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2019/02/20 芸備線三次~中三田間暫定運転は4月4日からと発表

JR西日本は20日、2018年7月から運休している芸備線の三次~中三田間について、かねてから発表していた暫定的な運転再開を、2019年4月4日からと発表しました。

20日付けのJR西日本ニュースリリース「芸備線不通区間の暫定的な運転再開等について」
https://www.westjr.co.jp/press/article/2019/02/page_13842.html
によりますと、

・暫定運転区間 三次~中三田

・再開予定日 2019年4月4日(木)

・列車運転本数 朝(0530ごろ~0900ごろ) 下り3本、上り2本
夕~夜(1600ごろ~2200ごろ) 下り4本、上り5本(うち1本は志和口発)

・夏休み期間は運休して、集中的に線路改良工事を実施

・三次~下深川間の代行バスは従来通り運行

とあります。存外多くの本数、遅い時間までの運行が確保され、JRの努力が感じられます。
また、以前の報道ではゴールデンウィーク期間は運休と伝えられていましたが、これがなくなりました。10連休期間の人の動きに配慮したのか、工事担当者にも休んでもらうためかはわかりませんが、ありがたいことです。


河井克行代議士のブログに、JR公式にも掲載されていない、「運転計画のイメージ」という資料が画像で掲載されていました。これによると列車の走る時間は以下の通りです。

朝時間帯
<下り>
三次駅 5時20分~5時30分頃発 → 中三田駅 6時20分~6時30分頃着
三次駅 6時20分~6時30分頃発 → 中三田駅 7時25分~7時35分頃着
三次駅 7時40分~7時50分頃発 → 中三田駅 8時40分~8時50分頃着
<上り>
中三田駅 6時30分~6時40分頃発 → 三次駅 7時30分~7時40分頃着
中三田駅 7時45分~7時55分頃発 → 三次駅 8時50分~9時00分頃着

夕時間帯
<下り>
三次駅 16時00分~16時10分頃発 → 中三田駅 17時05分~17時15分頃着
三次駅 16時55分~17時05分頃発 → 中三田駅 18時05分~18時15分頃着
三次駅 18時35分~18時45分頃発 → 中三田駅 19時35分~19時45分頃着
三次駅 19時35分~19時45分頃発 → 中三田駅 20時40分~20時50分頃着
<上り>
志和口駅 15時55分~16時05分頃発 → 三次駅 16時45分~16時55分頃着
中三田駅 17時15分~17時25分頃発 → 三次駅 18時15分~18時25分頃着
中三田駅 18時20分~18時30分頃発 → 三次駅 19時25分~19時35分頃着
中三田駅 19時45分~19時55分頃発 → 三次駅 20時45分~20時55分頃着
中三田駅 20時45分~20時55分頃発 → 三次駅 21時50分~22時00分頃着

中三田~三次の所要時間は60~65分程度を見込んでいるようで、68分を標準としている代行バスよりは、少し時間短縮になるかもしれません。また、代行バスのバス停が、駅から遠いところに設定されている地区には大きな福音となりそうです。

2018/01/14 三江線、江津川本間を除き冬眠

JR西日本は14日、三江線の石見川本~三次間について「大雪の影響により、当分の間、列車の運転を取り止めます。」と発表しました。代行輸送はありません(追記、石見川本~浜原間は1月16日から、浜原~三次間は1月18日から代行輸送開始)。

従来から長期運休をしていた木次線出雲横田~備後落合間と同じ「当分の間」という再開予定を示さない長期運休がアナウンスされましたので、三江線も木次線同様の「冬眠」に入ったとお知らせいたします。当該区間は大雪のため、石見川本~浜原間は13日、浜原~三次間は11日から運休していました。

木次線の場合、一度冬眠に入ると3月初旬まで目覚めないのが通例です。
三江線は3月17日に列車増発を伴う最後のダイヤ改正、3月31日の全線廃止を控えています。
乗り納め需要も高まっているこの時期の冬眠に、地元も利用者・観光客も大きな影響を受けそうです。代行がありませんので、三江線で通院・通学をしている人たちの生活をどのように守るか、地域や行政の支援が欠かせません。


2017/01/16追記

16日から石見川本~浜原間の代行輸送が始まりました


2017/01/17追記

18日から浜原~三次間でも代行輸送を始めることがアナウンスされました。


2017/02/01追記

2月2日から石見川本~浜原間で運転を再開することがアナウンスされました。
同区間は1月13日から運休しておりましたので、冬眠期間は20日間となりました。

2018/01/11 木次線、今シーズンも冬眠に

JR西日本は11日昼、木次線出雲横田~備後落合間の運行状況について「当分の間、列車の運転を取り止めます。」としました。JRが期間を定めない運休をアナウンスしましたので、本ニュースでは、同区間が恒例の「冬眠」に入ったとお知らせいたします。1月11日の始発から運転見合わせが続いております(10日は午後の1往復は運転された?)ので、1月11日からの冬眠と記録いたします

