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2014/07/19 三江線ついに全線復旧(1)江津駅下り始発に乗車

午前6時前に、江津駅に到着しました。代行バス関係の掲示などはすでに外され、駅には三江線始発待ちとおぼしき人が多数。

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発車案内を見ると、前日までの「駅前 代行バス 時刻 行先 4」の表示ではなく、普通の・・・って「大幅に遅れ」!? と、これはどうやら表示ミスのようで、列車は定刻に発車できるようです。

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チーム三江線「三江線 ミクさんと 全線復旧編」のために、ねんどろミクさんのカットを撮影します(このカットは結局使用せず)。さすがは世界の歌姫ミクさん、たちどころに周囲の人々から撮影を求められます。このうちのお一人が、どうも「備後落合駅通信」の中の人だったようで、同通信7月号に江津駅でのねんどろミクさんの画像が掲載されております。

 

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ホームへ移動します。1番線の壁に再開を祝う掲示が!

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さらに、3番線から見えるフェンスにも活性化協・期成同盟による「おかえりなさい、三江線」の横断幕です(この横断幕は三江線全駅に掲出されたとのこと)。

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ホーム上には、「さあ、三江線に乗ろう」とプリントされたはっぴを着た自治体職員さんや、JRの広報さんも姿を見せ、始発列車の入線を待ちます。そして待つことしばらく・・・

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再開初列車が入線してきました。カメラの放列が列車を迎えます。列車が3番線に停止し、再開を待ちかねていた地元の方も、遠来のファンも皆笑顔で乗車します。入り口ではっぴ姿の自治体職員さんから、乗車記念品を受け取って三々五々席を占めます。そして午前6時、ついに復旧初列車が江津駅を発車!三江線江津口の列車運転が再開されました。

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発車直後の車内の様子です。進行方向側の運転台周辺はJR関係者とかぶりつき勢が占め、客席は地元の方が多いようで配られたパンフレットを開く人多数。後方運転台周辺はJR関係者と自治体関係者が立っておられました。

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列車が江津本町を過ぎますと、一人の男性が立ち上がり「皆さんと祝杯を挙げたい」と、紙コップを配って回り、さらに清酒を注いで回りました。地元の方かな、と思いましたが実はこれは遠征組のHN「ドイツワインの騎士」さん。画像は乾杯の瞬間です。

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途中、川戸駅では地元神楽団の方がお出迎え。お祝いの飴も配られていたかと思います。

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豪雨で橋脚が流された、井原川橋梁を渡ります。後方、護岸の白い部分が今回復旧・強化された部分。このとき、撮影しているのとは反対側の川岸で、復旧工事に当たった方々が万歳三唱をしていたとのこと。見られずに残念無念!

列車はやがて石見川本に到着し、復旧式典撮影のため下車となりました。以下「三江線ついに全線復旧(2)」に続きます。

2014/08/06 芸備線にも路線色「紫」、路線記号「P」

JR西日本は8月6日、近畿エリア・広島エリアに路線カラーと路線記号を導入すると発表しました。

広島地区の路線カラー・路線記号は、本年度末の新型車両・227系電車と同時に導入され、側面の行き先表示器で表示される予定です。山陽本線白市方面が色「緑」記号「G」、山陽本線岩国方面が色「赤」記号「R」、可部線が色「青」記号「B」、呉線が色「黄」記号「Y」。そして、227系は入線できませんが、芸備線も色「紫」記号「P」となりました。

列車での表示は当分先ですが、路線図等で芸備線の路線色・路線記号を見ることができるようになりそうです。

(ソース:JR西日本ニュースリリース 8月6日付)

2014/08/06 原爆忌に大雨 芸備線大混乱

広島原爆忌の8月6日、広島は8・6としては43年ぶりとなる大雨となりました。

芸備線は早朝当初中三田以北が徐行、まもなく徐行区間が矢賀以北となり、ほぼ全線で徐行となりダイヤが大混乱しました。

三次からの広島行き始発列車は、約80分遅れとなり、後続の区間列車等も軒並み運休しました。

徐行運転は夜間まで続き、広島発1920の狩留家行き普通列車は、広島を102分遅れて発車して、安芸矢口の時点で遅れが135分まで拡大するという混乱ぶりでした。

公式発表はありませんが、半数以上の列車が運休になったのではないでしょうか。

沿線の道路も大渋滞となり、高陽町方面の交通は大混乱となりました。

 

