タグ別アーカイブ: 芸備線

芸備線に関する記事です

2015/07/18→2015/8/22 みよし納涼花火大会で臨時列車

JR西日本では、7月18日(土)に開催される「第26回 みよし納涼花火大会」にあわせて、通常の最終列車よりも遅い臨時列車を運行します。運行される列車は以下の3本です。

・芸備線 広島行き 三次2240→028広島
・芸備線 備後西城行き 三次2208→2305備後西城
・福塩線 上下行き 三次2218→2318上下

(ソース:三次駅への問い合わせなど)

2015/07/17追記

「第26回みよし納涼花火大会」は、台風11号の接近のため8月22日(土)に延期されることになりました。

このため、7月18日の臨時列車運行は取りやめになりました。
8月22日(土)に、同じダイヤで臨時列車を運転する計画とのことです。

(ソース:三次駅への問い合わせなど)

2015/06/下 『広報あきたかた』7月号で芸備線100周年特集

安芸高田市の広報紙『広報あきたかた』2015年7月号で、芸備線開業100周年を特集しました。

表紙に甲立駅付近の芸備線の写真を使用し、巻頭2~7pで「乗せて、つないで、100周年 -芸備線開通100周年-」が掲載されています。webではこちらから閲覧可能です。

2pで芸備線の概略を紹介
3pでは三次・広島駅での100周年記念式典と、安芸高田市歴史民俗博物館が開催した「芸備線に乗ろうツアー」を掲載
4-5pは「芸備線の辿った歴史」として、見開きで芸備線の年表と古い写真。安芸高田市歴史民俗博物館・秋本学芸員の解説。
6-7pは「人々の思いのつまった芸備線」として、向原・甲立それぞれの国鉄OB会分会長さん、吉田口付近の地域振興会長さんのコメント、吉田口駅での100周年記念行事で吉田口駅をモチーフにしたNゲージレイアウトを制作したアムール工房の松浦さん、松延さん、甲立駅近くで芸備線100年記念写真展in甲田を開催中の水野さん、三次SL保存会の湧廣さんが紹介されています。

また、『広報あきたかた』2015年4月号の裏表紙、「安芸高田歴史紀行」(前出の秋本学芸員執筆)では、芸備鉄道~芸備線に存在したガソリンカー専用駅である長田駅・戸島駅(国有化後は下長田駅・安芸戸島駅)廃駅跡の現状が報告されています。

2015/05/22 『中国新聞』 連載「追憶 芸備線100年」(全7回)

(当初掲載5月22日、以後随時追加)

『中国新聞』は5月22日付朝刊から、「追憶 芸備線100年」の連載を開始しました。表記から見て、4回以上は掲載されるようです(後日補記:全7回でした)。

初回は昭和38年の備後落合駅、三八豪雪の際の雪捨て列車が取り上げられ、当時排雪作業に加わった駅員さんの証言も掲載されています。
第2回は戦後間もなくの闇米運搬の話。運び屋が闇米を没収される現場にいた人の証言や、『芸備線百年』の米丸嘉一さんのコメントも。ここまで2回の写真は米花斌さんのもので、『米寿の軌跡』にも収録されたもののように見えます。

第3回は「急行ちどり」の話題。安芸高田から米子に進学したお医者さん、備後庄原から「ちどり」で新婚旅行に出たJRの運転士さんなどの証言。写真は長船さんのキハ55系準急「ちどり」

第4回は原爆投下日の芸備線。乗務した車掌さんの証言、芸備線で狩留家まで逃れてくるも9日後に亡くなった被爆者の遺族の証言。この日は写真ではなく、イラストが掲載されています。

第5回も原爆投下日(このあたりは中国新聞らしい)。芸備線を待っていて、広島駅で被曝した人の証言。この人は戸坂まで徒歩で逃れ、そこから芸備線に乗ったとのこと。ご本人が描いた原爆投下時の広島駅の様子の絵が掲載されています。

第6回は平成3年に行われた、JR四国からの2000系特急気動車の借入と高速化計画について。当時の高速化計画は、車両購入費とレールの金具の交換などで11億円という事業費。後年山陰本線や姫新線などで行われた高速化と比べれば小規模な計画だったんですね。写真は小木戸さん撮影の2000系。

