タグ別アーカイブ: 芸備線

芸備線に関する記事です

2015/04/28 安芸矢口駅でも芸備線100周年記念行事

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4月28日(火)に安芸矢口駅で行われる、芸備線・安芸矢口駅開業100周年行事は、0930開式、1045終了の予定となりました。安芸矢口駅を10:14に出るする列車(上下とも)にご乗車いただくと、安芸矢口駅で園児が歓迎・見送りを行います。

安芸矢口駅にでは4月13日頃から、100周年に向けての装飾が始まっています。

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駅舎内には、はすがおか幼稚園2014年度卒園児(現小1)がクラスごとに力を合わせて描いた芸備線の絵を掲出いたしました。

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ホームや列車から見える位置に、祝賀の横断幕も設置しております。

(以下、当初2015/3/12投稿分)
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高陽地区町内会・自治会連絡協議会、口田学区町内連合会、はすがおか幼稚園(安佐北区口田)、安芸矢口企画は、来る2015年4月28日(火)午前、JR芸備線安芸矢口駅にて、芸備線100周年記念行事を行います。

この行事は、地域の重要な交通機関である芸備線の100周年を祝い、鉄道の利用促進と地域の活性化につなげようとするものです。

4月28日の中核となる行事は、未来の高陽を担うことになる、幼稚園年長児による列車のお出迎えと芸備線利用体験です。この他、芸備線の歴史に関する発表、地域代表からJRへの謝辞などがあります。

4月初旬から、安芸矢口駅での芸備線に関する資料の掲示、駅と町内での記念横断幕の掲出なども行われます。また、普段鉄道を利用しない人たちにも芸備線の認知度が上がるよう、町内に100枚以上のポスターを掲出し、回覧板等で芸備線の歴史や、上手な利用方法、利用補助制度の資料などが配布される計画となっています。

一人でも多くの方に、4月28日の行事にご参加いただき、芸備線に関心を深めていただければと思います。

安芸矢口企画は、この行事の企画と制作などを担っております。当日の行事運営等、お手伝い頂ける方がいらっしゃいましたらとても嬉しく思います。ぜひご連絡下さい。

2015/04/11~ 写真展「面影の芸備鉄道」(みよし風土記の丘)

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広島県立歴史民俗資料館(みよし風土記の丘ミュージアム)は、4月11日から館内ギャラリーで写真展「面影の芸備鉄道」を開催しています。会期は5月24日(土)までとなっています。

この写真展では、昭和初期の芸備鉄道の駅舎・列車・職員の写真を集めて展示されるとのこと。芸備鉄道の写真は、一般の目に触れるものとしては「芸備線米寿の軌跡」に収められたものぐらいしかなく、貴重な機会となりそうです。

写真展の観覧には、広島県立歴史民俗資料館の通常の入館料(大人200円、大学生150円、高校生以下無料)が必要です。開館時間は9時から17時(最終入場16時30分)、月曜日休館(ただし5月4日は開館)。問い合わせは同館(0824)66-2881。

2015/02/23 中国新聞、準急ちどりの動画を掲載

中国新聞社は2月23日、WEBサイト「中国新聞アルファ」に芸備線や木次線で活躍した急行「ちどり」号の動画を掲載しました。

動画は5分56秒で、
・「夜行ちどり」などで専務車掌を務めた、二人の国鉄OB(ともに86歳)のお話からスタート
・昭和34年の準急ちどりの広島駅入線、乗客乗車、車内、出発式
・昭和34年に中国新聞社が芸備線で走らせた団体列車(蒸機牽引)
・昭和48年スキー客で賑わう臨時夜行急行「ちどり51号」(静止画)
・昭和50年・おでんうどん(静止画)
・平成25年リバイバルちどり
といった内容になっています。

掲載場所は中国新聞アルファ ( http://www.chugoku-np.co.jp/ )の右下の方にある「動画コーナー」の、「まちかどの記憶 動画編」という項目の中にあります。

なお、視聴には中国新聞アルファのデジタルコースもしくはプレミアムコース(新聞購読料に324円追加)の登録が必要です。

2015/1/5 年末年始輸送状況 芸備線は前年比103%

JR西日本は1月5日、年末年始の輸送状況を発表した。

これによると、芸備線の広島シティネットワーク区間(狩留家~広島)の利用者は、

帰省期間  12月26日(金)~12月31日(水)
Uターン期間  1月1日(木)~1月3日(日)

の合計で6.8万人でした。一日当たり7500人あまりが利用している計算となります。

年度    集計期間    利用者数 一日当たり
2014 12/26(金)~1/3(日)  68千人  7.5千人
2013 12/27(金)~1/4(日)  66千人  7.3千人
2012 12/28(金)~1/5(日)  62千人  6.9千人
2011                67千人  7.4千人
2010                64千人  7.1千人
2009                62千人  6.9千人

2006 (※8日間)        54千人  6.8千人 (急行列車を除く)
2005                60千人  6.5千人 (急行列車を除く)
2004                57千人  6.3千人

同曜日比較(金~日で9日間)で行けば、ここ数年では一番の利用者となりました。
芸備線全体の利用者が増えている様子は感じられないので、暮れ・正月でも活溌に動く人々が増えてきている、あるいはいろんな店舗さんが正月セールを頑張っておられる、ということでしょうか。

(出典:JR西日本プレスリリース2015年1月5日付)

2015/2/1 三次駅キヨスク、新駅舎開業でセブンキヨスクに

1422865869231(2015年2月1日 王舞撮影)

改築工事もいよいよ締めくくりに近づきつつある三次駅ですが、仮駅舎のキヨスクの営業は2月2日(月)をもって終了することになりました。その告知が下の画像です。

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上に貼ってあるのが閉店挨拶で、下に貼ってあるのは「セブン-イレブン キヨスク三次駅店」の求人広告です。どちらの掲示でも新店舗のオープンは「2月下旬」となっており、おそらく2月28日(土)の新駅舎開業に合わせてオープンするのでしょう。また、ただのキヨスクから「セブンイレブンキヨスク」に転換するようです。しかしセブンイレブンを名乗るほどの規模の店舗になるのでしょうか?

