タグ別アーカイブ: 芸備線100周年

安芸高田市 芸備線開通100年展のポスターを差し上げます

akitakata

今年「芸備線開通100年 安芸高田の車窓から」を開催された安芸高田市歴史民俗博物館さんから、同企画展の大型(B2)ポスターの残部をいただきました。「お好きな方に分けてください」とのことですので、先着8名様にお渡ししたいと思います。

ご希望の方は安芸矢口企画本所にいらしてください。開所日はこちらをご参考に。

2015/10/31 芸備線ハロウィントレイン(日帰り旅行)

近畿日本ツーリスト中国四国は10月31日(土)、芸備線などを利用する日帰り旅行「ハロウィントレイン」を開催する予定です。

このツアーは、列車の貸切車両で広島駅を10時に出発して三次に11時22分に到着。広島三次ワイナリー・トレッタみよしでバーベキューの昼食とイベントを楽しみ、復路も貸切車両で三次を1602に発車、広島に1728に到着して終了となります。

チラシには表示されていませんが、往復とも芸備線快速「みよしライナー」に貸切車両を増結するものと思われます。ツアー定員が120名なので、貸切車両はおそらく2両、定期分とあわせて4両編成の快速になることが予想されます。

貸切に使用する車両については、チラシに特段の記述が無いので、一般のキハ47などが充当されるのでしょう。列車に特別な装飾などはされないことも発表されています。ただし、車内では「往路車内で先着10名に特別メイク体験(9/7現在申込可能)」が実施されます。

駅近くに仮装のための「お着替えルーム」が用意され、広島駅には仮装で集合することが可能です。当日は広島駅コンコース、9番ホームなどで仮装した参加者が見られるかもしれません。

三次ワイナリーでのイベント内容など詳細は近ツーWEBサイトでご覧下さい。

チラシ上では「芸備線100周年記念」としています。しかし、芸備線100周年に関連するツアー内容は特段用意されていないようです。

参加費は中学生以上9000円、小学生4500円、3歳以上の幼児1000円。募集人員は120人、最少催行人員は80人となっています。

2015/08/19~ 『中国新聞』、備北地域の芸備線を紹介する連載

『中国新聞』朝刊県北欄で8月19日から、「列車のある風景 県北の芸備線」という連載が始まりました。第1回の冒頭に趣旨が書いてありますので、そのまま引用します。

(以下引用)
 JR芸備線はことし開業100周年を迎えた。県北地方を走る列車の象徴的な光景を写真で伝える。
(引用終了)

毎回のボリュームとしては、10cm四方ほどの写真1枚と、300字ほどのテキスト、地図1点となっています。

紹介された場所は以下のようになっています。
第1回(8/19)癒やしの空間 庄原市・第6西城川鉄橋(高~備後庄原)
第2回(8/20)参道と交差 三次市・八幡神社(和知八幡神社)(山ノ内~下和知)
第3回(8/22)古い町並み 庄原市・五町(備後西城~平子)
第4回(8/25)重なる路線 三次市・中国自動車道との交差地点(西三次~志和地)
第5回(8/26)かやぶき屋根 安芸高田市・向原の古民家(吉田口~向原)
最終回(8/27)

2015/06/下 『広報あきたかた』7月号で芸備線100周年特集

安芸高田市の広報紙『広報あきたかた』2015年7月号で、芸備線開業100周年を特集しました。

表紙に甲立駅付近の芸備線の写真を使用し、巻頭2~7pで「乗せて、つないで、100周年 -芸備線開通100周年-」が掲載されています。webではこちらから閲覧可能です。

2pで芸備線の概略を紹介
3pでは三次・広島駅での100周年記念式典と、安芸高田市歴史民俗博物館が開催した「芸備線に乗ろうツアー」を掲載
4-5pは「芸備線の辿った歴史」として、見開きで芸備線の年表と古い写真。安芸高田市歴史民俗博物館・秋本学芸員の解説。
6-7pは「人々の思いのつまった芸備線」として、向原・甲立それぞれの国鉄OB会分会長さん、吉田口付近の地域振興会長さんのコメント、吉田口駅での100周年記念行事で吉田口駅をモチーフにしたNゲージレイアウトを制作したアムール工房の松浦さん、松延さん、甲立駅近くで芸備線100年記念写真展in甲田を開催中の水野さん、三次SL保存会の湧廣さんが紹介されています。

また、『広報あきたかた』2015年4月号の裏表紙、「安芸高田歴史紀行」(前出の秋本学芸員執筆)では、芸備鉄道~芸備線に存在したガソリンカー専用駅である長田駅・戸島駅(国有化後は下長田駅・安芸戸島駅)廃駅跡の現状が報告されています。

2015/05/22 『中国新聞』 連載「追憶 芸備線100年」(全7回)

(当初掲載5月22日、以後随時追加)

