カテゴリー別アーカイブ: 芸備線ニュース

芸備線を中心とした非電化陰陽連絡線の情報

2013/11/15 芸備線(岡山県内)他利用啓発広告デザイン案公募?

google検索のキャッシュによると岡山県公式webサイトに11月15日、岡山県県民生活部県民生活交通課が、「JR姫新線・因美線・芸備線の利用啓発に向けた新聞広告デザイン案の公募について」というページを掲載していたようです。

趣旨として「県では、利用状況の厳しいJR姫新線・因美線・芸備線(以下「北部3線」という。)の利用促進を図るため、新聞紙面を活用した広告による利用啓発業務を委託事業として実施することとしており、そのための広告デザイン案を次により募集します。」という説明があり、同時に公募要領と仕様書が掲載されていたようです。

このページは、現在(本記事執筆時・11月26日)削除されており、見ることができません。掲載から10日あまりでの削除と言うのも不可解で、募集期間が終了する直前にweb掲載されたものか、何かの手違いで公募が取りやめになったものか、不思議なことです。

2013/10/20 比婆山駅の様子

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2013年10月10日に比婆山駅を訪ねました。これと言って大きな変化はないようでしたが、

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駅舎内で写真展が行われていました。レイル・マガジンなどでも活躍する、Yさんの作品のようです。駅前の郵便局で行われていた写真展の作品を、駅に移設したものでしょうか。

もうすぐ芸備鉄道(芸備線)起工100年

現在の芸備線の前身である「芸備鉄道」は、最初の営業区間である東広島(現在の貨物駅あたり)~志和地が1915(大正4年)4月28日に開業しています。

この鉄道建設に向けた起工式が行われたのは1913年(大正2年)12月13日、下深川停留場予定地でのことでした。

従って、本年12月13日は、芸備鉄道(芸備線)起工100周年の節目となります。開業100周年に向けての機運が、起工100周年から加速して行くと良いのですが・・・

リバイバルトレイン急行ちどり 指定券の転売状況まとめ

前のポストで「リバイバルちどり」が8便全席、合計896席完売だったことをお知らせしました。
残念な事にそのうち80席弱が転売されていた事が分かりました。

ヤフーオークションの履歴によりますと、8月から9月にかけてリバイバルちどりの急行券を扱ったオークションが把握している限りで56件落札され、関わった指定券は78席分でした。リバイバルちどりの急行券を3回以上出品したIDは7つあり、もっとも多いもので19枚の急行指定券を売りさばいており、9枚売ったIDも2つありました。

落札価格は全体の4分の1程度が定価の1240円のまま終了している一方で、高いものは1枚7250円の値が付きました。全体の平均単価は2221円、上下1割(オークション件数ベース)を除いた単価では2122円でした。

出品者が得た利益、裏を返せば落札者が余計に負担したコストは総額で約7万6千円、1枚あたり約980円でした。全国的な人気列車というわけではありませんので、発生してしまった利ざやは大きくはありませんが、テンバイヤーによる購入によって、チケットを購入できなかった・乗車できなかった人の心中を思えば、その無念はいかばかりでしょうか。全てのオークションが転売屋(テンバイヤー・転売厨)によるものではないでしょうが・・・

オークション主催者が乗車券類の常習的な転売者を排除すること、JRが一部コンサートのように転売チケットを無効にする事、常習転売者がダフ屋行為として摘発される事などで、「テンバイヤー」が撲滅される事を願ってやみません。

2013/10/21 広島DC 「ちどり」完売、芸備線も乗客増

JR西日本は21日、7月1日から9月30日まで開催していた「広島県デスティネーションキャンペーン」の成果報告書を発表しました。

デスティネーションキャンペーンはJR各社と、広島県、地元業者などが連携して、特別企画、旅行商品開発などを行い、観光客の集客を図るものです。今次キャンペーンでは、広島市内のループバス「めいぷるーぷ」の運行、芸備線での「リバイバルトレイン 急行ちどり」などが企画実施されました。

DC全体として、一定の成果が上がったようです。当ニュース関連線区については以下のような結果が報告されていました。

・芸備線(狩留家~広島)の利用者が前年比104.5%に

1日あたり400人程度、3カ月で3万5千人ほどの利用増ということになりましょうか。この夏JR西は多くの支社で近距離券の販売が伸びていますので、全てがDCのおかげということはないでしょうが、少なくともリバイバルちどりの乗客と、撮り鉄の民族大移動の効果はあったことと思われます。

