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芸備線を中心とした非電化陰陽連絡線の情報

2015/07/31締切 三江線全通40周年「江の川号」ヘッドマーク公募

三江線沿線6市町などで作る三江線活性化協議会が、8月30日に江津~浜原、浜原三次間で走る臨時列車「江の川号」に取り付けるヘッドマークのデザインを公募しています。

「江の川号」は、8月30日行われる三江線全通40周年式典・三江線まつりにあわせて運行される記念臨時列車で、キハ126の神楽ラッピング車が充当される予定になっています。

公募にあたり、以下の条件が課されています。
・ヘッドマークは正円で直径50cm
・「江の川号」の文字を必ず入れること
・三江線全線開通40周年をイメージしたもの、三江線及び三江線沿線地域の魅力が感じられるもの。

応募はデジタル・アナログとも可で、締切は7月31日となっています。

優秀作品(1点)は実際に「江の川号」に掲出され、制作者には1万円相当の沿線産品などが贈呈されます。この他に佳作(5点)が選ばれ、こちらも沿線産品詰め合わせなどが贈られます。

詳しくは「ぶらり三江線WEB」の当該ページをご覧下さい。

また、三江線活性化協議会では、8月30日の全通40周年行事で記念列車に発車合図を出す児童も募集しています。

対象は、両親のどちらかが昭和50年8月31日生まれで、沿線6市町に住む小学生となっています。男女1名ずつの募集です。

こちらも詳しくは「ぶらり三江線WEB」の当該ページをご覧下さい。

2015/08/30 三江線全通40周年行事(浜原) 記念臨時列車も

邑智郡邑南町が発行する『広報おおなん』7月号に、8月30日に行われる三江線全通40周年行事に関する記述が出ました。既に活性化協議会の事業として記念行事が行われるという新聞報道は出ておりましたが、詳報が自治体から出るのは今回が初めてとなります。『広報おおなん』はWEBからもお読みいただけます

『広報おおなん』に掲載された、8月30日に行われる記念事業は以下の通りです。

(1)記念式典
浜原駅近く(徒歩5分)の、浜原隣保館(元・浜原小学校)で12:30~13:05の予定で実施されます。
7月15日まで募集していた、三江線の愛称が発表される予定です。

(2)記念行事
浜原駅ホームで13:20~13:30の予定で実施されます。

(3)三江線まつり
こちらも浜原隣保館で11:00~15:00の予定で実施されます。
ミニSLの運行、神楽の上演、三江線フォトコン入賞作の展示などが行われます。

(4)記念列車の運行
「三江線40周年記念列車 江の川号」が運行されます。『広報おおなん』には記載されていませんが、他の報道によるとキハ126の神楽ラッピング車が充当されるとのことです。ダイヤは『JR時刻表』によると
・9437D 江津947→(各駅停車)→1135浜原
・9439D 浜原1329→(各駅停車)→1527三次
以上のようになっています。いずれも8月30日のみの運行です。江津から記念列車に乗車して、浜原で記念式典・行事にあずかり、また記念列車で三次まで完乗できるダイヤになっています。

(予告)2015/08/30 三江線フォトトレイン・祝編 を開催します

三江線沿線住民・事業者と安芸矢口企画は、協働企画「三江線フォトトレイン」の第2回となります「祝編」(いわいへん)を三江線全通40周年記念行事が行われる8月30日に開催いたします。

gn20150329h(第1回・桜編の集合写真)

今年3月末に好評を博した「三江線フォトトレイン」。第2回となる「祝編(いわいへん)」では、8月30日に行われる三江線全通記念行事と記念列車を中心軸にして、三江線と沿線の魅力を味わえる日帰り企画をご用意しました!

「三江線フォトトレイン・祝編」7つのお楽しみ

・水害で流出した後再建され、復旧のシンボルとも言える「井原川橋梁」で全通40周年特別列車(キハ126)を撮影

三江線全通40周年記念行事(浜原隣保館、浜原駅前)に参加、地域といっしょにお祝い。神楽の鑑賞も。

・浜原駅での全通40周年記念列車出発式に参加・撮影(オプションとして、特別列車乗車も可能)

・三江線の名湯「潮温泉」にご入湯

石見神楽の絵付け体験、オリジナルカラーの神楽面を作って持ち帰り可能

天空の駅「宇都井」から三江線に乗車。地域からのおもてなしも。

・前回大好評だった山くじら(イノシシ)のお弁当を今回もご用意

この旅行は庄原市のバス会社、備北交通さんから後日発売されます。正式な募集が始まりましたら、改めてご案内いたします。

2015/07/19 三江線石見川本駅で全線復旧1周年行事

2014年7月19日、一昨年の大雨で大被害を被った三江線が全線復旧しました(その時の様子はこちらを参照)。それから1周年を迎える今月19日に、石見川本駅で復旧1周年を祝う行事が行われます。