2014/08/30 結婚式・三次会のご案内

一部既報の通り、私・王舞大野が8月30日に結婚式をいたします。

挙式および三次会には、有縁の皆様に幅広くお集まりいただきたく、下記の通りご案内いたします。皆様のご参列を心よりお待ちしております。


・一次会 挙式(仏式)

8月30日(土)13:00~ 事前告知より一時間繰り上がりました
会場 本願寺 広島別院(寺町) →アクセスマップ
境内駐車場が利用可能です

近年では珍しい、仏式の結婚式です。話の種にでも、是非ご覧になってください。
式自体は30分程度です。終了後、集合写真の撮影などを行い、14時頃終了いたします。

平服でお越しいただいても構いません。お持ちでしたらお念珠(数珠)をご用意いただき、門徒の方は式章もお持ちください。挙式のみご参加の場合は、参加費・祝儀等のお心遣いは必要ありません。気軽にお越しください。

なお、終了後皆様の便宜を図るため、移動用のバスをご用意しております。ボンバスの貸し切り(エアロバス・定員28名)で、別院→紙屋町→平和公園→広電ボウル前 と運行いたします。


・二次会(披露宴)

披露宴は、事前にご案内した方のみで行います。会場は東区光町の広島ガーデンパレスです。


・三次会(打ち上げ)

8月30日(土)20:00~ 
会場 インド料理 パドマー(中区幟町) →アクセスマップ
駐車場はありません。近隣の有料駐車場をご利用ください。
場所により、1時間分のサービス券が発行可能です。

インド料理(婚礼料理も!?)で打ち上げをいたします。飲放付です。
平服でお越しください。

恐れ入りますが、お一人5,000円ご出宝ください(学生4,000円、高校生以下1,500円)。


一次会についても、三次会についても、ご参加いただける方は、おそれいりますが電話・メール・リプライ・DM等でお知らせください。特に三次会については人数の確定を必要としますので、なるべくお早めにお知らせください。

多くの方のご参加をお待ちしております。

安芸矢口企画本所 8月の開所日

8月の本所開所予定日です。

4日(月) 2100~2300
9日(土) 1900~2300
14日(木) 1300~2300 お盆・拡大開所日

19日(火)  2100~2300
22日(金)  2100~2300 鉄道系雑誌発売日
24日(日)  1900~2300
28日(木)  2100~2300 代替開所日
29日(金)  開所なし

8月14日は、お盆恒例の拡大開所日です。遠方の皆様、未成年の皆様、是非この機会にいらしてください。

8月29日は、8月30日に王舞の結婚式があるため開所をお休みします。前日の28日を代替開所日としますので、そちらをご利用ください。皆様のご来所をお待ちしております。

2014/06/18 木次線三井野原駅 駅舎改築 12月完成予定

・JR木次線・三井野原駅 56年ぶり一新へ 

JR木次線の三井野原駅(島根県奥出雲町八川)が56年ぶり一新される。駅舎機能のほか、同線沿いの駅舎で初となるレンタサイクルの収納スペースを設け、トロッコ列車利用者の周遊を促す。12月の開業予定。

現在の駅舎は、1958年9月の開業当時に建てられた鉄骨平屋建て(25・5平方メートル)。JR西日本管内で最も標高の高い駅(727メートル)として知られ、一日平均の乗降客は20人。

(記事引用:『山陰中央新報』WEB 2014年6月18日付)

  JR西日本の定例社長会見で、広島向け227系に関する大発表があったほぼ同時期に、米子支社長からもこんな素晴らしい話が出ていたとのことです。費用負担がJR持ちなのか地元持ちなのかはWEB版記事からは分かりませんが、トロッコ列車の継続的な活用、あるいは老朽化したトロッコ車両の「その次」を見据えた、鉄道活用への意欲がうかがわれます。

 トロッコ旅客の経済効果を、駅まで出張していける業者だけにとどめず、駅周辺にも波及させていく取り組みとも考えられ、一層幅広い事業者を巻き込んだトロッコ列車活用へつながっていけばと期待されます。

 いささか意外だったのが、三井野原駅の乗降客が一日平均20名いること。一日3往復の列車それぞれに、3名強の乗降客がいる計算になりますが・・・乗り鉄していて三井野原での乗降はほとんど見たことがありません。きっと平日はコンスタントに利用する方がおられるんでしょうね。

安芸矢口企画本所 7月の開所日

7月の本所開所予定日です。

4日(金) 2100~2300
9日(水) 2100~2300
14日(月) 2100~2300 南薩土産があるかも?