最終回となった第7回は、スキー客輸送の話題。備後落合駅前の大原旅館さんの証言やおでんうどんの話題が出てきます。写真は米花さん撮影の備後落合駅の様子です。

 

(第1回)雪捨て列車 38豪雪で住民生活守る
(第2回)闇米運搬 戦後の復興 陰で支える
(第3回)ちどり 「人生の門出」祝う舞台 
(第4回)被爆者救護 水求める声車内に響く
(第5回)原爆の絵 青白い光 爆風で体浮く
(第6回)幻の高速化 「広島―三次59分」に期待
(第7回)スキー列車 すし詰め 駅や宿も活気

2015/05/30 祝芸備線開業100年 記念イベントin狩留家

(5月26日追記)
安芸矢口企画では、WEB等での呼び掛けに呼応して、狩留家駅での100周年行事に資料協力をいたします。狩留家郷土史研究会さんに、
・芸備鉄道沿線案内(昭和初期)
・列車愛称名サボ 「ちどり」
・列車種別サボ 「急行」
・列車運転時刻表 狩留家発広島行き普通列車

以上4点の資料を貸し出しました。狩留家駅駅舎内で展示する予定と聞いております。「芸備鉄道沿線案内」の実物を近い距離でご覧いただける機会となります。ぜひ、ご利用ください。


 

gn20150508(安芸矢口駅掲出ポスター)

芸備線狩留家駅の周辺住民などが、2015年5月30日(土)に、6月1日に迎える芸備線の開業100周年の記念イベントを実施します。

記念イベントは5月30日(土)の1000~1500の間、狩留家駅駅舎とその周辺で実施されます。

イベントのポスターによりますと、1000~1030で記念式典が行われ、1100~1500で演芸の発表と売店での販売が行われるようです。

演芸はシャギリ、狩留家和太鼓、フラメンコ、ハーモニカ演奏、津軽三味線、かこがわっこ音楽、県民謡、お面踊り、バンド演奏などが予定されています。

2015/05/19 東城・三楽荘に東城駅開業時の展示

『山陽新聞』WEB2015年5月19日付によると、庄原市(旧東城町)の国登録有形文化財・三楽荘に、芸備線・東城駅の開業当時の様子を伝える展示コーナーができたそうです。展示コーナーには写真や時刻表、東城地区中心部の地図のパネルなど約20点が飾られているとのことです。

東城駅は1930年(昭和5年)11月25日、三神線(三次~備中神代)の部分延伸時の終点として開業しました。1937年(昭和12年)には、芸備鉄道国有化とこれにともなう路線名変更で、芸備線の東城駅となりました。

三楽荘

住所:広島県庄原市東城町東城345-1
電話:08477-2-0457
開館時間:AM9:00~PM5:00
休館日:火曜・水曜・木曜・年末年始(12/29~1/3)
無料駐車場あり

2015年度 小奴可駅トイレ改築か

庄原市の公開資料「今年の公共工事発注見通し」によりますと、本年度の第一四半期に東城支所市民生活室から「小奴可駅トイレ建築工事」が発注されます。

期間は約2ヶ月とされ、内容は「現トイレの解体及び改築(簡易水洗、男性用小便器1基、車椅子対応洋式1基)」、予算は450万9千円となっています。

小奴可駅は、タクシー会社が入居して駅舎の一部を事務室や車庫として使用するなど、駅の利用が続いており、トイレの老朽化が著しくなったためこのたびの予算措置となったものと思われます。

(この件は、はらしととさん(@jonchama)のツイートを参考にしました)

2015/05/30 芸備線100周年記念入場券発売

JR西日本は5月7日、ニュースリリースで「芸備線開業100周年記念入場券」の発売を発表しました。

発表資料によると、「芸備線開業100周年記念入場券」は、広島から三次の間にある13駅の硬券入場券と、芸備線の写真や年表が印刷された台紙がセットになります。

----------(ここから引用)

1 商品名
芸備線開業100周年記念入場券13駅セット

2 発売期間
平成27年5月30日(土曜日)から平成27年6月30日(火曜日)
※注釈 発売初日となる5月30日は、午前8時より発売します。
※注釈 枚数限定のため、駅ごとに完売した時点で発売終了となります。