木次線出雲横田以南では、ある程度積雪があると、線路際の斜面で雪の崩落の恐れがあるなどとしてJRが「当面の間」などと表現する長期運休が行われます。ネットの鉄道趣味界隈でこれを「冬眠」と呼ぶことが、広く行われています。なお、昨2016-2017シーズンの冬眠は1月23日~3月7日の44日間でした。冬眠しなかった2012-2013を除いた、直近5回の冬眠期間は平均で57.2日。1月11日からの冬眠だと3月8日頃まで冬眠する計算です。


(過去の冬眠)
2005-2006 12月22日~3月29日(98日間)
2011-2012 1月5日~3月29日(84日間)
2012-2013 冬眠せず
2013-2014 12月28日~3月21日(84日間)
2014-2015 2月10日~3月27日(46日間)
2015-2016 1月23日~2月19日(28日間)
2016-2017 1月23日~3月7日(44日間)

2017-2018 1月11日~ 追記 3月15日(64日間)

追記
2018-2019 冬眠せず
2019-2020 冬眠せず
2020-2021 12/20~12/28(9日間) 、12/31~2/14(46日間)、 2/18~2/28(11日間)
2021-2022 12/26~1/9(15日間)、1/13~3/25(72日間)
2022-2023 12/18~

(ソース:JR西日本列車運行情報)


1月15日の情報更新で、状況説明が
「大雪により、除雪作業や複数箇所での倒木の撤去作業、線路点検に時間を要しているため」と詳しくなりました。


木次線出雲横田~備後落合間は、3月16日の始発から運転を再開し、今シーズンの冬眠期間は64日間となり、2ヶ月を超える長期運休となってしまいました。

2017/06/29 2016年の芸備線脱線事故、安全委報告まとまる

昨年7月14日早朝に、芸備線西三次~志和地間で発生した脱線事故。これについての運輸安全委員会の報告書が6月29日に公開されました。
http://jtsb.mlit.go.jp/jtsb/railway/detail.php?id=1894

切り通しになっている斜面に設置された、山からの水を逃がす排水溝(縦下水)の入口が大雨に流された土砂で塞がる。

排水溝の蓋の上を水や土砂が流れてしまったため、本来水が流れ落ちるべきところを飛び越えて、線路に土砂が流入。

堆積した土砂に列車が乗り上げて脱線。

ということのようです。詳しくはリンク先をご覧ください。

2017/01/25 木次線出雲横田~備後落合間 冬眠宣言

JR西日本は25日深夜、木次線出雲横田~備後落合間の運行状況について「当分の間列車の運転を取り止めます。」としました。JRが運休の長期化をアナウンスしましたので、本ニュースでは、同区間が恒例の「冬眠」に入ったとお知らせいたします。1月22日の午後から運転見合わせが続いておりますので、1月23日からの冬眠と記録いたします

木次線出雲横田以南では、ある程度積雪があると、線路際の斜面で雪の崩落の恐れがあるなどとしてJRが「当面の間」などと表現する長期運休が行われます。ネットの鉄道趣味界隈でこれを「冬眠」と呼ぶことが、広く行われています。なお、昨2015-2016シーズンの冬眠は1月23日~2月19日(28日間)と比較的短いものでした。


中国山地では1月中旬に入ってから気候が悪化し、1月14日からいくつかの線区で列車の運休が発生、木次線出雲横田以南では15日の最終列車から運休となりました。「冬眠」も懸念されましたが、日中に排雪列車を走らせるなど、懸命な復旧作業が展開され19日から運転が再開されました。

ところが翌週には再び強い寒気が流入、山陰では記録的な大雪となり、24日には鳥取県内では米子道や陰陽連絡の主要国道で数百台の車が立ち往生する事態となりました。鉄道も山陰本線・伯備線・因美線などが断続的に運転を見合わせ、大混乱となりました。

木次線では22日の昼の備後落合行きが、大雪のため三井野原駅から先に進めなくなりました。乗り鉄ばかりだったという乗客は、代行タクシーで伯備線の生山駅に移動することとなりました(備後落合に行っても本来の接続列車が発車済みのため)。この車両が折り返して出雲坂根~出雲横田間で営業運転をして以降、出雲横田以南が運転見合わせとなり、1月26日現在も運休が続いています。


(過去の冬眠)
2005-2006 12月22日~3月29日(98日間)
2011-2012 1月5日~3月29日(84日間)
2012-2013 冬眠せず
2013-2014 12月28日~3月21日(84日間)
2014-2015 2月10日~3月27日(46日間)
2015-2016 1月23日~2月19日(28日間)