19日(土)  開所無し 三江線のお祝いに出かけます
20日(日)  1900~2300 追加日程、19日の代替開所日です
22日(火)  2100~2300 鉄道系雑誌発売日(一部未着見込み)
24日(木)  2100~2300
29日(火)  2100~2300

王舞・よっきさんの2名で、7月11日晩から13日にかけて、南薩鉄道100年企画展の応援に出かけます。14日の開所の際はお土産などあるかもしれません。

7月19日は、三江線江津~浜原間の運転再開予定日です。この日は、三江線に乗ったり撮ったり賑やかしたりしますので、本所はお休みとさせていただきます。

2014/06/16 JR西日本 三江線の全線復旧を発表

JR西日本は6月16日、平成25年8月の豪雨災害で普通となっている三江線の運転再開見込みを発表した。発表によると、再開は7月19日(土)で多くの学校の夏休み入りにあわせての運転再開となりそうだ。見込み通りの再開となれば、江津~浜原間には11カ月弱ぶりに、列車が戻ってくることとなる。

・三江線(江津~浜原駅間)の運転再開見込みについて

平成25年8月24日(土曜日)未明から、島根県西部を中心に発生した短時間の局地的な集中豪雨の影響により、三江線 江津本町~石見川本駅間において線路や橋梁りょうなど72箇所で大きな被害が発生し、現在、同線では江津~浜原駅間の運転を見合わせ、バスによる代行輸送を行っています。
これまで、島根県をはじめ、関係自治体の皆様のご協力を賜りながら順調に復旧工事を続けてきております。今後、新たな災害などの影響を受けなければ、線路設備の安全点検を含め、平成26年7月18日(金曜日)までに復旧作業を終了し、翌日19日(土曜日)の始発列車より運転再開出来る見込みが立ちましたのでお知らせします。

詳細

今後の運転計画
○三江線 江津~浜原駅間 (駅間距離 50.1キロメートル)

平成26年7月19日(土曜日)の始発列車から運転再開見込み

(被災箇所などを記した別紙pdf省略・以下概略)
・主な被災箇所
 (1)江津本町~千金間 切土崩壊
(2)川平~川戸間 土砂流入・道床流出等22箇所(被災箇所最多区間)
(3)川戸~田津間 土石流・道床流出等11箇所(約60メートルの砂防ダムを設置)
(4)鹿賀~因原間 橋脚流出(井原川橋梁)

・三江線の被災状況
土木・軌道関係 69件(橋脚流出1、橋台護岸流出1、切土崩壊10、土砂流入22、築堤崩壊5、道床流出9、線路陥没2、土砂堆積5、土留壁変状2、土石流11、のり面工変状1)、電気関係 3件(ケーブル損傷3) 合計72件

(記事引用:JR西日本プレスリリース 2014年6月16日付)

安芸矢口企画本所 6月の開所日

6月の本所開所予定日です。

4日(水) 2100~2300
7日(土) マツダスタジアム観戦オフ 終了後臨時開所
9日(月) 2100~2300
14日(土) 2000~2300 一時間短縮

19日(木)  2100~2300
22日(日)  1900~2300 鉄道系雑誌発売日(一部未着見込み)
24日(火)  2100~2300  
29日(日)  1900~2300

6月7日(土)はマツダスタジアム観戦オフ(広島-ソフトバンク)です。内野自由席かビジターパフォーマンスで野球を観戦し、終了後本所に移動して開所となります。

14日の土曜日は業務の都合で、20時からの短縮開所となります。

皆様のご来所をお待ちしております。

銚子電鉄さんで芸備書房ポスターを発見

安芸矢口企画ではローカル鉄道を応援する活動として「ローカル鉄道応援ポスター」を作成しております。

2012posterb(2012年版・サンプル)