3 発売箇所
広島駅、安芸矢口駅、下深川駅、志和口駅、向原駅、三次駅

4 利用期間
平成27年5月30日(土曜日)から平成27年6月30日(火曜日)までの間の1回に限る。

5 商品内容
広島~三次駅間の13駅の硬券入場券を台紙にセット
芸備線100周年を記念した台紙に記念入場券をセット
13駅:広島、安芸矢口、下深川、狩留家、中三田、志和口、井原市、向原、吉田口、甲立、上川立、志和地、三次

6 おねだん
1,820円(140円×13駅)

7 発売枚数
限定1,000セット
※注釈 枚数限定となりますので、お一人様3セットまでの購入とさせていただきます

(引用ここまで)----------

(引用:JR西日本ニュースリリース2015年5月7日付)

広島地区で久しぶりに発売された記念券である新白島駅開業記念のことを考えると、如何に芸備線とはいえ、1冊1,820円と高額とはいえ、早い段階で完売になる恐れもあると思われます。どうしても購入・・・と考える方は、発売開始時間よりも早めに駅に向かわれる方がよろしいでしょう。

余談ではありますが、この記念入場券、西三次駅の入場券が入っていないところが惜しまれるところです。実用的な用途はほぼないのですから、史実に忠実に、開業当初の駅の切符を選んでいただければ良いのですが。なんとなれば後日、備後十日市(現三次駅)開業100周年のお祝いをしても良いのですし。

2015/03/27~ カープナイター日に芸備線を増結

gn20150327

JR西日本は、マツダスタジアムで広島東洋カープのナイトゲームが行われる日に、芸備線で列車の増結とこれに伴う時間変更を行うと発表しました。増結が行われる日程として、3月27日から5月28日の間で12日間が指定されています。

増結が行われるのは、広島発2205の三次行き普通列車で、通常2両編成のところ4両での運行となります。

増結した2両は下深川で切り離しとなり、この作業のため下深川駅で通常より8分余計に停車します。
この列車と下深川以北で交換する列車にも時間変更が予定されています。

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既に増結した列車が走っておりますが、2205発の列車の混雑緩和に増結が大いに寄与しています。
従来、芸備線は臨時増発「赤ヘルナイター号」の設定がなく、ひどい負け試合の後など球場帰りの人々から発せられる瘴気が混雑する列車によって圧縮され、それはそれは殺伐としたものでした。この増結は、まさにJRの英断というべきでしょう。

2015/4/1 『げいびグラフ』最終号で芸備線100年特集

gn20150506a(表紙)

三次市の菁文社が発行する郷土誌『げいびグラフ』が、4月1日に発行した第130号で、「芸備線開業100周年」を特集しました。

『げいびグラフ』は1974年に創刊した、備北地方の郷土の情報と人物を紹介している季刊誌です(菁文社WEBサイトより)。第130号の特集として「芸備線開業100年」が企画され、8ページにわたって芸備鉄道開業から近年までの歴史が紹介されました。同社刊の「芸備線 米寿の軌跡」収録済みの写真のみならず、新規に集められた写真も掲載されなかなか読み応えがあります。

『げいびグラフ』は広島県北の一部書店で取り扱い、菁文社から通販で購入することもできます。1部750円です。菁文社 0824-62-3057 http://www.seibunsha-f.com/ 安芸矢口企画本所では、1冊余分を取り寄せましたので、ご希望があれば定価にてお渡しできます。お申し付けください。

なお、『げいびグラフ』はこの130号をもって休刊となりました。40年あまり、130号の積み重ねに敬意を表します。また、年1冊でもよいので、また復刊する日が来てほしいものだと願っております。

2015/04/26 上川立駅・芸備線100周年記念行事

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2015年4月26日、芸備線上川立・志和地の両駅で芸備線開業と駅の開業100周年を祝う行事が行われました。開催したのは、JRのOBや地元住民などで作る「芸備線愛好のぞみ会」で、JR西日本や三次市が後援しています。

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駅構内には竹飾りが設置され、このたび設置された記念碑が除幕を待っています。

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式典が始まり、くす玉割り、記念碑の除幕が行われました。

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除幕された記念碑。

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記念碑の除幕後、ひょっとこ踊りが披露されました。

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上川立での行事が終わり、参加者は志和地駅に列車で移動しました。

(本記事の画像は「除幕された記念碑」以外はMさんからお寄せいただきました)