行事は三次957発の石見川本行き列車の到着にあわせて、12時頃から行われます。イベント内容は以下の通りです。

・駅頭での記念のくす玉割り。
・地元住民による出迎え・観光資料配付・横断幕の掲出
・駅前での振る舞い酒
・駅舎内で被災~復旧~現在の写真展
・当日限定の●●配布

また、石見川本16:25発の三次行き列車にあわせて、第2回列車vs人間400m競争が行われます。

昨年、全線復旧翌日に行われた列車vs人間レースが復活します。10人一組のチームでリレーして、キハ120より早く400m先のゴールを目指します。

青春18きっぷ期間前ですが、リアル宝探しも始まりますし、ぜひこの機会に三江線へ遊びに行って下さい。

この行事は川本町観光協会と三江線活性化協議会の共催、安芸矢口企画が企画協力を行っております。
お問い合わせは川本町観光協会 0855-72-0123 へお願いします。

2015/7/17 追記

写真展は、前日(18日)の午後から見ることができます。また1週間程度は、そのまま展示をするそうです。

三江線vs人間競争の第1回(昨年7月20日)の記事が「広報かわもと」平成26年8月号の13pに掲載されています。参考にご覧下さい。 

2015/07/18→2015/8/22 みよし納涼花火大会で臨時列車

JR西日本では、7月18日(土)に開催される「第26回 みよし納涼花火大会」にあわせて、通常の最終列車よりも遅い臨時列車を運行します。運行される列車は以下の3本です。

・芸備線 広島行き 三次2240→028広島
・芸備線 備後西城行き 三次2208→2305備後西城
・福塩線 上下行き 三次2218→2318上下

(ソース:三次駅への問い合わせなど)

2015/07/17追記

「第26回みよし納涼花火大会」は、台風11号の接近のため8月22日(土)に延期されることになりました。

このため、7月18日の臨時列車運行は取りやめになりました。
8月22日(土)に、同じダイヤで臨時列車を運転する計画とのことです。

(ソース:三次駅への問い合わせなど)

2015/07/18 三江線で「リアル宝探し」キャンペーン

(2015/7/17追記)

タカラッシュのWEBサイトに、「江の川不可思議調査隊 神々守る水竜の恵み」のページができていました。宝探しのストーリーなど詳しい情報が掲載されています。詳しくはこちらへ


(以下当初投稿 2015/7/13分)
 

gn20150708 (道の駅グリーンロードだいわにて、撮影:王舞)

三江線の沿線自治体などで構成する三江線活性化協議会は、7月18日(土)から11月30日(月)の期間で、「リアル宝探し 江の川不可思議調査隊 神々守る水竜の恵み」を実施します。

イベントの詳しいルールなどは発表されていませんが、企画・監修を務める「タカラッシュ」のWEBサイトによると、「リアル宝探し」とは「参加型の謎解きイベントです。参加者は参加キット(宝の地図)を入手し、描かれた謎を解き明かし、隠された手がかりをみつけながら、最終的に「宝物」を発見します。」と説明されています。

開催場所は「三江線沿線」とされ、沿線6市町すべてが対象となり、各市町1つずつ宝箱が隠されています。

「宝の地図」の配布場所は
・三次市 三次市観光協会(市交通観光センター1階、三次駅すぐ)他11か所
・安芸高田市 安芸高田市観光協会(芸備線向原駅と同じ建物) 他20か所
・邑南町 町役場羽須美支所(口羽駅から徒歩14分) 他4か所
・美郷町 粕淵駅 他6か所
・川本町 道の駅インフォメーションセンターかわもと(因原駅すぐ) 他1か所
・江津市 江津市観光協会(江津駅すぐ) 他10か所以上
の6箇所。JRの駅自体で配布しているのは粕淵駅のみとなっておりますのでご注意下さい。また、宝の地図は「タカラッシュ」のWEBサイトからダウンロードすることも可能のようです。

宝箱を発見すると、抽選で、JCB商品券(5万円分)、神楽面、三江線駅名板キーホルダー35駅コンプリートセットなどの景品が117人に当たるほか、すべての宝箱を発見した先着1000名に「パーフェクト賞」(缶バッジ)、各エリアクリア先着1000名に「発見者賞」(カード)が用意されています。