・リバイバルトレイン「急行ちどり」全列車完売御礼

「急行ちどり」について、運行日数4日間、定員896名に対し利用者896名と発表されました。めでたく全列車完売となり、乗る人、撮る人、見学する人で、広島駅・三次駅・沿線も大いに盛り上がりました。また特別列車の企画を期待したいところです。

小生乗車のリバイバルちどりが、乗車率7割程度であった事から、JRのいう利用者数というのは、指定席の販売数であると考えられ、実際の利用者(乗車人数)はもっと少ないはずです。初日のみ設定された旅行商品への組み込み、転売対策などで、「乗りたい人が乗れる」列車に近づければ、さらに集客に寄与できたのではないでしょうか。

・福塩線開通99周年うたごえ高原列車 37名乗車

定員40名の旅行として発売され、完売しておりましたから直前にキャンセルでもあったのでしょうか。こちらも盛況だったようで何よりです。

(ソース:JR西日本プレスリリース 2013年10月21日「広島県デスティネーションキャンペーン成果報告書」)

三次市観光公式サイトに、三次のゆるキャラ「きりこちゃん」が福塩線うたごえ列車をお見送り・・・という記事がありましたのでご紹介します。

・「福塩線「うたごえ高原列車」をきりこちゃんがお見送り!」
https://miyoshi-kankou.jp/?p=2466

菁文社、芸備線100周年企画を示唆 まくらぎの詩2014は刊行せず

三次市の印刷会社、菁文社(せいぶんしゃ)は、同社ウェブサイトで、平成27年春発刊で芸備線営業開始100年を見据えた新企画を練っていると発表しました。

同社は芸備線開業88周年の際に大型本「芸備線 米寿の軌跡」を発行した実績を持ち、芸備線を中心とした鉄道カレンダー「まくらぎの詩」も10年以上継続して発行しています。企画内容はまだ明かされていませんが、芸備線に対する愛情にあふれた企画となることを願ってやみません。

一方、2013年分まで発行されていた県北鉄道カレンダー「まくらぎの詩」は、2014年分を発行しないことが併せて発表されました。こちらは残念ですが、芸備線100周年誌に向けて大いに充電していただきたいと思います。

菁文社の公式サイトはこちら

2013/3/27「姫新線・因美線・芸備線を利用する会」結成 その活動

岡山県webサイトによると3月27日、岡山県と県北の5市町(新見市・津山市・真庭市・美作市・勝央町)とJR西日本岡山支社の各交通政策担当課長を構成員として「姫新線・因美線・芸備線を利用する会」が結成されました。

この会は、「利用状況の厳しい姫新線、因美線、芸備線の利用促進を図るため、県、沿線5市町及びJR西日本岡山支社が連携し、地域住民のマイレール意識の醸成等の取組を行う。」ことを目的としています。これらの線区の利用者は、平成3年を100として、姫新線(美作土居~新見)で43.2、因美線(土師~東津山)で20.7、芸備線(備中神代~備後落合)で21.9と激減していて、路線の存続を危ぶむ声も出ています。

同会の25年度の活動として、以下の5つが挙げられています。

(1)鉄道の日(10/14)のある10月に、沿線の自治体広報誌による一斉啓発 →参考 新見市広報誌10月号(部分)
(2)姫新線沿線の2小学校で、鉄道乗車体験(NARUTO列車利用) →参考 山陽新聞web版の記事
(3)姫新線2駅で沿線の高校生による駅舎清掃ボランティアの実施
(4)利用実態調査の実施、9月25日と9月29日、姫新線(佐用~新見)、芸備線(新見~備後落合)の始発から最終までの全列車に調査員が乗り込み、利用者に乗降区間と乗降前後の交通手段を聞き取り調査。結果は10月末をめどに取りまとめ。
(5)岡山湯郷ベルとの連携企画の実施。事前に美作市役所に申し込んだ先着250名に、林野駅までの鉄道利用を条件として、2000円分のなでしこリーグ入場チケットを配布。 → 参考 キャンペーンチラシ

岡山県北でも、ローカル線存続に向けての動きが出てきました。まだあまり大がかりな企画などはなく((5)はは結構な予算を使っていそうですけど)活動はこれからといったところですが、まずは組織の発足を喜びたいと思います。