『中国新聞』は5月22日付朝刊から、「追憶 芸備線100年」の連載を開始しました。表記から見て、4回以上は掲載されるようです(後日補記:全7回でした)。

初回は昭和38年の備後落合駅、三八豪雪の際の雪捨て列車が取り上げられ、当時排雪作業に加わった駅員さんの証言も掲載されています。
第2回は戦後間もなくの闇米運搬の話。運び屋が闇米を没収される現場にいた人の証言や、『芸備線百年』の米丸嘉一さんのコメントも。ここまで2回の写真は米花斌さんのもので、『米寿の軌跡』にも収録されたもののように見えます。

第3回は「急行ちどり」の話題。安芸高田から米子に進学したお医者さん、備後庄原から「ちどり」で新婚旅行に出たJRの運転士さんなどの証言。写真は長船さんのキハ55系準急「ちどり」

第4回は原爆投下日の芸備線。乗務した車掌さんの証言、芸備線で狩留家まで逃れてくるも9日後に亡くなった被爆者の遺族の証言。この日は写真ではなく、イラストが掲載されています。

第5回も原爆投下日(このあたりは中国新聞らしい)。芸備線を待っていて、広島駅で被曝した人の証言。この人は戸坂まで徒歩で逃れ、そこから芸備線に乗ったとのこと。ご本人が描いた原爆投下時の広島駅の様子の絵が掲載されています。

第6回は平成3年に行われた、JR四国からの2000系特急気動車の借入と高速化計画について。当時の高速化計画は、車両購入費とレールの金具の交換などで11億円という事業費。後年山陰本線や姫新線などで行われた高速化と比べれば小規模な計画だったんですね。写真は小木戸さん撮影の2000系。

最終回となった第7回は、スキー客輸送の話題。備後落合駅前の大原旅館さんの証言やおでんうどんの話題が出てきます。写真は米花さん撮影の備後落合駅の様子です。

 

(第1回)雪捨て列車 38豪雪で住民生活守る
(第2回)闇米運搬 戦後の復興 陰で支える
(第3回)ちどり 「人生の門出」祝う舞台 
(第4回)被爆者救護 水求める声車内に響く
(第5回)原爆の絵 青白い光 爆風で体浮く
(第6回)幻の高速化 「広島―三次59分」に期待
(第7回)スキー列車 すし詰め 駅や宿も活気

2015/05/30 祝芸備線開業100年 記念イベントin狩留家

(5月26日追記)
安芸矢口企画では、WEB等での呼び掛けに呼応して、狩留家駅での100周年行事に資料協力をいたします。狩留家郷土史研究会さんに、
・芸備鉄道沿線案内(昭和初期)
・列車愛称名サボ 「ちどり」
・列車種別サボ 「急行」
・列車運転時刻表 狩留家発広島行き普通列車

以上4点の資料を貸し出しました。狩留家駅駅舎内で展示する予定と聞いております。「芸備鉄道沿線案内」の実物を近い距離でご覧いただける機会となります。ぜひ、ご利用ください。


 

gn20150508(安芸矢口駅掲出ポスター)

芸備線狩留家駅の周辺住民などが、2015年5月30日(土)に、6月1日に迎える芸備線の開業100周年の記念イベントを実施します。

記念イベントは5月30日(土)の1000~1500の間、狩留家駅駅舎とその周辺で実施されます。

イベントのポスターによりますと、1000~1030で記念式典が行われ、1100~1500で演芸の発表と売店での販売が行われるようです。

演芸はシャギリ、狩留家和太鼓、フラメンコ、ハーモニカ演奏、津軽三味線、かこがわっこ音楽、県民謡、お面踊り、バンド演奏などが予定されています。

2015/05/30 芸備線100周年記念入場券発売

JR西日本は5月7日、ニュースリリースで「芸備線開業100周年記念入場券」の発売を発表しました。

発表資料によると、「芸備線開業100周年記念入場券」は、広島から三次の間にある13駅の硬券入場券と、芸備線の写真や年表が印刷された台紙がセットになります。

----------(ここから引用)

1 商品名
芸備線開業100周年記念入場券13駅セット

2 発売期間
平成27年5月30日(土曜日)から平成27年6月30日(火曜日)
※注釈 発売初日となる5月30日は、午前8時より発売します。
※注釈 枚数限定のため、駅ごとに完売した時点で発売終了となります。

3 発売箇所
広島駅、安芸矢口駅、下深川駅、志和口駅、向原駅、三次駅

4 利用期間
平成27年5月30日(土曜日)から平成27年6月30日(火曜日)までの間の1回に限る。

5 商品内容
広島~三次駅間の13駅の硬券入場券を台紙にセット
芸備線100周年を記念した台紙に記念入場券をセット
13駅:広島、安芸矢口、下深川、狩留家、中三田、志和口、井原市、向原、吉田口、甲立、上川立、志和地、三次

6 おねだん
1,820円(140円×13駅)