ちなみに求人広告によると、最も早いシフトが530から、遅いシフトは2000までということで、どうやら24時間営業では無い様子。求人の問い合わせ先は現状キヨスクと同じジェイアールサービスネット広島となっていました。

2月3日以降、セブンイレブンキヨスクが開店するまでの間、三次駅の中で飲食物やお土産品を購入することができなくなりますのでお気を付け下さい。

2015/2/1 りょうま駅長・志和口駅近況

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この日のりょうま駅長は、他の猫と前日に大げんかをしたとかで右前足を気にする様子でした。

「見守る会」の中原事務局長によると、寒い季節になっても引き続き1日10人ぐらいりょうま駅長をたずねて人がやってくるとのこと。そのうち3割ほどが鉄道利用ということで、少なくとも1000人/年ペースでJRの集客に役立っている(!?)りょうま駅長です。

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志和口駅駅舎内に飾られているりょうま駅長&故ちび助役の写真がリニューアルしていました。

(画像はいずれも王舞撮影)

2015/01/30 狩留家駅構内踏切、遮断機使用開始

1422876373319(2015/2/1 王舞撮影)

2014年8月に工事が予告され、同年9月1日からあらかじめ列車の時刻や乗り場が変更されていた狩留家駅旅客通路の遮断機設置工事が終了し、2015年1月30日から使用が開始されました。

合わせて、工事開始予告や工事中の画像も収録しておきます。

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(2014年9月1日 安芸矢口駅掲示)

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(2014年11月2日 まだ工事始まらず?)

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(2014年12月13日 遮断機の基部が設置されていました)

2015/3/13 安芸矢口駅トイレ増築・リニューアル

gn20150129a (安芸矢口駅トイレ現況、2015/1/29、王舞撮影)

gn20150129b(トイレ改修の告知)

JR西日本は、芸備線安芸矢口駅のトイレを改良することを発表しました。

安芸矢口駅のトイレ周辺に掲出された告知によると、現在のトイレは2月3日以降使用できなくなり、当分は仮設トイレの利用となります。工事は既に始まっており、既存のトイレが仮囲いで囲われています。改良の済んだ新しいトイレの利用は3月13日となっています。

関係筋によると、このたびの改良ではトイレの増築が行われ、従来男女共用トイレだったものが男女別に改められるとのことです。

近年、どこの業種においてもお手洗いの改修が盛んに行われています。安芸矢口駅のトイレはきれいに管理されていますが、男女共用、大便器は和式のみという設備はいささか時代に合わなくなってきました。案外こういう部分で顧客が逸走(特に女性)しているもので、時宜を得た駅の機能改善と言えるでしょう。

4月の芸備線開業100周年を前に、素晴らしい取り組みが行われることを大いに賞賛したいと思います。

『レイル』(THE rail)第92号に昭和30年代の芸備線

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エリエイ、プレスアイゼンバーンが発行する鉄道写真誌『レイル』の、この秋発行された第92号に、「国鉄芸備線昭和30年代」という企画が掲載された。

表紙は蒸機最終日に備後八幡~内名間を走るキハ11。

企画前半は宮田寛之氏による備後落合・三次・新見などで撮影した8600とC58、C11を中心とした9ページ。駅撮りの機関車のアップが中心。

後半は赤木幸茂氏による9p。牽引機は8600、C58など。貨物列車に少数の客車を併結した「準混」列車の記述が興味深い。

さらに、芸備線における駅名標の画像多数と、その交換作業の手順、寸法など他誌ではまず出てこないような資料が付いている。

芸備線以外の記事は、昭和中期の西武鉄道、20年前の熊本市電など。

全100p、3600円+税で発売中。

2014/12/19 JR、2015春のダイヤ改正概要発表 芸備線新見口最終繰上

12月19日、JR西日本は2015年3月14日に行うダイヤ改正の概要を発表しました。(リンク:JR西日本ニュースリリース)

当ニュース対象線区では一つだけ、芸備線の新見口について以下のような発表がありました。

・芸備線の最終列車の時刻を繰り上げます。

新見からの芸備線東城方面の最終列車の時刻が約20分繰り上がります。
(現行)新見2202→東城2237
(改正)新見2144→東城2219

芸備線、三江線、木次線、福塩北線について、この他には特に発表がありません。

今次のダイヤ改正では、広島シティネットワークに新型電車227系が投入され、新白島駅の開業、山陽本線では列車の運転区間の延長、岩国~徳山間での水曜運休の解消など、前向きな取り組みが数多く発表されました。その一方で、美祢線では減便が行われるなど路線の明暗が分かれています。

芸備線広島口などは、今後JRが投資を行う路線になるか、最低限の保守しか行わない路線になるか、岐路に立たされているのかもしれません。