2013/11/09他 JRふれあいウォーク 三次駅から5本設定

JRと、地域のウオーキングイベントがタイアップする「JRふれあいウォーク」の、2013年9月~2014年3月のパンフレットが発行され、芸備線関係では三次駅発のウォーキング3コース5本が設定されました。

(1)11月9日(土)、11月16日(土) 紅葉の尾関山と三次町本通り散策

三次駅10時集合→三次町本通り散策→鳳源寺→尾関山→自由行動→巴橋→三次駅15時ごろ解散

歩行距離約5km。参加費用は昼食弁当、保険、ガイド付きで1400円。定員50人。

申込先は(一社)三次市観光協会 0824-63-9268

(2)11月9日(土)、11月23日(土) 香淀の大イチョウと常清滝ウォーキング

三次駅945集合→三次957(三江線)1032香淀→香淀大イチョウ→カヌー公園さくぎ(昼食)→常清滝→川の駅常清→作木口駅1520ごろ解散 (作木口1529(三江線)1613三次)

歩行距離約15km。参加費用は昼食、保険、ガイド付きで2800円。三江線の運賃は往復とも含まれません。定員20名。

申込先は江の川カヌー公園さくぎ 0824-55-7050

(3)12月7日(土) 三次義士祭パレードと三次町本通り散策

三次駅900集合→三次町本通り散策→鳳源寺→義士祭パレード見学→自由行動→巴橋→三次駅1400ごろ解散

歩行距離約5km。参加費用は保険、ガイド代込みで500円。定員50人。このプランのみ昼食無しなので要注意です。

申込先は(一社)三次市観光協会 0824-63-9268

JRふれあいウォークでは、参加した人に「参加証」を配布し、「参加証」を5枚集めるとポンチョや水筒が当たる抽選に応募できます。

2013/10/01 JR三江線 秋キャンペーン パンフは石見みえが目印

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三江線沿線自治体・活性化協議会などは、2013年10月1日から2013年11月30日まで「JR三江線 秋キャンペーン」を実施します。キャンペーンパンフレットを作成・配布して、沿線観光地や宿泊飲食施設等でパンフを提示すると特典が受けられるようになっています。

キャンペーンパンフレットはA4、オールカラー12p。表紙は、黄金色の稲田に浮かぶ宇都井駅を背景に、三江線萌えキャラ「石見みえ」を大きく描いています。裏表紙は神楽+キハ120に表紙とほぼ同じ文字を入れて、どちらの面を出しても陳列できるように作成されています。

内容は
表紙 石見みえ@宇都井
本1~2 秋の三江線絶景旅
本3~6 三江線女子旅のススメ
本7~8 三江線神楽街道三十五次
本9  秋のイベントリスト、秋のフォトコンテスト告知
本10 パンフ持参特典・施設紹介
裏表紙 神楽&キハ120

パンフレットは「ぶらり三江線WEB」の秋キャンペーン紹介ページで閲覧(pdfファイル)することも出来ます。アドレスは下記の通りです。
http://sankousen.com/?page_id=2762

なお、安芸矢口企画では三江線沿線の方などから、このパンフレット数冊をお預かりしております。ご希望の方は本所にお越しいただければ、お渡しできますので、お知らせ下さい。

2013/09/28 情報追加
産経の報道によると、このパンフレットの発行部数は2万部とのこと。思いのほかたくさん刷っているようです。

2013/10/01 三江線 秋のフォトコンテスト開催

三江線沿線自治体などで組織する「三江線活性化協議会」は、「2013JR三江線フォトコンテスト 三江線の魅力再発見(秋の風景)」を開催します。

応募対象は、「秋の澄んだ空と紅葉など含む(三江線の)車両や施設の風景。」を撮影したもので、4つ切のカラープリントで応募するようになっています。

応募期間は2013年10月1日から2013年12月20日必着です。最優秀賞作には賞状・2万円相当の沿線特産品・オリジナル駅名板キーホルダー6駅分が贈呈されます。この他優秀賞2点、特別賞2点、入選15点に賞状・沿線特産品・オリジナル駅名板キーホルダー6駅分が贈られ、参加者全員にオリジナル駅名板キーホルダー1点が参加賞として贈られます。

応募先など詳細は、「ぶらり三江線WEB」の当該ページにてご覧下さい。

・ぶらり三江線WEB
2013 JR三江線(秋の風景)フォトコンテスト