カテゴリー別アーカイブ: 芸備線ニュース

芸備線を中心とした非電化陰陽連絡線の情報

2013/09/29 福塩線で「歌声列車」運行

福塩線で9月29日、貸切列車「歌声列車」が運行されます。開催中の広島県デスティネーションキャンペーンの一環で、旅行商品として販売され一般の乗車はできません。

旅行参加者は福山駅から府中駅まで福塩線の定期列車で移動して、府中駅を1045に発車する臨時貸切列車に乗車、備後三川駅まで約30分列車の旅を楽しみます。備後三川駅からは貸切バスで世羅高原農場、せらワイナリー(昼食)、奥田元宋・小由女美術館、みよしワイナリーを巡り、帰途は1600に塩町駅から臨時貸切列車に乗車して府中駅に1750頃に到着、さらに福山まで福塩線定期列車で戻るという行程です。

臨時貸切列車にはフルート・ギター・アコーディオンなどのプレイヤーが同乗し、車内で生演奏や合唱が楽しめるという趣向になっています。

申込先は日本旅行Tis福山支店でしたが、好評につき完売御礼とのことです(9月22日現在)。

キハ120NARUTOラッピング車 芸備線入線中

岡山県北部・旧美作地域では、美作国建国1300年を記念して各種記念事業を実施中です。
この一つとして、人気漫画・アニメ「NARUTO」とタイアップした、「NARUTO -ナルト- 列車」が運行中です。

ナルト列車は津山線を中心に運用されるキハ40系2両編成と、姫新線・因美線を中心に運用されるキハ120形1両編成の2編成があり、それぞれ「NARUTO」の人気キャラクターがフルラッピングの外装と、内装の一部にあしらわれています。ラッピング期間は2013年4月3日から2014年3月31日までとなっています。

詳しくはナルト列車公式サイト http://www.mimasaka-naruto.jp/train/ をご覧下さい。

一件、本ニュース対象線区とは関係無いようですが、キハ120のナルト列車は、運用の都合で時々芸備線備中神代~備後落合間を走行します。現在発表されている予定では、10月8日(火)、10月26日(土)などに、それぞれ新見~備後落合間を3往復、新見~東城間を2往復します。

運用予定は上記公式サイトで公開されていますので、関心のある方は撮影・乗車に出られてはいかがでしょうか。

備後庄原駅前区画整理他、庄原市広報誌芸備線関係記事紹介

庄原市の広報紙「広報しょうばら」から、芸備線に関わる記事をご紹介します。

・備後庄原駅の無料駐車場を縮小(2013年8月号)
http://www.city.shobara.hiroshima.jp/government/files/koho101-21.pdf

庄原駅周辺土地区画整理事業及び道路整備事業のため、駅西側にあった無料駐車場が2013年7月20日より34台分減少しました。

・乗りんさい芸備線 第8回(実際は第9回) 東城駅(2013年8月号)
http://www.city.shobara.hiroshima.jp/government/files/urahyoshi101.pdf

・乗りんさい芸備線 第7回(実際は第8回) ナルト列車(2013年6月号)
http://www.city.shobara.hiroshima.jp/government/files/urahyoshi99.pdf

・備後庄原駅前土地区画整理事業(2013年5月号)
http://www.city.shobara.hiroshima.jp/government/files/urahyoshi99.pdf

備後庄原駅前土地区画整理事業の工事が開始されました。備後庄原駅を交通結節拠点として再整備し、備北交通のバスターミナルの移転、生活バス・タクシーの共同乗り入れなどが計画されています。周辺道路の整備事業と合わせて、2.2ヘクタールが事業対象となっています。2019年度の事業完了が見込まれています。
合わせて、この3月には権利者、自治会、市観光協会、商工会議所などで「庄原駅周辺地区まちづくり協議会」が発足し、駅舎の活用やまちづくりについて検討を進めています。

・乗りんさい芸備線 第7回 備後西城駅(2013年4月号)
http://www.city.shobara.hiroshima.jp/government/files/urahyoshi97.pdf

・乗りんさい芸備線 第6回 平子駅~備後西城駅(2013年2月号)
http://www.city.shobara.hiroshima.jp/government/files/urahyoshi95.pdf

・乗りんさい芸備線 第5回 備後落合駅~道後山駅(2012年12月号)
http://www.city.shobara.hiroshima.jp/government/files/urahyoshi93.pdf

・乗りんさい芸備線 第4回 七塚駅(2012年10月号)
http://www.city.shobara.hiroshima.jp/government/files/urahyoushi91.pdf

・乗りんさい芸備線 第3回 高駅周辺(2012年8月号)
http://www.city.shobara.hiroshima.jp/government/files/koho89-32.pdf

・乗りんさい芸備線 第2回 備後庄原駅~高駅(2012年6月号)
http://www.city.shobara.hiroshima.jp/government/files/koho87-28.pdf