2016-2017 1月23日~

(ソース:JR西日本列車運行情報、twitterなど)


(後日補足)
2016-2017シーズンは3月8日始発からの運転開始となり、
冬眠期間は1月23日~3月7日の44日間でした。

2017/01/14~ 大雪の影響 井原市駅では軒が落下

gn20170118a(構内から)

gn20170118b(駅舎内から)

gn20170118c(駅構内側を側面から)

1月18日早朝、芸備線の井原市駅で駅舎のホーム側の軒が落ちているのが発見されました。
原因調査はこれからということですが、屋根の上には数日前から降っていた雪が積もっている状況でした。

落下した軒は、駅舎からホームへの動線上にあり、落下した瞬間に通行者があれば重大事故となる恐れもありました。人が巻き込まれなかったのは不幸中の幸いでした。

地元からは芸備鉄道開業当初からの駅舎が損壊したことを悲しむ声や、これをきっかけとした取り壊しを懸念する声も上がっています。

(追記)
JR西日本からのリリースが出ました。原因について「先日からの雪により、駅本屋の屋根に堆積した雪が庇にすべり落ちその重みにより、庇(屋根)が落下したのではないかと推測されます。」としています。

芸備線 井原市駅舎の庇が落下した事象について
http://www.westjr.co.jp/press/article/2017/01/page_9797.html


・芸備線の雪

東城~備後落合間は14日の昼の列車から17日朝の列車まで運転を見合わせ、この区間は代行輸送が行われませんでした。

15日には備後落合~備後庄原間も午前中運転見合わせとなりました(代行輸送あり)。備後庄原~広島間は、列車は動きましたがダイヤが乱れ、広島~三次で最大15分、三次~備後庄原(再開後は備後落合)間は最大60分の遅れとなりました。

芸備線では15日、この他に13時50分頃に上三田~中三田間の踏切でスリップして立ち往生している軽乗用車に列車が衝突しました。人的被害はありませんでしたが、列車4本が運休し、遅れも発生しています。

16日には、倒木の情報が入ったため、始発列車から白木山駅~狩留家駅間、向原駅~志和口駅間で徐行となりました。朝ラッシュ時間に、戸坂駅で乗客救護を行ったこともあいまって、広島~三次間は一部の列車が運休、最大で60分の遅れとなりました。三次~備後落合間にも遅れが波及しています。

雪とは関係がありませんが、17日にも朝ラッシュ時間に安芸矢口駅で乗客救護があり、一部の列車が運休し、最大で30分の遅れが発生しました。

・福塩北線の雪

15日朝に、備後安田~吉舎間で倒竹が発生し、列車に5~15分の遅れがでました。
また、芸備線で起きた踏切事故のため、広島からの直通列車が遅れ、一部の列車に最大30分の遅れがでました。
16日も、芸備線の線路確認・徐行の影響が波及し、最大40分の遅れとなりました。

・木次線の雪

木次線出雲横田~備後落合間は、15日の最終列車から運転見合わせとなり、18日いっぱいの運休が発表されています。このまま冬眠(当面の間運休)となってしまうのでしょうか。見合わせ区間では代行輸送が行われています。

(ソース:JR西日本運行情報、中国新聞)
(井原市駅画像提供:Nさん。ご提供ありがとうございました)

2016/6/23 芸備線西三次駅~志和地間で土砂崩れ、一日半不通に

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(上 通常充当されない夜間の列車にキハ120 下 甲立行きの発車案内表示 画像提供:西の箱根越えさん ありがとうございました!)

広島県全域で6月22日(水)の午後から強い雨が降り、23日(木)未明までに100ミリを超える雨量(広島・アメダス)となりました。山陽本線では22日深夜にセノハチで列車が土砂崩れに乗り上げ脱線するという事故も起きています。安芸矢口でも近隣地域の避難勧告を通知するエリアメールが未明に頻発、太田川からは緊急サイレン鳴動と眠れぬ夜となりました。

23日の早朝に、芸備線の西三次~志和地間で、線路脇で土砂崩れが発生し、大量の土砂が線路に流入しているのが見つかりました。

大雨に係る線路点検のため、23日始発から三次~広島間で運転を見合わせました。午前9時には甲立~広島間で運転を再開しましたが、多くの車両が三次に閉じ込められる形になったため、再開後も一部の列車が運休となったり、所定の編成よりも少ない車両での運行となり、終日混乱しました。上り列車では普段は存在しない「甲立行き」の表示が行われ、好事家を喜ばせました。

明けて24日(金)、引き続き車両が不足した状態で朝ラッシュを迎えることとなりました。所定5両編成の列車が2連で運行されたり、4両編成の列車がキハ120の2連で運行されるなど輸送力の不足が著しく、広島行きの列車はいずれもすし詰め状態、安芸矢口駅では大量の積み残しが発生してなかなか解消せず、戸坂・矢賀駅では何本もの満員列車を見送る利用者が続出という大変な事態になりました。