問い合わせは、三江線活性化協議会0855-72-0015へ。


三江線巡り宝探しの旅 7月18日スタート、参加呼び掛け

JR三江線沿線の島根、広島両県6市町などでつくる三江線活性化協議会は7月18日~11月30日、沿線を巡りながら宝探しをする参加型のイベントを開く。本年度に実施している観光キャンペーンの目玉イベント。担当者は「家族連れや友達同士で冒険旅行を楽しんでほしい」と参加を呼び掛けている。

イベントは「三江線沿線宝探し大冒険」。全国で宝探しイベントを運営する「ラッシュジャパン」(東京都)と合同で企画した。

参加者は、沿線6市町の道の駅などで「宝の地図」を入手する。ヒントを提供する沿線の店を巡るなどして、地図に記載の謎や暗号を解き、宝箱を探し出し、記された「キーワード」をチェック。指定された報告所でキーワードを伝える。

探索範囲は市町単位で6エリアに分かれ、各エリアに一つずつ宝箱が隠されている。1エリアのみの挑戦も受け付ける。

発見者には、記念のカード(各エリア先着千人)を贈るほか、クリアしたエリア数に応じて神楽面などの豪華賞品が抽選で当たる。全エリアで宝箱を見つけた人にはパーフェクト賞(先着千人)もある。

同協議会の原田康男事務局長は「三江線を使って、隠れスポットや豊かな自然など、自分だけの発見を楽しみながら周遊してほしい」と話した。

参加無料。問い合わせは同協議会事務局、電話0855(72)0015。

(記事引用:『山陰中央新報』WEB 2015年7月10日付)

2015/06/下 『広報あきたかた』7月号で芸備線100周年特集

安芸高田市の広報紙『広報あきたかた』2015年7月号で、芸備線開業100周年を特集しました。

表紙に甲立駅付近の芸備線の写真を使用し、巻頭2~7pで「乗せて、つないで、100周年 -芸備線開通100周年-」が掲載されています。webではこちらから閲覧可能です。

2pで芸備線の概略を紹介
3pでは三次・広島駅での100周年記念式典と、安芸高田市歴史民俗博物館が開催した「芸備線に乗ろうツアー」を掲載
4-5pは「芸備線の辿った歴史」として、見開きで芸備線の年表と古い写真。安芸高田市歴史民俗博物館・秋本学芸員の解説。
6-7pは「人々の思いのつまった芸備線」として、向原・甲立それぞれの国鉄OB会分会長さん、吉田口付近の地域振興会長さんのコメント、吉田口駅での100周年記念行事で吉田口駅をモチーフにしたNゲージレイアウトを制作したアムール工房の松浦さん、松延さん、甲立駅近くで芸備線100年記念写真展in甲田を開催中の水野さん、三次SL保存会の湧廣さんが紹介されています。

また、『広報あきたかた』2015年4月号の裏表紙、「安芸高田歴史紀行」(前出の秋本学芸員執筆)では、芸備鉄道~芸備線に存在したガソリンカー専用駅である長田駅・戸島駅(国有化後は下長田駅・安芸戸島駅)廃駅跡の現状が報告されています。

2015/06/15 三江線、路線愛称を公募(7/15〆)

三江線の沿線自治体などで作る三江線活性化協議会が、三江線の愛称を決めようと、愛称案を一般から公募しています。9月1日にやってくる、三江線全通40周年を記念する事業の一つです。(→オフィシャルの募集チラシ)

募集に当たり「愛称イメージ」が公開され、

「呼びやすく、親しみやすいもの、利用したくなるようなもの。
当地域(島根県江津市・川本町・美郷町・邑南町、広島県安芸高田市・三次市)にちなんだ名称で、全国の方に親しまれるもの。」とされています(募集チラシより)。

採用された愛称(一つ)は8月30日に浜原駅近くで行われる、三江線全通40周年記念式典で発表されます。

募集期間は6月15日(月)から7月15日(水)となっています。応募方法は以下の通りです。

・ハガキ、FAX

愛称名1点、住所、氏名、年齢、性別、電話番号、愛称名理由を記入して

(ハガキ)696-0001 島根県邑智郡川本町川本332-15 三江線活性化協議会 宛 (7月15日消印有効)
(FAX)0855-72-0536 三江線活性化協議会 宛 (7月15日17時まで受付)

・インターネット

活性化協の「ぶらり三江線WEB」(http://sankousen.com/)に設置された応募フォームに必要事項を入力して送信 (7月15日17時まで受付)

なお、この公募には景品が設定されています。

採用された愛称を応募した人から抽選で1名に、
・神楽面、三江線駅名キーホルダー 5駅分

採用された愛称を応募した人から抽選で10名に、
・三江線沿線の特産品(2千円相当)、三江線駅名キーホルダー1駅分

応募者全員から抽選で20名に、
・三江線駅名キーホルダー1駅分、三江線プレミアムクリアファイル2枚

あなたも三江線活性化に一肌脱いでみませんか?