ローカル鉄道は乗って応援をするのが基本ですが、遠方の鉄道の場合などは、そうも行かなかったり、現地にたどり着くまでに多大な時間と費用を使って1往復の乗車をしたり、となかなか難しいところがあります。

そこで自分自身が乗りに行く代わりに、応援したい鉄道に、鉄道利用を啓発するポスターを広告として掲出して、広告料で支援しようというのが「ローカル鉄道応援ポスター」の活動です。山口県の錦川鉄道に通年で掲出しているほか、これまでに安芸矢口企画が直接、あるいは賛同いただける方が独自に掲出した鉄道会社・路線は三陸鉄道、いすみ鉄道、北近畿タンゴ鉄道、阪堺電車、名松線、芸備線、三江線、木次線などがあります。

この原型になったのが、安芸矢口企画本所の母体となった古書店「芸備書房」(初代)が2007年に作成した広告ポスターです。このポスターが、長年にわたって銚子電鉄の仲ノ町駅に飾られていることがわかりました。

きっかけはローカル鉄道応援アイドル・恋雪りんさんのネット配信番組「りんのきらりん☆エクスプレス」の第3回。ローカル鉄道応援コーナー・銚子電鉄(第2回)で、仲ノ町駅のショーケースに芸備書房ポスターを見つけていただきました。

http://www.tokyoborderless.tv/index.php?cid=4136 の動画の9分20秒あたり

なぜ、銚子電鉄に芸備書房のポスターが? 不思議に思ったので、飾っていただいた御礼かたがた銚子電鉄を訪ねることにしました。


事前に広告ご担当の方にアポイントをいただき、邪魔することになりました。

前夜、広島を「こだま」で発ち、岡山から「サンライズ出雲」のノビノビ座席に乗車。寝酒が逆効果になって入眠に苦労するも、どうにか4時間ほど寝て東京に到着です。

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東京駅から737発の銚子行き特急「しおさい1号」に乗り換え。この列車には広島からの新幹線の始発や、始発の飛行機でも接続できません。

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沿線が都心から近郊、そして一面のキャベツ畑に変わり、9:30に終点の銚子に到着。駅のホームでは醤油樽がお出迎え。「しおさい」にうまく接続する銚子電鉄便がないので、仲ノ町駅までの1キロ弱を歩くことにします。沿線に有名な醤油メーカーの工場があり、レール際を歩いていると、少し醤油の香りを感じます。

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仲ノ町の銚子電鉄の車庫が見えてきました。

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木造の仲ノ町駅舎に入ってみます(ベンチの上の荷物は手土産のやまだ屋のもみじまんじゅう)。素晴らしくレトロな出札口の右手に、ショーケースがあり、

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ありました!芸備書房(初代)のポスターが飾られています。

銚子電鉄の本社にお邪魔し、お話をうかがうことにします。
当初アポイントをいただいていた社員さんが、体調不良で急遽欠勤ということで、代わりに総務部の課長補佐さんにお時間をいただくことになりました。

まず、ローカル鉄道応援ポスターの活動などをご説明した上で、芸備書房ポスターの掲出に関する経緯をおたずねすると、以下のようなことでした。

ある社員さん(萌鉄属性あり)が、どこからか芸備書房ポスターを入手してこられたとのこと。当時きわめて厳しい経営環境にあった銚子電鉄さん、ポスターに大きく書かれた文言「がんばれ ローカル鉄道」に、「今、当社に必要なのはこれだ!」と思って飾っていただいたとのこと(以上聴いたまま)。

当時の店のCMとして作ったポスターが、図らずも鉄道現場の方の心に響き、長年にわたって飾っていただいたということに、制作者としてとても大きな喜びをいただきました。

銚子電鉄さんは、昨年の脱線事故もあって依然として厳しい状況にあり、本件の感謝も込めて、2012年版のローカル鉄道応援ポスターを(今度は有料広告として)掲出させていただくこととしました。

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銚子電鉄の皆様には、私どものポスターを大事に飾っていただきましたこと、またお忙しいところ長くお時間をいただきましたことなど、大変お世話になりました。厚く厚く御礼申し上げます。

(銚子電鉄さんでのレポートは、犬吠・外川・観音駅などのことで、もう一つ記事にしようと思います)