7 発売枚数
限定1,000セット
※注釈 枚数限定となりますので、お一人様3セットまでの購入とさせていただきます

(引用ここまで)----------

(引用:JR西日本ニュースリリース2015年5月7日付)

広島地区で久しぶりに発売された記念券である新白島駅開業記念のことを考えると、如何に芸備線とはいえ、1冊1,820円と高額とはいえ、早い段階で完売になる恐れもあると思われます。どうしても購入・・・と考える方は、発売開始時間よりも早めに駅に向かわれる方がよろしいでしょう。

余談ではありますが、この記念入場券、西三次駅の入場券が入っていないところが惜しまれるところです。実用的な用途はほぼないのですから、史実に忠実に、開業当初の駅の切符を選んでいただければ良いのですが。なんとなれば後日、備後十日市(現三次駅)開業100周年のお祝いをしても良いのですし。

2015/4/1 『げいびグラフ』最終号で芸備線100年特集

gn20150506a(表紙)

三次市の菁文社が発行する郷土誌『げいびグラフ』が、4月1日に発行した第130号で、「芸備線開業100周年」を特集しました。

『げいびグラフ』は1974年に創刊した、備北地方の郷土の情報と人物を紹介している季刊誌です(菁文社WEBサイトより)。第130号の特集として「芸備線開業100年」が企画され、8ページにわたって芸備鉄道開業から近年までの歴史が紹介されました。同社刊の「芸備線 米寿の軌跡」収録済みの写真のみならず、新規に集められた写真も掲載されなかなか読み応えがあります。

『げいびグラフ』は広島県北の一部書店で取り扱い、菁文社から通販で購入することもできます。1部750円です。菁文社 0824-62-3057 http://www.seibunsha-f.com/ 安芸矢口企画本所では、1冊余分を取り寄せましたので、ご希望があれば定価にてお渡しできます。お申し付けください。

なお、『げいびグラフ』はこの130号をもって休刊となりました。40年あまり、130号の積み重ねに敬意を表します。また、年1冊でもよいので、また復刊する日が来てほしいものだと願っております。

2015/04/26 上川立駅・芸備線100周年記念行事

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2015年4月26日、芸備線上川立・志和地の両駅で芸備線開業と駅の開業100周年を祝う行事が行われました。開催したのは、JRのOBや地元住民などで作る「芸備線愛好のぞみ会」で、JR西日本や三次市が後援しています。

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駅構内には竹飾りが設置され、このたび設置された記念碑が除幕を待っています。

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式典が始まり、くす玉割り、記念碑の除幕が行われました。

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除幕された記念碑。

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記念碑の除幕後、ひょっとこ踊りが披露されました。

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上川立での行事が終わり、参加者は志和地駅に列車で移動しました。

(本記事の画像は「除幕された記念碑」以外はMさんからお寄せいただきました)

2015/04/28 安芸矢口駅でも芸備線100周年記念行事

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4月28日(火)に安芸矢口駅で行われる、芸備線・安芸矢口駅開業100周年行事は、0930開式、1045終了の予定となりました。安芸矢口駅を10:14に出るする列車(上下とも)にご乗車いただくと、安芸矢口駅で園児が歓迎・見送りを行います。

安芸矢口駅にでは4月13日頃から、100周年に向けての装飾が始まっています。

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駅舎内には、はすがおか幼稚園2014年度卒園児(現小1)がクラスごとに力を合わせて描いた芸備線の絵を掲出いたしました。

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ホームや列車から見える位置に、祝賀の横断幕も設置しております。

(以下、当初2015/3/12投稿分)
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高陽地区町内会・自治会連絡協議会、口田学区町内連合会、はすがおか幼稚園(安佐北区口田)、安芸矢口企画は、来る2015年4月28日(火)午前、JR芸備線安芸矢口駅にて、芸備線100周年記念行事を行います。

この行事は、地域の重要な交通機関である芸備線の100周年を祝い、鉄道の利用促進と地域の活性化につなげようとするものです。

4月28日の中核となる行事は、未来の高陽を担うことになる、幼稚園年長児による列車のお出迎えと芸備線利用体験です。この他、芸備線の歴史に関する発表、地域代表からJRへの謝辞などがあります。

4月初旬から、安芸矢口駅での芸備線に関する資料の掲示、駅と町内での記念横断幕の掲出なども行われます。また、普段鉄道を利用しない人たちにも芸備線の認知度が上がるよう、町内に100枚以上のポスターを掲出し、回覧板等で芸備線の歴史や、上手な利用方法、利用補助制度の資料などが配布される計画となっています。

一人でも多くの方に、4月28日の行事にご参加いただき、芸備線に関心を深めていただければと思います。

安芸矢口企画は、この行事の企画と制作などを担っております。当日の行事運営等、お手伝い頂ける方がいらっしゃいましたらとても嬉しく思います。ぜひご連絡下さい。