鉄道路線の愛称といえば、瀬戸内さざなみ線(呉線)のような失敗例もあれば、福北ゆたか線、大阪周辺(京都線、神戸線、宝塚線、大和路線、学研都市線)、学園都市線(札沼線)のようなすっかり定着したものもあります。

性格の似た路線として、四国の徳島線(吉野川に沿う)の愛称は「よしの川ブルーライン」ですが、こちらはあまり定着していないようです。

景品を見ると、11人も応募がかぶるような「当たり障りのない?」愛称を付けるつもりのようですが・・・?「乗りたくなる」「定着する」愛称が飛び出してくることに期待しましょう。

2015/05/22 『中国新聞』 連載「追憶 芸備線100年」(全7回)

(当初掲載5月22日、以後随時追加)

『中国新聞』は5月22日付朝刊から、「追憶 芸備線100年」の連載を開始しました。表記から見て、4回以上は掲載されるようです(後日補記:全7回でした)。

初回は昭和38年の備後落合駅、三八豪雪の際の雪捨て列車が取り上げられ、当時排雪作業に加わった駅員さんの証言も掲載されています。
第2回は戦後間もなくの闇米運搬の話。運び屋が闇米を没収される現場にいた人の証言や、『芸備線百年』の米丸嘉一さんのコメントも。ここまで2回の写真は米花斌さんのもので、『米寿の軌跡』にも収録されたもののように見えます。

第3回は「急行ちどり」の話題。安芸高田から米子に進学したお医者さん、備後庄原から「ちどり」で新婚旅行に出たJRの運転士さんなどの証言。写真は長船さんのキハ55系準急「ちどり」

第4回は原爆投下日の芸備線。乗務した車掌さんの証言、芸備線で狩留家まで逃れてくるも9日後に亡くなった被爆者の遺族の証言。この日は写真ではなく、イラストが掲載されています。

第5回も原爆投下日(このあたりは中国新聞らしい)。芸備線を待っていて、広島駅で被曝した人の証言。この人は戸坂まで徒歩で逃れ、そこから芸備線に乗ったとのこと。ご本人が描いた原爆投下時の広島駅の様子の絵が掲載されています。

第6回は平成3年に行われた、JR四国からの2000系特急気動車の借入と高速化計画について。当時の高速化計画は、車両購入費とレールの金具の交換などで11億円という事業費。後年山陰本線や姫新線などで行われた高速化と比べれば小規模な計画だったんですね。写真は小木戸さん撮影の2000系。

最終回となった第7回は、スキー客輸送の話題。備後落合駅前の大原旅館さんの証言やおでんうどんの話題が出てきます。写真は米花さん撮影の備後落合駅の様子です。

 

(第1回)雪捨て列車 38豪雪で住民生活守る
(第2回)闇米運搬 戦後の復興 陰で支える
(第3回)ちどり 「人生の門出」祝う舞台 
(第4回)被爆者救護 水求める声車内に響く
(第5回)原爆の絵 青白い光 爆風で体浮く
(第6回)幻の高速化 「広島―三次59分」に期待
(第7回)スキー列車 すし詰め 駅や宿も活気

2015/05/30 祝芸備線開業100年 記念イベントin狩留家

(5月26日追記)
安芸矢口企画では、WEB等での呼び掛けに呼応して、狩留家駅での100周年行事に資料協力をいたします。狩留家郷土史研究会さんに、
・芸備鉄道沿線案内(昭和初期)
・列車愛称名サボ 「ちどり」
・列車種別サボ 「急行」
・列車運転時刻表 狩留家発広島行き普通列車

以上4点の資料を貸し出しました。狩留家駅駅舎内で展示する予定と聞いております。「芸備鉄道沿線案内」の実物を近い距離でご覧いただける機会となります。ぜひ、ご利用ください。


 

gn20150508(安芸矢口駅掲出ポスター)

芸備線狩留家駅の周辺住民などが、2015年5月30日(土)に、6月1日に迎える芸備線の開業100周年の記念イベントを実施します。

記念イベントは5月30日(土)の1000~1500の間、狩留家駅駅舎とその周辺で実施されます。

イベントのポスターによりますと、1000~1030で記念式典が行われ、1100~1500で演芸の発表と売店での販売が行われるようです。

演芸はシャギリ、狩留家和太鼓、フラメンコ、ハーモニカ演奏、津軽三味線、かこがわっこ音楽、県民謡、お面踊り、バンド演奏などが予定されています。