朝ラッシュが終わる頃には、強い降雨のため運転再開区間も再度の雨徐行となりました。土砂流入箇所の復旧など進められるのかと危惧されましたが、関係各所のご尽力あって24日の17時53分に三次~甲立間も運転再開となりました。遅れは24日深夜まで続きましたが、25日の始発からは通常の運行に戻りました。

2016/2/20 木次線 出雲横田~備後落合間運転再開見込み

JR西日本は18日、長期運休をしている木次線の出雲横田~備後落合間を、今後天候の乱れや新たな災害がなければ、2月20日(土)の始発から運転再開すると発表しました。

同区間は1月23日から列車の運転を終日取りやめており、1月25日には「当分の間」と期間を定めない運休に入ったため、当サイトなどで「冬眠」と表現していました。

このまま運転が再開されますと、今シーズンの冬眠は1月23日~2月19日の28日間となり、冬眠しなかった2012-2013シーズン以降では最も短い冬眠となりそうです。

(過去の冬眠)
2005-2006 12月22日~3月29日(98日間)
2011-2012 1月5日~3月29日(84日間)
2013-2014 12月28日~3月21日(84日間)
2014-2015 2月10日~3月27日(46日間)

2015-2016 1月23日~2月19日(?) (28日間?)

(ソース:JR西日本ニュースリリース2016年2月18日付「木次線 運転再開見込みについて」)

2014/8/20 広島土砂災害 芸備線でも小規模土砂崩れ

8月20日未明の豪雨で、広島市安佐南区、広島市安佐北区可部町などでは土砂災害が発生し、多くの人命が喪われ、幹線道路やJR可部線も長く不通になるなど大変な被害が出ました。

芸備線沿いでも小規模な土砂崩れ、倒木などが発生し、芸備線三次~広島間は8月20日、8月21日のまる二日間、終日運休となりました。

玖村~安芸矢口間でも土砂崩れ箇所があり、画像提供をいただきましたのでご覧ください。

gn20140822b

まず遠景。芸備線が太田川沿いに出てくる部分、一部新しいバラストが敷いてある箇所があります。これを真正面から見ると・・・

gn20140822a

この通り、線路際の斜面が崩れています。たいした高さの崩落には見えませんが、それでも線路際に残された土砂だけでも大変な量です。撤去済みの土砂はどれだけあったことでしょうか。災害の恐ろしさを感じさせます。また、二日間での復旧にこぎつけた鉄道関係者の皆様のご尽力に改めて感謝ですね。

(画像提供:M様、8月22日撮影)

 

2014/06/16 JR西日本 三江線の全線復旧を発表

JR西日本は6月16日、平成25年8月の豪雨災害で普通となっている三江線の運転再開見込みを発表した。発表によると、再開は7月19日(土)で多くの学校の夏休み入りにあわせての運転再開となりそうだ。見込み通りの再開となれば、江津~浜原間には11カ月弱ぶりに、列車が戻ってくることとなる。

・三江線(江津~浜原駅間)の運転再開見込みについて

平成25年8月24日(土曜日)未明から、島根県西部を中心に発生した短時間の局地的な集中豪雨の影響により、三江線 江津本町~石見川本駅間において線路や橋梁りょうなど72箇所で大きな被害が発生し、現在、同線では江津~浜原駅間の運転を見合わせ、バスによる代行輸送を行っています。
これまで、島根県をはじめ、関係自治体の皆様のご協力を賜りながら順調に復旧工事を続けてきております。今後、新たな災害などの影響を受けなければ、線路設備の安全点検を含め、平成26年7月18日(金曜日)までに復旧作業を終了し、翌日19日(土曜日)の始発列車より運転再開出来る見込みが立ちましたのでお知らせします。

詳細

今後の運転計画
○三江線 江津~浜原駅間 (駅間距離 50.1キロメートル)

平成26年7月19日(土曜日)の始発列車から運転再開見込み

(被災箇所などを記した別紙pdf省略・以下概略)
・主な被災箇所
 (1)江津本町~千金間 切土崩壊
(2)川平~川戸間 土砂流入・道床流出等22箇所(被災箇所最多区間)
(3)川戸~田津間 土石流・道床流出等11箇所(約60メートルの砂防ダムを設置)
(4)鹿賀~因原間 橋脚流出(井原川橋梁)

・三江線の被災状況
土木・軌道関係 69件(橋脚流出1、橋台護岸流出1、切土崩壊10、土砂流入22、築堤崩壊5、道床流出9、線路陥没2、土砂堆積5、土留壁変状2、土石流11、のり面工変状1)、電気関係 3件(ケーブル損傷3) 合計72件

(記事引用:JR西日本プレスリリース 2014年6月16日付)