・乗りんさい芸備線 第1回 平子駅~備後西城駅(2012年4月号)
http://www.city.shobara.hiroshima.jp/government/files/koho85-36.pdf

 

2013/09/08 リバイバルちどり@安芸矢口

リバイバルちどり運転最終日の9月8日(日)、安芸矢口駅周辺での撮影です。画像・動画は全て王舞の撮影です。

http://www.youtube.com/watch?v=A4DyrPatFUk

(動画)2013/09/08 リバイバルトレイン急行ちどり(上り) 安芸矢口駅通過
安芸矢口駅の跨線橋から撮影しています。

安芸矢口駅 発車案内

上りちどり通過前。安芸矢口駅の発車案内表示は「通過」となっています。

下りちどり、安芸矢口通過

安芸矢口駅を通過し、曲線にかかる下りちどり。

急行ちどり 沖矢口の築堤

速度を上げながら沖矢口の築堤を進む

急行ちどり 安芸矢口~戸坂間

少し角度を変えたカット

矢口川水門と急行ちどり

矢口川水門と急行ちどり。

以上、撮影は全て2013年9月8日、撮影場所は安芸矢口駅または芸備線安芸矢口~戸坂間です。

2013/09/04 木次線日登駅~下久野駅間で土砂流入 二日間運休

・大雨でJR木次線・伯備線寸断(島根県)

JR木次線では午前9時頃、雲南市木次町寺領で土砂が崩れ、木次線の線路や市道をおよそ20mにわたってふさいだ。JRでは夜を徹して土砂を取り除く作業を行う予定だが、復旧のメドは立っていないという。また岡山県側の伯備線が土砂崩れで寸断し、特急やくも号の運転が終日ストップした他、スーパーはくとやいなばにも運休が出るなど、午後5時半現在で74本が運休、21本が部分運休した。

(『日テレNEWS24』2013年9月4日配信、日本海テレビ提供)

 JR西日本運行情報によりますと、元々雨徐行を行っていたところ、木次線日登駅~下久野駅間で土砂流入が発生したということです。当初は木次以南の全区間が運休となりましたが、一旦は木次~出雲三成間のみの見合わせに変わりました。

 復旧に時間を要すること、代行輸送の手配ができたことを受けてか、4日2135の更新では木次~出雲横田間が運転見合わせ・代行輸送となりました。この区間は5日一杯運休し、6日始発からの再開となりました。

2013/09/01 リバイバルちどり(1)上りちどり三次駅到着

リバイバルちどり、三次駅の列車発車案内(撮影:王舞)

リバイバルちどり、三次駅の列車発車案内(撮影:王舞)

9月1日(日)、運転二日目となる「リバイバルトレイン 急行ちどり」の下り列車に乗ってきました。

発売即完売、ヤフオクで高騰、その後何度か検索しても満席・・・と乗車を諦めていたリバイバルちどり。この日三江線取材に出向く途中に、安芸矢口駅でダメ元で空席を調べると、なんと上下とも1席ずつ空席がありました。誰かがキャンセルしたのでしょう。即購入し、同行者と計らって片道ずつ「リバイバルちどり」に乗車することとしました。

三江線取材の口羽からとって返し、12時ごろに三次駅に到着。まず目に飛び込んできたのは、急行列車の写真展です。

三次駅 急行列車写真展(撮影:王舞)

三次駅 急行列車写真展(撮影:王舞)

三次鉄道部の皆さんの作品だそうです。末期の姿から、古いところでは気動車急行が蒸気機関車と並んでいるものまで。

広島までの乗車券を券売機で購入していると、後方を何やら不思議なシルエットが通過しました。三次のゆるキャラ、霧の海をモチーフにした「きりこちゃん」です。

上り「ちどり」が三次駅1番ホームに到着(撮影:王舞)

上り「ちどり」が三次駅1番ホームに到着(撮影:王舞)

間もなく、1番線にリバイバルちどりの上り列車が到着。

きんさいエイドさんと「きりこちゃん@三次駅(撮影:王舞)

きんさいエイドさんと「きりこちゃん@三次駅(撮影:王舞)

上り「ちどり」のお客様を三次市「きんさいエイド」さんと、きりこちゃんがお出迎え。さらに観光協会スタッフによるエコバッグ(三次市イラスト入り)配布が行われました。

庄原方に一旦引き上げるリバイバルちどり(撮影:王舞)

庄原方に一旦引き上げるリバイバルちどり(撮影:王舞)

上り「ちどり」は乗客を降ろすと、すぐ扉を閉めて庄原方へ引き上げ、ややあって下り「ちどり」として2番線に入線しました。(続く)

2013/08/31 リバイバルちどり出発式は台風のため中止

2013年8月30日 広島駅 リバイバルトレイン急行「ちどり」号出発式典およびイベントの中止について

 平成25年8月12日付けでお知らせしていました、広島駅でのリバイバルトレイン急行「ちどり」号出発式典および南口駅前ひろばでの観光PRイベントにつきましては、台風15号接近のため中止いたします。

