 (2)については、この種の補助事業としては随分予算を盛ってこられた印象です。従来からの三江線活性化協議会による利用補助とは別枠で運賃補助が行われます。三次市民限定の事業のようですから、市民の方は補助を利用して大いに三江線・三江線沿線に遊びに出ていただきたいと思います。なお、このような独自の補助としては、邑智郡美郷町の先行例があります。(→美郷町三江線駅舎活性化事業)また、記事中にある「特別列車」もどのようなものになるか期待されます。

  (3)については、どの区間の回数券を購入するのかよくわかりません。芸備線経由で広島駅から新幹線やリムジンバスへの乗り換えを想定しているものか、あるいは吉舎や三良坂と本庁との間の移動に列車を想定しているのか、実際の運用がどうなるのか楽しみです。

『広報しょうばら』芸備線記事まとめ(2013.9~2016.2)

隔月で「乗りんさい芸備線」を連載している庄原市の広報誌『広報しょうばら』から、芸備線関連記事をご紹介します。

特に2015.11号は「特集 芸備線のある風景」として8ページを使って芸備線を紹介し、いろいろな人のコメントがあっておもしろい内容になっています。

2013.08号より前については、当芸備線ニュースのこちらの記事でご紹介しております。


2016.02号(乗りんさい芸備線第23回 → 実際は第24回(※)) http://www.city.shobara.hiroshima.jp/government/files/urahyoshi131.pdf
備後西城駅(3)イルミネーション・竹灯籠の紹介

2016.01号 (表紙)
http://www.city.shobara.hiroshima.jp/government/files/hyoshi130.pdf
旧西城町で行われた、芸備線開業80周年イベントの紹介

2015.12号(乗りんさい芸備線第22回)
 http://www.city.shobara.hiroshima.jp/government/files/urahyoshi129.pdf
七塚駅~備後三日市駅間

2015.11号 (特集 芸備線のある風景、全8p)
http://www.city.shobara.hiroshima.jp/government/files/koho128.4geibisen.pdf
芸備線の歴史、市内14駅の紹介、内名駅60周年行事や市内各駅で活動するボランティアなどの紹介
「ローカル鉄道散歩」山岡山さんのコメント、芸備線のツアーを企画した中国トラベル東城支店他

2015.10号(乗りんさい芸備線第21回)
http://www.city.shobara.hiroshima.jp/government/files/urahyoshi127.pdf
平子駅~備後西城駅

2015.08号(乗りんさい芸備線第20回)
http://www.city.shobara.hiroshima.jp/government/files/urahyoshi125.pdf
山ノ内駅

2015.06号(乗りんさい芸備線第19回)
http://www.city.shobara.hiroshima.jp/government/files/urahyoshi123.pdf
備後庄原駅、おっ!庄原駅前フェスタ

2015.04号(乗りんさい芸備線第18回)
http://www.city.shobara.hiroshima.jp/government/files/urahyoshi121.pdf
小奴可駅~道後山駅

2015.02号(乗りんさい芸備線第17回)
http://www.city.shobara.hiroshima.jp/government/files/urahyoshi119.pdf
備後西城駅

2014.12号(乗りんさい芸備線第16回)
http://www.city.shobara.hiroshima.jp/government/files/urahyoshi117.pdf
道後山駅

2014.10号(乗りんさい芸備線第15回)
http://www.city.shobara.hiroshima.jp/government/files/urahyoshi115.pdf
山ノ内~七塚間

2014.08号(乗りんさい芸備線第14回)
http://www.city.shobara.hiroshima.jp/government/files/urahyoshi113.pdf
備後落合駅

2014.06号(乗りんさい芸備線第13回)
http://www.city.shobara.hiroshima.jp/government/files/urahyoshi111.pdf
備後落合駅~比婆山駅

2014.04号(乗りんさい芸備線第12回)
http://www.city.shobara.hiroshima.jp/government/files/urahyoshi109.pdf
備後三日市駅~備後庄原駅

2014.02号(乗りんさい芸備線第11回)
http://www.city.shobara.hiroshima.jp/government/files/No107-urahyoshi.pdf
山内駅の銀杏の木(「山内駅」は掲載誌の表記のまま)

2013.12号(乗りんさい芸備線第10回)
http://www.city.shobara.hiroshima.jp/government/files/urahyoshi105.pdf
備後庄原駅

2013.10号(乗りんさい芸備線第9回)
http://www.city.shobara.hiroshima.jp/government/files/urahyoshi103.pdf
備後三日市駅

(※)通算回数には誤りがあります。2013.04号と2013.06号の掲載分が、内容は異なるのに両方「第7回」とされており、それ以降訂正されておりません。このため23回として掲載されている2016.02号の乗りんさい芸備線は、実際は第24回となります。

『広報みよし』2月号で三江線特集

三次市が2月10日に発行した『広報みよし』2016年2月号で、三江線が特集されています。

表紙、目次を含めて7ページに三江線が登場し、現在の写真、開通時の写真などに加え、利用者の声や三江線活性化協の補助事業紹介、米子工業高専・加藤博和准教授(交通論・地域政策)のコメントなどが掲載されています。

Webブック版は こちらから
PDF版は こちらから(21.4MB)