 ※注釈 平成25年8月12日付けのプレスリリースはこちらをご覧ください。

※注釈 リバイバルトレイン急行「ちどり」号については、運行予定ですが天候などによっては運行を中止する場合もありますのであらかじめご了承ください。

※注釈 広島駅南口駅前広場でのステージイベントや観光PRおよび物産展については、8月31日(土曜日)、9月1日(日曜日)の両日とも中止します。

※注釈 トレインマルシェにつきましては実施の予定ですが、今後の天候次第では中止する場合もございます。また、営業時間途中においても、列車の運行状況により中止する場合がございますので、あらかじめご了承ください。

(記事引用:JR西日本プレスリリース) http://www.westjr.co.jp/press/article/2013/08/page_4386.html

なんと間の悪い台風であったことか!
安全面から運営者としてやむを得ない判断ではあります。当日、イベントの一部であろう横断幕の掲示や、駅長による発車合図などはありましたので、いくらか救われた感があります。また、ホームは鉄道ファンで混み合い、予定通り式典が行われていれば、さらに混雑していたかと思うと、ある意味で結果オーライだった部分もあるかもしれませんね。

2013/08/24-25 豪雨、三江線以外も乱れる

8月24日、三江線で鉄橋の橋脚を破壊した豪雨は、周辺の鉄道にも大きな影響を及ぼした。

23日晩から雨が強まり、三江線江津~口羽、木次線出雲三成~備後落合が徐行運転となった。

24日は、芸備線の備後落合~三次間が0847頃まで運転見合わせ。福塩線の府中~塩町(三次)間も0804頃まで運転見合わせ、木次線は出雲三成以南が徐行。

25日は、芸備線内名~備後落合間が徐行、備後落合~三次間は始発から0620頃まで運転見合わせ、三次~広島間も始発から0830頃まで運転見合わせ。再開後も徐行区間があるため、ダイヤはボロボロだったとのこと。福塩線も全線で一時見合わせとのこと(仔細不明)。木次線は宍道~加茂中間で朝方一時運転を見合わせたほか、木次以南で徐行。

この他木次線では、22日夕方に出雲三成駅~亀嵩駅間で踏切の確認を行ったため遅延、23日には「奥出雲おろち号」が備後落合で車両確認を行った関係で、上り「おろち号」が55分遅れ、関係する他の列車も40~55分遅れとなった。

芸備線では26日午後に矢賀~広島間で踏切確認が発生し、一部列車に運転取りやめや遅延が発生した。

(JR西日本運行状況から)

福塩線 備後矢野で縁結び!?

・無人駅:広島・備後矢野駅 うどんで「恋愛の聖地」に?

広島県北東部を走るJR福塩(ふくえん)線の無人駅「備後矢野駅」で、線名にちなんだうどんを売り出し、布袋像を祭ったところ、「恋愛の聖地」として話題になっている。

利用者の減少で1983年に無人化。荒廃に胸を痛めた近所の里武三さん(62)が84年から民間駅長に就任し、駅をきれいにして旧下り線ホームにうどん店を出した。

三色餅入りうどん「福縁千」(555円)を食べ、布袋像にお参りした客から良縁の報告が届くようになり、口コミで人気に。里さんは「たくさんのご縁を取りモチたい」。【菅沼舞】

(画像1枚省略)

(画像説明)旧下り線ホームに里さんが設置した布袋像。恋愛成就に御利益があるとして人気だ=広島県府中市上下町矢多田のJR備後矢野駅で2013年8月17日、菅沼舞撮影

(記事引用:『毎日新聞』WEB 2013年8月20日付)

 良縁に恵まれた方、「福縁千」の画像をお持ちの方からの情報提供をお待ちしております!バツイチ独り身の王舞は「福縁千」を食べに行かなければいけませんね(笑)

2013/08/27 三江線活性化協 2012年バス増便実験の報告書をWEB掲載

三江線の沿線自治体などで構成する、三江線活性化協議会は27日、WEBサイト「ぶらり三江線」に2012年の10月から12月に実施した三江線増便社会実験の報告書を掲載した。

三江線増便社会実験は、2012年10月1日から2012年12月31日までの92日間、三江線を17本増発したもの(ただし、設備の都合で増発便は全てバスで運行)。12月はさらに6便を追加して、23本の増発としていた。

報告書は全20pで、1:実験実施の背景、2:実験の概要、3:実施の流れ、4:事前検討:準備、5:周知・PR、6:実施期間中、7:実験結果、6(ママ):実験期間の利用実績、7(ママ):実験の評価及び実験を踏まえた今後の活性化等の取り組み という構成になっている。

期待された「潜在需要」は限定的という厳しい結果を報告する一方で、並行して行われたツアー商品(貸切列車)の好評、スクールバスとの調整の必要性などにも言及している。

「ぶらり三江線WEB」の増便社会実験の報告書へのリンクが張られた記事は以下のURL。
http://sankousen.com/?p=2740