ちなみに、『広報みよし』2015年11月号では、表紙・目次を含めた巻頭3ページで、三次駅周辺整備事業の竣工が特集されています。こちらも是非ご覧下さい。

2015年のバックナンバーはこちらからご覧下さい。

2016/01/24 大寒波で芸備線でも約三日運転見合わせ

芸備線(落合以東)
19日 最終備後落合行きが雪で立ち往生。道後山から東城へ退行。
21日 東城~備後落合間終日運休(代行無し)
22日 始発備後落合行きは東城までの運行
22日 22:07 23日・24日東城~備後落合間の終日運休を発表(代行無し)
23日 14:49 23日最終から24日最終まで、新見~東城間も運休と発表(代行無し)
24日 16:04 25日午前まで新見~備後落合間運休と発表(代行無し)
25日 16:21 備後落合発14:34の列車(約2時間遅れ)から運転再開
25日 20:20 道後山~落合間で列車が19:59に倒木に接触。新見から一時見合わせ、東城~落合間は終日運休
26日 5:30 東城~落合間の始発となる列車は、この区間を部分運休、それ以降の列車は運転再開

芸備線(落合以西)
19日 落合~三次間で見合わせ(庄原から奥は代行無し)
晩方に備後庄原~落合間で一時運転見合わせ
20日 西城~落合間午前中見合わせ
25日 雪のため備後落合~三次・三次~広島間でもダイヤが乱れる

(JR西日本列車運行情報より)

2016/01/16・23・30 備後西城駅イルミネーションスペシャルナイト

1月16・23・30日の3日間、芸備線備後西城駅で「イルミネーションスペシャルナイト」が開催されました。先だって備後西城駅にイルミネーションを設置した庄原市旧西城町有志の皆さんが、イルミネーションに加えて竹灯籠を設置したり、コーヒーや菓子を提供して来駅者をおもてなしするという内容になっています。

ここでは開催された方々から記事提供を受けて、フェイスブックの「芸備線の走るまち西城」ページから1月30日に行われた第3回の開催報告記事を転載させていただきます。


gn20160130b

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「イルミネーションスペシャルナイトⅢ」 実施しました
1月30日(土)、備後西城駅バックアップ有志によりイルミネーションのスペシャルナイト第3弾を開催しました。今回は竹灯籠を設置する場所を変え、見え方が前回までと違うように工夫してみました。三々五々、撮影や風景を楽しみにいろいろな方がおいでになりました。珈琲を準備していきましたが、足りなくなってすみませんでした。ささやかなイルミネーションではありますが、楽しんでいただけたら幸でした。

(記事提供:「芸備線の走るまち西城」2016年1月30日付投稿、画像も)

2016/01/17 (恒例オフ)備後落合・備後西城を訪ねる「おでんうどん会」開催

gn20160117a(ドライブインおちあいにて)

gn20150117b(安原旅館にて)

安芸矢口企画では、1月17日に恒例のオフ会「おでんうどん会」を実施しました。16人が芸備線に乗車して備後落合に赴いた他、車で移動してドライブインおちあいの現地のみ参加した人も3人いました。この日の様子を、togetterでまとめております。長いですが、参加者のツイートを細かく拾ったので雰囲気が伝わるかなと思います。 →2016/1/17 おでんうどん会@備後落合


gn20140216d(備後落合駅 撮影:王舞)

ローカル鉄道・書籍文化応援ユニット「安芸矢口企画」では、来たる2016年1月17日(日)に芸備線の魅力と活性化の取り組みについて学ぶ勉強会&懇親会「おでんうどん会」を実施します。

「おでんうどん会」の主な内容
・芸備線の三次~備後落合間に実際に乗車
・備後落合駅名物の「おでんうどん」を今に伝える「ドライブインおちあい」さんで実食
・芸備線情報を発信する、西城町「安原旅館」さんでコーヒータイム
・西城町の街並みを歩いて、備後西城駅へ

●タイムスケジュール
1月17日(日)
広島1100→安芸矢口1116→1245三次1305→1431備後落合
徒歩にて(約1㎞)ドライブインおちあいへ(おでんうどんなど実食)
ジャンボタクシーにて西城町中心部へ
安原旅館でコーヒータイム、徒歩にて(約1㎞)備後西城駅へ
備後西城1732→1833三次1857→安芸矢口2034→2048広島
※途中駅からの参加も可能ですが、なるべく安芸矢口からご参加ください。
安芸矢口には駐車場を2台分ご用意します。

●経費
各自実費払い
※ジャンボタクシーのみ割り勘(人数により800~1000円程度)
※人数がまとまれば、団体券利用や芸備線対策協議会の利用補助を申請します
(15人ほど来ていただければ、JR+タクシーで3000円ぐらいになります)

●参加のお申し込み
各店舗への人数連絡が必要なので、事前に参加のお申し込みをお願いします。
参加は先着18名までとさせていただきます。
お名前・ご連絡先・発駅を下記へお知らせください。お問い合わせも下記にお願いします。
(1)メール ohmy@geibies.com へ
(2)電話 090-8363-3467 へ
(3)安芸矢口企画本所で直接
王舞と面識のある方については、twitter(@geibiesもしくは@aki_yaguchi)へのリプライ・DMでの参加表明でも構いません。

真冬の寒い寒い時期ですが、「おでんうどん」をいただきながら、共に芸備線、ローカル鉄道について語り合いましょう。皆様のご参加をお待ちしております。

(参加予定者)
どんちゃんさん、ちぃーちゃんさん、Yさん、みずねこさん、備後落合通信さん、せかさん、二重谷さん、はらしととさん、エグリンさん、快速さん、恋雪りん、三澤父、Kmop、王舞